みっぽのパン教室 -2ページ目

みっぽのパン教室

はじめまして。
40代の主婦です。
パン作りが大好きです♪

2015年うつ病になりました。
体調が良くなってから、パン作りをはじめました。

パンを作りながら、人に少しでもあたたかい時間を
過ごしてほしいと思い、パン教室を開いています。
宜しくお願います




こんばんはメロンパン飛び出すハート


「はじめまして」は、こちらから🌱『はじめまして』はじめまして。40代の主婦です。パン作りが大好きです🍞🥖🥯💕2015年うつ病になりました。長女が小3、双子娘が小1の時でした。発症当初は辛い症状がたくさんあり…リンクameblo.jp


今日、パン教室の帳簿をつけて、ようやく、準備のひと段落がつきました音符


ライセンスを取得してから、やることが多すぎて、メチャ大変だった😅


これから、雑になってるところを少しずつ修正していきます音符


写真、文章、インスタなど整えたいな。


あと、いつかは、心がしんどい方の、居場所作りにもしていきたいなと思っているので、


簡単な方法で作るパンも勉強していきたいです音符


どこまで出来るかわからないけど、無理せず、コツコツやっていきます🌿


生徒さんのお申し込みは、まだ、ないんですよ。ゼロです。


でも、お友達が一人、コースレッスンに来てくれるので、丁寧に心を込めてレッスンしたいですドキドキ




さて、さて、「枝豆しらすパン」を作りました音譜



オーバーナイト発酵で作りました♪


オーバーナイト発酵とは、こねた生地を冷蔵庫で一晩ゆっくり発酵させる方法のこと☝️

低温で時間をかけて発酵させることで、生地が扱いやすくなり、風味もよくなります🌷


冷蔵庫で、24時間後⏰約2倍になりました花



枝豆と、しらすと、チーズを包んで焼き上げました♪


やさしい味わいで、食事にもおやつにもぴったりなパンです🍞飛び出すハート


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お気持ちが沈んでしまう可能性のある内容になります。ご無理のない範囲でお読み下さい。




私は、うつ病で、精神疾患の当事者でもあり、統合失調症の姉を支える家族でもありました。

どちらの立場にも、痛みと必死さがあります。
だから、どちらかを正解にするのではなく、
両方とも尊重したいと思います。

感じた事は、
支援がないわけじゃない。
みなさん、助けたくないわけでもない。
でも、支援と支援が繋がってない、理解が薄い。
その隙間に、当事者と家族が落ちていく。

私は専門家ではありません。
でも、現場の一人として、どこで助けを求めても、なかなか医療に繋がらなかった現実を書いています。

〈警察を呼んでしまった〉

受け入れてくれる病院探しと同時に、叔母、父、兄へも姉の状況と、統合失調症と、入院への理解を電話して、話していました。


そんな風に、名古屋で電話やメールしまくってると、ある日母から電話が来ました。

「お姉ちゃんが、警察を家に電話で呼んでしまって、お母さんが認知症だというのよ。みっぽ、警察の方に電話代わってくれる?」

と言われました。

どうやら、姉が、母が認知症でおかしくなったと思い込んで警察の方を呼んでしまったのですが、警察は、姉がしっかりした口調で言うので、高齢の母を疑って、母の方がボケていると思われていたのです。

私は電話で、警察の方と、

「姉は統合失調症の疑いがあり、今、緊急入院できるところを探して待っている状況です。精神救急にも問い合わせたし、市役所にも相談済みです」

と言って、納得してくれました。

次にまた、こう言う事がある時は、ちゃんと警察の方でも対応します。

といってくれました。

私は、「姉が、ひとときも目が離せない状況なんです。母も高齢ですし、本当に助けて欲しいんです。警察で何とかできますか?」

と聞いたら、

そうすると、やはり、精神救急へ連れて行き、そこで対処して、家へお帰りになるパターンが一般的です。

と言われました。

分かってはいたけど、精神病に対する窓口と、理解が薄すぎると感じました。

私のうつ病の時もそうだったけど、ちゃんと、早く対応したら、効くお薬があるのにも関わらず、医療へなかなか繋がらない状況だと身に染みてわかりました。



つづく




姉は今、お薬を飲みながら、叔母とのんびり暮らしています。

私は姉と、
パンのマルシェに出店する事が夢です。

いつか、姉と
母の絵の個展も開きたいです♪
今は、得意なパン作りでパン教室の先生をさせてもらい、皆さんに心の癒しをお届けしたいです。



ご覧いただき、ありがとうございました😊

皆さまが、穏やかに過ごせますように🍀


みっぽのパン教室




こんにちはメロンパン飛び出すハート


「はじめまして」は、こちらから🌱『はじめまして』はじめまして。40代の主婦です。パン作りが大好きです🍞🥖🥯💕2015年うつ病になりました。長女が小3、双子娘が小1の時でした。発症当初は辛い症状がたくさんあり…リンクameblo.jp



昨日は、午前中は、双子あねのソフトボール、保護者会の打ち合わせ(年末にボーリング大会があるのです)、午後は、双子いもうとの、医療脱毛の説明を聞きに行きましたチュー


私は、自分がムダ毛自己処理が大変だったので、娘たちには、やってやりたいとずーっと思っていて、


「ママはあなた達に、医療脱毛をさせてあげたい」とずっと言っていたのですが、


何かと忙しい娘達アセアセ


双子いもうとは、ソフトテニス部なんですが、監督と、部員で、いろいろあり、土日祝が部活無しになったので、急遽脱毛する事に決まりました😅


良いんだか、悪いんだか😅


その分のお金は別にとってあったのですが、、、やっぱり、お高いですねーあせる


私は、おばさんになったから、美容代は娘に、、、と思ってたのですが、6○才になる旦那のお母さんが、最近眉毛アートしたって、見せてくれて、、!


何歳になっても、やっぱり、女性はキレイになりたいですね✨✨✨私も美意識高く生きたいものです。


みなさんは、脱毛しましたかー?美容について、意識してることありますかー?


良かったら教えてくださいね♪


さて、


「抹茶のホワイトチョコノット」


のパンを作りました音符




ほろ苦い抹茶と、ホワイトチョコの甘さが、とってもよく合うんです照れ





仕上げに卵塗ったのが失敗アセアセ


もっと抹茶の色がきれいにでたのにーあせる


卵は、焼き色を良くする効果もあるのです。


普通のパンは、焼き色つけたいけど、抹茶の色は、きれいな緑色残したかったです🍵


お味はとっても美味しく焼き上がりましたドキドキ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お気持ちが沈んでしまう可能性のある内容になります。ご無理のない範囲でお読み下さい。


私は、うつ病で、精神疾患の当事者でもあり、統合失調症の姉を支える家族でもありました。

どちらの立場にも、痛みと必死さがあります。
だから、どちらかを正解にするのではなく、
両方とも尊重したいと思います。

感じた事は、
支援がないわけじゃない。
みなさん、助けたくないわけでもない。
でも、支援と支援が繋がってない、理解が薄い。
その隙間に、当事者と家族が落ちていく。

私は専門家ではありません。
でも、現場の一人として、どこで助けを求めても、なかなか医療に繋がらなかった現実を書いています。

統合失調症⑨(送迎してくれるところを探す)


もう一つの問題は、病院、薬という言葉すら言えない、緊迫感がある姉を、どうやって、診察室まで連れて行くのか。


病院側は、診察室からは、入院する病室まで連れて行ってくれると言う事ですが、


診察室までは、なんとかして連れてきてください。


とのこと。


なんとか、、、って言われても、説得なんて、無理だし、強引に連れて行くことは私と母では無理。


もし、失敗したら、体力も気力も失われます。


すると、病院側が、統合失調症などの、病気を患ってる患者さんを、病院まで連れていくという、会社があるとのことでした。

そうなんですか?!

ただ、病院からは、紹介できないらしいのです。

一回、市役所の保健所に問い合わせてみてくださいとのこと。

うーん、また、電話かぁ。と、もう、罰ゲームみたいに電話ばかり。

姉が住んでいる隣の市役所に電話しましたが、こちらの市の方が、精神疾患の方に対しての対応がちゃんとしてました!

市でも、体制が全然違うんだという事を感じました。

すぐに、送迎してくれる会社を2つ教えていただき、一つの会社にきめました。

話も親身になって聞いてくれて、姉の状況もよく分かっていただき、責任持って診察室まで連れて行ってくれるとのことでした。

何人も、統合失調症の急性期と思われる方を診察室まで連れて行った経験もある方でした。

ただ、料金は、10万円以上かかりましたが、そんな事は言ってられません。

あと、病院の指定した時間と、その、連れて行ってくれる方のスケジュールが同時に空いていないと、いけませんでした。

空いてないと、また、ふりだしで、調節しなければいけない。
そして、私もサポートするのに、実家にいなければいけない。

3つのスケジュールが合わないと、緊急入院につながりませんでした。

気持ちが重たくなりましたが、今の姉の危険度と、母の疲弊ぶりを考えるとやるしかない。

そして、また、次の日、5つ目の病院に電話してみたけど、今日も空いてないとのこと。そして、3つ目の病院、7番目にベット空きを待っていた病院へ電話してみました。

すると、驚いたことに、

「先日の談話で、〇〇病院にもう、変えられたのかと思い、順番から、外してしまいました。」

と言われました。

え、、、そんな事言ってないよ!!

些細な事かもしれませんが、とってもとってもショックでした。

私も切羽詰まってるし、病院側も余裕がないのがよく分かります。
一応、また、最後にはなるけど、また、順番に入れてもらいました。

諦めるわけにはいかないからです。

私の家では、中3の双子娘が高校に入学すると言うことで、家の方の細かい準備にも追われていました。

長女も、ソフトボールのキャプテンだったので、毎日の食事に手を抜くことはできませんでしたし、サポートも必要でした。

つづく


姉は今、お薬を飲みながら、叔母とのんびり暮らしています。
私は姉と、
パンのマルシェに出店する事が夢です。

いつか、姉と
母の絵の個展も開きたいです♪
今は、得意なパン作りでパン教室の先生をさせてもらい、皆さんに心の癒しをお届けしたいです。





おはようございます☀️


「はじめまして」は、こちらから🌱『はじめまして』はじめまして。40代の主婦です。パン作りが大好きです🍞🥖🥯💕2015年うつ病になりました。長女が小3、双子娘が小1の時でした。発症当初は辛い症状がたくさんあり…リンクameblo.jp


「メープルバターのミニウールロールパン」


作りました♪


150gの粉で、分割は3分割音符



シリコンのミニ食パンの型を購入しました音符






メープルバターが甘くて、食パンの生地にピッタリ🍞💕


食べ応えあって、この、ミニ食パンと、サラダで食事ばバッチリ👍


私のレッスンにも取り入れたいなーと思いましたハート


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お気持ちが沈んでしまう可能性のある内容になります。ご無理のない範囲でお読み下さい。




私は、うつ病で、精神疾患の当事者でもあり、統合失調症の姉を支える家族でもありました。

どちらの立場にも、痛みと必死さがあります。
だから、どちらかを正解にするのではなく、
両方とも尊重したいと思います。

感じた事は、
支援がないわけじゃない。
みなさん、助けたくないわけでもない。
でも、支援と支援が繋がってない、理解が薄い。
その隙間に、当事者と家族が落ちていく。

私は専門家ではありません。
でも、現場の一人として、どこで助けを求めても、なかなか医療に繋がらなかった現実を書いています。

〈名古屋へ帰り、兄と電話する〉

次の日、5つ目に電話した病院に電話しました。
ここは、予約できないので、毎日電話して、空いてたら緊急入院できるシステム。
毎日振り出しです。

あと、3つ目に電話した病院に、順番が7番目という予約をしていたので、確認の電話をしました。

「順番はまだなんです。なので、うちの病院に遠慮せずに、他の病院も聞いてみてもらってもいいですか?」

私「もう、うちの近辺の緊急入院できる病院には電話したんです」

私「実は、S病院にも、毎日電話していて、もし、空いていたら、そちらの病院に緊急入院できるんですが、予約制ではないのです。」

「そうなんですね!それは、よかったです!」

と、言われました。

2泊程実家で過ごして、

私は、姉も母も心配でしたが、娘たちもいるので一回、名古屋へ帰りました。

大きな問題は、病院や薬を嫌がる姉をどうやって病院まで連れていくのか。

無理やり車に乗せることは、母と私では、到底できない。。。
説得は、絶対に無理。

どうしよう。

私は、3人兄弟で、7つ上の兄がいます。

兄は、毎日お仕事で忙しく、たまに海外出張へも行くし、子どもも2人いて、あまり実家へ帰れませんでした。

とても、優しくて、昔から頭の良い大好きな兄です。

でも、忙しくても、これは、兄にも相談して、何とか車を出してもらおうか。。。

と、兄に電話しました。

大体の話は、兄は叔母から聞いていました。

兄「大体の話は聞いたけど、まずは、近くの病院へ連れて行った方がいいと思うんだ。
まず、姉に迷惑をかけるな、ちゃんとしろと、説得するから」

、、、えーっと、また、兄にも説明しなくては。。。

私は、名古屋で、バタバタしつつ、兄に長いこと話をしました。

私はかなり疲れていましたが、兄は、理解してくれました。事の重大さをわかってくれました。

すると、しばらくして、兄から電話が。

兄「みっぽ、この件は、お兄ちゃんに任せてくれ。みっぽは、名古屋にお嫁に行った。名古屋の方の家族を大事にしてやってくれ。子どももいるし。これは、こっちの問題だから、大丈夫だから」

と、兄は、私を気遣って、そう言ってくれました。

みんな、心配してくれてる。。。

私「お兄ちゃん、ありがとう、でも、今やっと病院が絞れたの。私は、大丈夫だから、私に入院まで、やらせて。お兄ちゃんも、仕事で忙しいし、あと、少しだから。」

と、やはり、兄とも長い事話し合い、何かあれば、すぐに手伝うという事で、話がまとまりました。
しかし、仕事があるから、緊急入院の送迎には対応できないとのこと。 仕方ないです。

入院先が決まっても、家から、病院の診察室までどうやって姉を連れて行こう。。。

また、一つ、考えなければいけないことが増えました。

つづく


姉は今、お薬を飲みながら、叔母とのんびり暮らしています。
私は姉と、
パンのマルシェに出店する事が夢です。

いつか、姉と
母の絵の個展も開きたいです♪



みっぽのパン教室


こんばんは🌙


今日は久しぶりに、「母の絵」です音譜


「はじめまして」は、こちらから🌱




今まで、どんな絵を載せてたか忘れましたあせる

かぶってたらごめんなさい🙏











今日は、私のうつ病の話。


うつ病になる前は、たとえ疲れても、元気に行動して、ポジティブで明るい方でした。社交的で、友達も多い方、常に前向きでした。


でも、うつ病になると、なんで、こんなに落ち込むんだろうというくらい、落ち込み、苦しみました。


ずーっと下を向き、苦しい顔ばかり。


あまりに、ぐちぐちと、ネガティブなことばかり言うし、お薬が効かないと私がしつこく言うので、


看護婦さんに、「お薬は、効くよ効くよ、って思わないと効かないんだよ。」


って言われたから、


私は、「これを飲んだら、楽になるんだ。効くんだ」と思って飲んだけど、効きませんでした。


また、おばさんに、感謝が足りないとか、蜘蛛の巣症候群だとか、好きな事に集中しなさい。頭の中で、嫌な考えを切り替えてとか、ここにある自分を遠くから眺めてみてとか、長く説得してくれて、やってみたけどダメ。

旦那も案をいっぱい出してくれて、ヨガをやってみたけど、苦しくて辛いだけで、すぐ辞めました。


楽しもうと、フラダンスに行こうとしても、辛くて現場に行けず、ピアノをやろうと思っても、辛くてやめました。


また、ある日、寝てばかりいるから、


もういやだ!テンションあげよう!と思い、ずーっと好きだったドリカムのコンサートを見てみたけど、とっても落ち込みました。


うつ病は、自分ではコントロールができないのです。


だから、あなたができないのではなく、うつ病が、病気がそうさせているのです。


あなたが悪いわけでは、ないのです。


自分を責めてしまう私に、カウンセラーさんは何度も何度もそう言ってくれました。


その他、過去のうつ病体験記にも書きましたが、良くなろうといろいろしましたが、


私の場合、結局合うお薬が見つかったことで回復していきました。


だから、私の経験上、早めに合う先生と、合うお薬を見つけることが大事だと思いました。


お薬は、合う合わないがあります。私は、デパスは、全然効きませんでした。

リスペリドンは、副作用がすごく出ました。


お薬も、解熱剤のように、すぐ熱が下がるわけではなく、1〜2週間しないと効き目が分かりません。


私も、最近アナフラニールを減薬しましたが、すぐに体調が悪くなるわけではなく、

減薬して、1〜2週間後に大丈夫かどうかみます。


大丈夫だといいなーキョロキョロ


ちなみに、体重は、全然減ってません赤ちゃん泣き











ご覧いただき、ありがとうございました😊
皆様が穏やかに過ごせますように🍀





こんばんはメロンパン飛び出すハート


「はじめまして」は、こちらから🌱『はじめまして』はじめまして。40代の主婦です。パン作りが大好きです🍞🥖🥯💕2015年うつ病になりました。長女が小3、双子娘が小1の時でした。発症当初は辛い症状がたくさんあり…リンクameblo.jp



今日は、ずーっと学んでみたかった、


「オーバーナイト発酵」での、パン教室へ行ってきました♪


作ったのは、「シュガーバターパン」


オーバーナイト発酵は、生地を捏ねてから、冷蔵庫の中で、ゆーーーっくりと発酵させる方法アップ


なので、前日捏ねて、次の日に成形するから、時間にゆとりが持てます音譜


Instagramを見てどうしても、この先生の方法を学びたい!!と思い、車で30分以上運転して行きましたよー🚗


はじめましての、先生だったので、緊張しましたが、とっても勉強になったので、本当習って良かった❣️


何よりびっくりしたのが、捏ねる力が少なくて良い。座って成形できる飛び出すハート


目から鱗でした目





こちらの本も見て、お勉強。


パンって、色んな作り方があって、楽しいです💓


このレッスンは、あと4回あるので、

楽しみです😊飛び出すハート



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お気持ちが沈んでしまう可能性のある内容になります。ご無理のない範囲でお読み下さい。


私は、うつ病で、精神疾患の当事者でもあり、統合失調症の姉支える家族でもありました。

どちらの立場にも、痛みと必死さがあります。
だから、どちらかを正解にするのではなく、
両方とも尊重したいと思います。

感じた事は、
支援がないわけじゃない。
みなさん、助けたくないわけでもない。
でも、支援と支援が繋がってない、理解が薄い。
その隙間に、当事者と家族が落ちていく。

私は専門家ではありません。
でも、現場の一人として、どこで助けを求めても、なかなか医療に繋がらなかった現実を書いています。

私は、緊張しながら実家につきました。

姉の「片付けている」という言葉とは全く違う光景が広がっていました。


私を見るなり、姉は


「ん?何で来たの?子どもたちは?」と不思議そうでしたが、嬉しそうな顔をしてくれました。


でも、しばらくすると、

「くさい。みっぽじゃない。どこに隠したの? みっぽをどこに!」

と、天に向かって何かと通信していました。


私は必死で「私だよ、妹のみっぽだよ、お姉ちゃんが心配で、来たんだよ」と伝えましたが、

姉は私を疑い続け、しばらくすると

「ロボットなんだね。ロボットみっぽになったんだね」

と、突然納得したような表情を見せました。


そして、私が姉に話しかけると、


「ロボットなのに、何喋ってるの」と、くすくす笑ってました。


お風呂に入ろうとすると、


「ロボットなんだから、入らなくて大丈夫だよ」

と言われました。


そして、私の目を確認、脈、においを確認して、ずっと天をみて、誰かと通信してるのです。


「はい。やっぱりそうですね。この人は危険じゃないですか。はい。大丈夫ですか。はい。」


この確認作業を,何度も何度もされました。


姉は最近ほとんどご飯を食べないと聞き、

少しでも元気になってほしくて、姉の好きなミネストローネを作りました。


でも出来上がった熱々のスープを、姉はバケツに移し、外へ捨ててしまいました。


「腐ってる! こんな腐ったもの食べられない! 臭いもん」と。


食べ物を捨てられない姉が、私の作ったものだけを捨てた。

それを見た母は、とてもショックを受けていました。

私も胸が痛かったです。


その後も、姉はノートに意味のわからないことを書き続け、

物を夜通し移動させ、時には叫び、祈り、会話がかみ合わない状態が続きました。


変わり果てた姉を目の前にして、

母は、もう限界でした。


姉は、昔、私がうつ病になった時、心配して、電話で話をきいてくれました。


双子娘を産んだ時も、長女をよく公園へ連れ出してくれたり、私が疲れると、夜中、私に変わって双子にミルクをあげてくれました。

姉がいなければ、私は子育てできませんでした。

優しい姉なんです。

諦めるわけにはいきませんでした。


急性期の症状は、本当に人それぞれですよね。

こんなにも、変わり果ててしまうものなのか。知らないと、愛する相手ほどショックがとても大きいと思います。


私にとっては姉でも、母にとっては娘。心の距離が違いました。しかも、統合失調症の事を知らなかった母の気持ちを考えると、とても辛かったです。

つづく



姉は今、お薬を飲みながら、叔母とのんびり暮らしています。
私は姉と、
パンのマルシェに出店する事が夢です。

いつか、姉と
母の絵の個展も開きたいです♪


みっぽのパン教室