今日の京都は、ぽかぽか陽気。
京都御苑の枝垂れ桜は満開に近く、観光客でにぎわっています。
京都御苑 近衛邸跡地 2026.03.24
今日のテーマは「皮膚への刺激」と「自律神経」との関係について。
自律神経はからだ全体に分布し、24時間休むことなく体の機能を調整している神経です。
「交感神経」と「副交感神経」からなり、基本的には、一つの臓器に対して、一方が促進的、他方は抑制的で、シーソーのようにバランスをとって体調の維持を図っています。
交感神経は主に「アクセル」の役割で心拍数上昇、血管を収縮させ血圧を増加させたり、危機に対応するため、筋肉を緊張させたりし、活発に動きます。
一方、副交感神経は主に「ブレーキ」の役割で心拍数を低下させたり、血管を拡げ血圧を低下させたり、筋肉の緊張を解き、身体を休息、リラックスさせ疲労の回復を図ったり、胃腸の働きを活発にし、消化を助けたりする働きがあります。
健康な状態では、これらの神経がバランスをとったり、昼夜スムースに入れ替わったして、心身を最適な状態に保ちます。
ところが、ストレスや過労、睡眠不足などで自律神経のバランスが崩れると、慢性的な倦怠感、頭痛、めまい、不眠、胃腸の不調などの身体症状、不安感、イライラ、集中力低下といった精神症状などの「自律神経失調症」を引き起こします。
疲労感に対する効果の研究で「皮膚への心地よい刺激」は疲労感の軽減に有意に働き、総合的な気分改善に効果があることが発表されました。
科学的にも、心地よい刺激は、副交感神経が自律神経指標で有意に上昇することがわかりました。
また、五感の中で触覚に働きかける刺激だけでなく、アロマなどの「嗅覚」などへの刺激も副交感神経を上昇させる効果が認められています。
スウェーデンでは、治療の一環として本格的に取り入れられているのが「タッチケア」。
タッチケアはパートナーの背中などをさすることで、痛みやストレスを和らげ、体調を回復に向かわせるものです。
ヨーロッパでも皮膚への刺激は、注目されているのですね!
京都御苑

