皆さん、こんにちは!
皆さんは、皮膚に触れたり、触れられたりすることで、痛みが軽減したり、胃腸の働きが活発になったりしたことを体験したことはありませんか?
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」からなり、特に真皮には、外部からの触覚、温覚、冷覚、痛覚、圧覚、振動や伸長などの感覚を脳や脊髄に伝える重要な感覚器(マイスネル小体、パチニ小体、ルフィニ小体、自由神経終末など)を有しています。
身体に触れられると、その刺激は感覚器から脳内の島皮質に伝達、そこからセロトニンというホルモンが分泌されて痛みが緩和することが知られています。
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、質の良い眠りややる気を増したり、自律神経を調整したりする働きもあります。
また、皮膚にゆっくり・心地よい刺激を与えると、脳内の視床下部からオキシトシンというホルモンを分泌します。
これは、別名「愛情ホルモン」と言われ、心に安らぎを与え、不安や恐怖心を減らします。
ストレスの際に発生する発痛物質であるコルチゾールの分泌を抑えることで、抗ストレス作用や中枢神経系の疼痛閾値を上昇させ、痛みを感じにくくする効果もあります。
さらに、皮膚への刺激で、真皮や皮下組織の毛細血管やリンパ管の液の流れが促進されることで、痛みの個所に存在する発痛物質(ブラジキニン、カリウムイオン、ヒスタミンなど)が拡散されて、痛みが緩和します。
痛みがあるときは、その箇所を優しく触れたり、触れられたりすることがとっても大事ですね!
京都御苑


