「分かって欲しい」が邪魔をする

こんばんは、守田矩子(のり子）です。

ちょこっと昨日の記事の補足なのですが、

「自分の事を分かって欲しい」という想いや、
自分を認めて欲しいという承認欲求が
話の結論を見えにくくする、というお話です。

講演会やセミナーに参加して、いつも感じることがあります。

聴衆から演者への質問タイムに、私は、よくモヤモヤしてしまうのです。
時に、イライラする時も。。。

ちょうど良い実例が、

『西野亮廣氏×近畿大学生スペシャルトークセッション』
の動画の中にありました↓

大阪の近畿大学の学生さんの質問に答える西野亮廣さん↓

（画像は、動画より拝借）

この動画の中で、3人の学生さんが西野さんに質問されています。

聴衆の前で西野さんに質問するくらいですから、3人とも
前向きでやる気のある、勇敢な学生さんたちだと思います。

3人の質問の内容は

①09：00～　炎上して有名になるためにはどうすれば良いか？
②17：28～　ボランティアって何？
③25：07～　募金活動でお金を集めるためには？
というものでした。

動画を見て頂くと分かりますが、
２人目・３人目の学生さんは、質問するのに約２分かかっています。

②17：28～19：18
③25：07～26：53
までが質問している時間です。

その２分の間、彼らの質問を聞いている西野さんが、
ちょっとイラついている様子が伺えます。

西野さんは、学生さんの話を一切遮らずに聞かれていますが、
相づちの打ち方から、「早よ、結論を話せよ！」というニュアンスが
読み取れます。

「結局、何が聞きたいの？」が、なかなか見えないことで
聞き手の時間と精神を奪うのですね。

たった２分弱の質問なのですが、結構、長く感じるのです。

これは、
・話がいつまで続くか分からない事　と、
・話の結論がどこにたどり着くのか見えない事　が、
聞き手にストレスを与えるのだと思います。

これ、学生さんたちの批判じゃないので、誤解しないでくださいね。

『質問』という形を取りながら、
彼らはスマホやタブレットを片手に、
自分の活動報告や持論を展開されています。

その話を聴いていると、
・あぁ、自分のことを分かって欲しいんだなぁ・・・
・「凄い」って認めて欲しいんだなぁ・・・
と感じます。

もちろん、意図してではなく、無意識に。

実際、彼らがされていることは、素晴らしい事です。
自分の欲を満たすのためではなく、
いかに社会貢献するか、について真剣に考えていらっしゃいます。

でも、そんな自分を「認めて欲しい」という欲求が
言葉の端々に見え隠れするのです。

この「分かって欲しい」がなければ、とてもシンプルで

ナイスな質問になるはずなんですよね～。

西野さんは、よく、懇親会や飲み会の席で、
オンラインサロンメンバーの質問や相談に応えておられます。

その際、１分以内で話すことを勧めていらっしゃいます。
『あなたに与えられた持ち時間は、そんなに長くないよ』
ということです。

質問する場合でも、先に

「〇〇について教えて欲しい」を先に述べて、

あとからその理由を補足するほうが、
聞き手もすんなり話が聴けるなぁ、と思った次第です。

私も、質問タイムに、同じ過ちを犯してしまいがちなので、

自戒を込めて書きました。

悩める学生たちの質問に、サクサクとナイスな答えを返す西野さん。
そんな西野さんの話を聴いてみませんか？

5/4の兵庫県川西市での講演会は、残席わずかです。
S・A・B席は完売し、2000円の自由席のみ販売中。

私の手持ちチケットは、残り6枚！
なんとか完売させたいので、出逢った際は、お声がけくださいね♪

【西野亮廣講演会　in　川西】

（日程）：2019年５月4日（祝）
（時間）：16：45開場　　　18：00開演
（会場）：川西市キセラホール
　　兵庫県川西市火打1丁目12-16
　　※能勢電鉄妙見線　絹延橋駅徒歩5分

（チケット）：
　・自由席 2000円
　・学生、新社会人特別チケット 500円

（チケットお申込み方法）：
①わたくし、チケットを持ち歩いておりますので、
会った時にお声がけください♪
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