こんにちは、タロット占い師・守田矩子(のり子)です。

昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集34-4》


実は、Yさんが鑑定に来られたのは、
今回が初めてではありません。

2年前、Yさんが
初めて鑑定に来られた時に出たカードが
OSHO禅タロットの「孤立」でした↓

OSHO禅タロット・孤立





自分の感情を凍らせてしまった人です。

氷が涙を流していますから、
Yさんの潜在意識下には、
「怒り」や「悲しみ」など、涙の伴う感情があるはずです。


この時、自分の過去の感情を溶かし、
ノートに書き出して頂くことを宿題として
持ち帰って頂きました。

そしてYさんは、この2年間で
真摯に宿題に取り組んで下さったのです。



以下、Yさんから頂いたご感想です↓


★のり子さんが、
「過去のことを思い出して
感情を味わって氷を解かしてね」
と言って下さったことを、少しつづ進めています。

そうすると、父への感謝の気持ちが溢れてきました。

父のことを恨んでる部分がありましたが、
父があんな風にお酒を飲んで母にあたっていたのは、
父の叫びだったんだ、
父もつらかったんだなぁと思えて、
それでも会社に勤め続けて
育て続けてくれた父に感謝が溢れてきました。



★「私は、甘えん坊の女性が苦手で、
私自身も甘えん坊と言われることも苦手で、
一人で何でもがんばるしっかりもの、
という自分を演じてきました。
しかし、本当はめちゃくちゃ甘えたかった。

小さい頃、私も妹みたいにお母さんに甘えたい。
でも甘えられない日々。

私の中には「甘えたら嫌われる」という思いがあります。

甘えられることの苦手な母親。
更には、小さな子どもを抱えて大変そうなのに、
私まで甘えたら申し訳ないし、嫌われる。
それは私にとって、この世で一番恐ろしいことでした。

だったら、しっかりものになって、
何でも一人でできるようになって、
それでほめてもらう、
それが私にとっての唯一の愛情のもらい方、
になっていました。」



★「お母さんがお父さんの言いなりになって、
反抗しないで影で泣いてたり、
夢をあきらめたりしたのが、
お母さんに対してものすごく腹が立っていました。

その感情を消化したら、
父親へのネガティブな感情が消えました。
父に対してそっけない態度をとっていたのが、
自然に消えていた。

小さい頃いっぱい悲しかったし、
自分もつらかったけど、
家族が悲しんでることがつらかった。

母が泣いてる姿がつらかったり、
父が孤立していく姿もつらかった。
そういうのがつらかったんやなとわかりました。

今は悲しみを悪としてて、撲滅したい。
家族にも世界の誰にも悲しみを味わってほしくない、
という想いがあるけれど、
悲しみをそんなに拒絶していることを
もう少し見つめてみたい。」


転載、以上。



時間をかけて、「なかったこと」にしてきた
沢山の感情、特に「悲しみ」を思い出されたYさん。


Yさんが悲しんでいたのは、
家族をものすごく愛していたからですね。

愛がなければ、それだけ大きな悲しみは
生まれません。



どうやら、小さい頃の経験によって、
Yさんの潜在意識の中では、
『悲しい状態=愛』という『思い込み』が
出来上がっていたようです。

愛する家族と共にいた時間、
いつも「悲しみ」を感じていたからです。

そして今でも、
悲しみを感じることで、愛を感じるのですね。


ですから、
『悲しい目に合わせてくれる人が好きな人。
悲しい目に合わせない人は好きではない人。』

という『勘違い』が、
Yさんの潜在意識の中で起こっていました。

Yさんが、今までパートナー選びに
迷走していたのは、この『勘違い』のせいです。



そして、悲しみを悪者として『ないもの』にしようとすると、
「悲しみ」は、存在に気づいて欲しくて
悲しい出来事を次々と引き寄せます。

悲しみが続かないようにするためには、
「悲しい」が自分の中に『ある』と
認めてあげることが必要です。



私はYさんにお伝えしました。


私:
「今、イメージの中で、小さい時のYちゃんに戻って、
お母さんに『悲しい』を伝えてみて下さい。」

Yさん:
「でも伝えたら、もっと悲しむのではと伝えられません。
お母さんが病気になっちゃうかも。」

私:
「お母さんは大丈夫です。
当時のYちゃんに戻って、
『お母さん、私悲しい』と言ってみて。」


Yさんは、泣きながら伝えて下さいました。


Yさん:
「(イメージの中で)お母さんも泣いている。
当時、伝えればよかったかな、
一緒に泣けばよかったかなと思いました。」

私:
「でも小さいYちゃんは、
そこまで考えられなかったからね。
一人でがんばっちゃったね。」





今までのYさんは、恋愛中に悲しいことがあっても
その悲しみを『ないこと』にして
乗り越えて来られました。


Yさんが『向き合わないといけない問題』は
自分の中の「悲しみ」だったようです。

『無かったこと』にしてきた「悲しみ」と
向き合うことを『先延ばし』にしていると
ミラクルは起きません。


ステラカード・ミラクル






私:
「Yさん、これからはちゃんと悲しんで欲しい。
何か悲しいことが起こった時に、悲しんで下さい。

今までは、悲しいことが起こっているのに、
”悲しんじゃだめ、悲しんじゃだめ”
とやってきたでしょ。
これからは、それをどんどん外に出して欲しい。

Yさん、本当は17歳年下の彼を大好きなはずですよ。

でも悲しみたくないから、それを押さえてる。
好きじゃないことにしているんです。

悲しいことがあったら、彼に話して欲しい。
彼は、それを受け止めるだけの器のある人です。」





Yさんが、今まで「好き」だと感じていたのは
Yさんを『悲しませる人』です。
そして、その悲しみを受け止めてはくれない人です。

『悲しませてくれる人探し』をしていたため、
Yさんは、パートナー選びに迷走していたのですね。


17歳年下君は、Yさんを悲しませる人ではありません。
だから、すぐに「好き」とは感じられなかったのでしょう。

17歳年下の彼は、もしYさんが、
「悲しみ」や「寂しさ」を感じる事があれば
それを受け止めてくれる人のはずです。


《タロット占い・結果実例集34-6》
つづく。



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