こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

一昨日の続きです↓
「当たる占い、当たらない占い(17)-何もしなくていい時」
 

 


何もしなくていい時に出るカード。


まず1枚目は、【女帝】です↓

 

 

 

 

 

 


美しく、ふくよなか女性が、
ゆったりと椅子に腰かけています。
彼女は、座っているだけで、何もしていません。


そして、女帝の周りには緑があふれ、
背後には水が緩やかに流れ、
足元には麦が豊かに実っています。

これは、自然の「優しい面」を表しています。

女帝が右手に持っている笏は、
自然の優しい面を支配している印だそうです。



ちなみに、自然は優しいだけではありません。
地震や津波や日照りなど、
地上の生物にとって厳しい面も持ち合わせています。

自然の厳しい面を表現しているのは、
【皇帝】のカードです↓

 

 

 

 

 


背景の山はごつごつして。
草木1本生えていませんね。
厳しい自然を支配していくのが【皇帝】です。







さて、【女帝】は、何もしなくても
そのままの自分で愛される状態です。

つまり、「何もできない自分でも
生きている価値がある」と思える、
自己肯定感の高い状態です。

だから、無理して何もする必要がないのですね。




例えば、彼氏が欲しいと思っていて合コンに行く場合。

自分から、どんどん男性に話しかけて
行けばいいのが【皇帝】。

自分からは動かず、
ニコニコしながら座っていれば、
周りに人が寄ってきてくれるのが【女帝】です。


ポイントは、美しくニコニコしながら座っていることです。

美しくても、こんな感じはNGですよ↓

 

モダンメディバルタロット・ソードのクイーン


(こちらは、モダンメディバルタロットの「ソードのクイーン」)



怖いです^_^;





【女帝】のカードが出たお客様は、
「今、これをやらねばならない」
という課題がないのですね。

ですから、「ああせぇ。こおせぇ」とは言われません。


ただひとつ言えるのは
「ありのままの自分にOKを出せているかどうか?」
の確認だけが必要です。


このカードがアドバイスに出たなら、
「そのままの自分で愛される」を
自分で自覚することですから。

自分が自分にOKを出せていないとすれば
それは、【女帝】の態度ではありません。


長らく鑑定に通って、色々な課題をクリアして、
どんどん変化して、最後に【女帝】が出たら、
『今日で終わり』の合図です。

そのままの自分を愛せるなら、
これ以上の課題はありませんからね。



「当たる占い・当たらない占い(19)-【恋人たち】」へつづく。





にほんブログ村


タロット占い ブログランキングへ


読者登録してね