こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
「タロットを読めない理由(3)」


なかなか、タロットカードを
読めるようにならないなぁ。。。

という人たちを観察していると、
『感情』か『体感覚』のどちらか、もしくは
両方がうまく使えていないのだ、
ということが分かってきました。



たとえば、ウェイト版タロットの『搭』のカード↓




『搭』は感情のカードです。
このカードを見た時、
「崩壊」というキーワードを思い出すより、
「怖っ!」と感じる事が、大切です。


このカードを引いた時には、
潜在意識の中にある「怖れ」や「恐怖」の感情に
気付かないと、カードの世界観を
ちきんと理解することが出来ません。





また、ウェイト版の『太陽』は
『体感覚』のカードです↓


ウェイト版タロット・太陽





このカードを見れば、
なんだかワクワクして楽しい。
そして、ポカポカして暖かい。
自分を拘束するものがなく、リラックスしている。
無理していない、
という感覚を掴めることが大切です。

「太陽」を理解するのに、
「幸福」とか「願望成就」なんて
キーワードは必要ありません。




この分類方法を、私は、タロットの師匠である
伊泉龍一先生から教わりました。
伊泉先生が考案された独自の分類ですが、
私は非常に腑に落ちました。


ちなみに、大アルカナでは、
「魔術師」「女教皇」「女帝」「星」「月」「太陽」が
『体感覚』のカードです。

「皇帝」「法王」「恋人たち」「節制」「悪魔」「塔」が
『感情』のカードです。

『思考』のカードは、
「戦車」「正義」「隠者」「力」「吊るされた男」「死神」
です。

そして、「運命の車輪」「審判」「世界」「愚者」は
どこにも属さない、特殊なカードです。



つづく。





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