こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
先日の続きです↓
「占い師の顧客満足度（２）」
思い返せば、今まで私は、
自分の占いのスキルを磨く事や、
人としての学びを深める事だけに、
一所懸命になってきました。
その結果、
お客様も私も豊かで幸せになるはず。
そう思っていたからです。
しかし、自分だけがいくらお客様に喜んで頂けて、
自分だけがいくら稼げていても、
占い業界に対する低すぎる『期待』を
押し上げる事はできません。
そしてもう一つ。
私は、占い師になる前はフラワーデザイナー、
その前は臨床検査技師でした。
その時、職業を名乗ることを
恥ずかしいと思った事はありません。
でも、占いを始めたばかりの頃の私は、
「占い師です」と堂々と名乗る事が
出来ませんでした。
今でも、役所などの公の場では、
『占い師』という自分の職業を名乗ることが
何かマイナスに働くんじゃないかと
感じてしまう事があります。
これは、とても悲しい事です。
実力のある占い師さんの中でも、
自らを『占い師』ではなく、
アドバイザーやカウンセラー、
セラピストと名乗る方も多いです。
また、タロットカードを使っているにも関わらず、
「これは占いではありません！」
と言い切っておられる方々もいらっしゃいます。
『占い』というツールを使っていながら、
自分を『占い師』だとは認めたくない。
それは、自分や世間が持っている、
『占い』や『占い師』に対するイメージが
よろしくないから、つまり占い師に対する
『信頼』が低いからではないでしょうか。
そうして、私は、占い業界全体に対する
低すぎる『期待』と『信頼』、
それを変えていかなければいけない事に、
ようやく最近、気が付いたのです。
でも、どうやって？
占い師になってまだ４年の私は、
占い業界の事を全然知りません。
そして、占いの手法は沢山あるけれど、
私はタロットしか出来ません。
そんな私が、業界のレベルアップなどに
取組むなんて、おこがましいし、無謀なんじゃない？
とも考えました。
でも、これまで誰も手をつけていないとしたら、
「いつか誰かがやってくれる」
はないと思います。
私がこう考えるようになったのには
きっかけがありました。
「怒ってるんじゃない、愛だよ」の記事にも
書かせて頂きましたが、
先日、ダーリンのススメで見た、
マイケルジャクソン（ＭＪ）のドキュメンタリー映画
「THIS IS IT」です。
この映画の中で、
「Man In The Mirror」という曲が流れます。
その歌詞の一部に、私は心が締め付けられ、
涙が止まりませんでした↓
I'm starting with the man in the mirror
僕は鏡の中の男に呼びかける
I'm asking him to change his ways
まずは自分から 生き方を改めようと
And no message could have been any clearer
これ以上明快なメッセージはないだろう
If you wanna make the world a better place
世界を今よりいい場所にしたいなら
Take a look at yourself and then make a change
自分を振り返って 自ら変えることさ
ちなみに、この歌詞を教えてくれたのも、
ＭＪファンのわがダーリンです。
ダーリン、ありがとう(*^_^*)
先日のＬＯＶＥセミナーで、内田さんが
ＢＧＭとしてこの曲を使っておられたのも
偶然ではない気がしました。
これが、今の私に必要なメッセージなのだと
感じました。
さて、じゃあ、まず私に何が出来るのか？
何を変えれらるのか？
占い業界のレベルアップのため
何から手をつけていいかもよく分からない中、
まず私にも出来そうなことが、
信頼できる占い師の育成、そして
『市場調査』かなと考えました。
占い師の育成はすでに始めていますし、
これから、規模を大きくしていくつもりです。
福岡でのタロット講座は、まずその第一歩です。
次に、客観的な市場調査と分析のために、
占いの『覆面調査』に
とりかかってみようと考えています。
調査は、プロの調査会社に依頼しますし、
私自身の鑑定に対しても調査に入って頂きます。
お客様の感想やアンケートには、
概ね「いいこと」しか書かれていませんから、
それだけでは、正確な顧客満足度を
知ることは出来ないと思われます。
占い師の方、占いというツールを使っている方で、
この活動に賛同して頂ける方がいらっしゃったら、
ご協力頂けないでしょうか？
費用がかかることですから、
参加表明をされていない方に
勝手に調査が入る事はありませんし、
結果を公表するつもりもありません。
詳細や期日は未定です。
これから費用や調査会社を調べますので。
誤解して欲しくないのは、
覆面調査は、ジャッジ（評価やランク付け）のために
行うのではないという事です。
調査結果を自らにフィードバックしてもらい、
自分自身のサービスの改善点を知るためのものです。
まずは、客観的な基準で、自分を知る事、
接客業として、自分のサービスが
どれだけお客様に満足して頂いているのかを
知ることから始めたいと思います。
私ひとりがやっても意味がないし、
人数が多いほど、データが増えますから、
調査の質が上がります。
一緒に覆面調査を受けてもいいよ、という方！
コメント欄に参加表明をして頂けたら、
とてもとても嬉しいです。
これを書きながら、何故か
めちゃめちゃドキドキしています。
私と一緒に、
業界のレベルアップに取り組んでもいいよ、
という方が一人でも多く現れますように。
「占い師の顧客満足度」シリーズは、一旦ここで
このシリーズには続きがあるはずですから、
進展があれば、このブログを使ってご報告致します。
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