こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集30-4》


A君(Cさんの息子さん・18歳)の首を絞めて、
顔が腫れあがるほど殴った元カレ。
普通に考えれば、完全なDVです。
しかも、A君の就職試験の前日に、です。

最初にそのお話を伺った時は、
「なんて酷い彼なんや!
そんな男と復縁なんてしなくていいし。。。」
と思ってしまった私でした。
でも、私の主観は当てにはなりません。

タロットで元カレのことを詳しく見て行くうちに、
元カレは、Cさんの事が本当に好きだし
大切に思っているのだと分かってきました。

Cさんに対する息子さんの態度が
あまりに悪かったために、
殴ってしまったのだということも
鑑定中のCさんのお話から分かりました。

しかし、怒りにまかせて相手を殴ってしまうのは
元カレが大人になりきれていないからでしょう。



【結果検証】

Cさんは、鑑定後に、
子供の頃の感情を思い出して、
ノートに書き出す作業を始められました。

Cさんはその様子をメールで教えて下さいました。
ご本人の許可を得て、
頂いたメールを引用させて頂きます。

以下、転載↓

以前、のり子さんのブログで、
お父さんに暴力を振るわれていた方の
事例を読ませて頂きました。

私は、私ではなく、
母が妹に暴力を振るっているのを見ておけと
言われて育ったのですが、
少し違えど似た境遇に、
読ませて頂いているうち刺激を受けて。

私自身も、忘れていた感情が
たくさん溢れ出してきました。
本当に今日突然、湯水のように。
長くなりますが、
お伝えしたくてメールさせて頂きました。


ノートに書いたり、ちょこちょこ寝る前に
振り返ったりしていくうちに、ふと
『私ってよう生きてきたな、がんばってきたなぁ』
と感じてきました。
と同時に自分の闇の気持ち、感情も自覚できたのです。

妹を必死で守っていたと、でも反面守ろうとしながら、
そうする事で自分は『いい子』だと思われたくて、
妹に向かっている暴力が
自分にこないようにと怯えてもいたし、
そう考えていた自分を思いだしました。

自分自身を守る手段でもあったのですね。

逆に父の事があまり思いだせない。
好きだったはずなのに、事あるごと
アホやなと言われ続けていたことは思い出しました。
そして肝心な時、助けてくれた記憶がないこと。

父と買い物に行って、筆箱一つ選ぶにも、
こっちを選べば褒めてもらえるかな、
おまえはセンスがいいと言ってもらえるかなと
父の顔色ばかり伺っていた。

好きな父(人)に
『嫌われたくない、いい子だと思われたい』と
強く思っていた事を思い出しました。

今もこの感情が私の中で1番強くある、
全てつながった感じがするんです。
息子を殴って出て行った元カレと父は似ています。

彼に、なんで?助けてくれないの?と思いながら
16年、何もまともに言えずに一緒にいました。
それは子どもの頃と同じ、
『嫌われたくない、いい女だと思われたい』
つまり自分のエゴだった。

彼に問題があるのではない、
1番は私自身のエゴだったのだと。


話は戻りますが、父好みの筆箱を選ぶ私に、
父は見抜いていて、
「自分の好きな方をえらんだらいいんやで」と
優しく言ってくれたのに、
結局選んだのは褒めてもらえる方でした。

なんでこんな鬼みたいなお母さんから
守ってくれないの?
守ってくれなかったの?と
いつも父には感じていた事を思い出しました。

今日、湯水のように溢れ出す記憶や感情の中で
一つのキーワードに気がつきました。
それは『いい子だと思われたい』ということ。

いい子だと思われたいという事は
自分自身のエゴでもあったのですね。
ありのままの自分でいいのに、
そう生きれなかった子どもの頃があった。

とにかくまだここまでしか、たどり着けていませんが、
今日はずいぶん気づけて、つながった気がします。
心がすっきりして震えるくらいです。

のりこさんのブログが、そのきっかけでした。
ありがとうございました。
引き続き、思い出し作業取り組んていきます。


転載以上。


鑑定後、すぐに宿題にとりかっかたCさんは、
1ヶ月の間に、ずいぶんたくさんの事を
思い出し、大事なことにも気付かれました。

その間、元カレのことは気になりながらも、
自分から連絡はしませんでした。


しかし、過去の感情の掘り起こし作業が進んだ頃、
元カレから、「借りたていたものを返したい」
というメールが来たそうです。

 

 

 

《タロット占い・結果実例集30-6》

へ、つづく。

 

 

 


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