こんばんは、タロット占い師・守田のり子です。

一昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集26-1》

 

 

 

次に、Nさんの婚活について、具体的に
OSHO禅タロットでみていきました。

(1)婚活がうまくいかない原因⇒「罪悪感」

 

 

OSHO禅タロット・罪悪感

 

 

 

 


厚く垂れこめた雲の下、頭を押さえて
叫んでいる女性の姿です。
雲の上には綺麗な花が咲いているのに、
この状態では全く気が付きません。

おどろおどろしい何本もの手が、
彼女の頭を掻き毟っています。
一見、外部から責められているようにも見えますが、
これは、彼女の『思考』が作り出した“手”です。

 

 

罪悪感を持っている人は、
誰かから責められている訳でもないのに、
「自分は責められている」と想像し、
実際にそう感じてしまうのです。


『罪悪感』は、人が持っている感情の中でも、
もっとも厄介なもののひとつです。

『罪悪感』を感じるのはとても不快なので、
『罪悪感』を感じないようにするため、
自分の全てを捧げようとさえしてしまいます。

 

そのため、この『罪悪感』を利用されて、
他人に簡単にコントロールされてしまうのです。

“相手に悪いから。。。”といって、
自分の意志を曲げて、
相手に合せてしまう場合などが、これに当たります。


じゃあ、『罪悪感』って何でしょうか?
それは、罪悪を犯したような“感じ”です。
つまり、実は罪を犯していないのに、
自分は罪人だと感じているのです。

犯した罪は償えますが、
犯していない罪=『無実の罪』は償えません。

『罪悪感』を持っている人は、

償うことのできない無実の罪を
一生をかけて償おうとしてしまうのです。




「罪悪感を持っていることが、
婚活や仕事がうまくいかない原因ですよ。」と
私がお伝えしたところ、Nさんは、
「相手に気に入られても、
自分はその相手を好きになれない。
その事を『悪い』と思っています。
それが罪悪感ですね。」
とおっしゃいました。

 

 

私は、そうではないことを、Nさんに説明しました。
この場合、相手によって生まれた『罪悪感』ではなく、
もともと自分が持っている『罪悪感』のせいで、
うまくいかないのだと。


『罪悪感』を持っていると、愛を受け取れません。
だって、罪を償うまでは、幸せになってはけないと
信じているのですから。



そうして訊いてみると、Nさんは、
「今のままの自分ではダメなので、
一生懸命頑張らねばならない」
という『罪悪感』を持っておられました。

『価値のない自分=悪=罪を犯している』と
潜在意識の中で感じていたのです。

 

つまり、Nさんは、
「頑張っていない自分には価値がない」と
思い込んでいるということです。

例えば、パートナーが病気になるなどして、
頑張る事が出来ない状況に陥った時、
Nさんはその状況を全面的に受容れ、
相手に協力することが出来ます。

でも、もし自分がそうなった時には、
“相手に受容れてはもらえないはずだ”と
信じておられたのです。

「頑張っていない自分」「完璧ではない自分」には
“価値がない”と感じているから、
「価値のある自分」になるため、
一生懸命頑張ってきたのです。


 

 

《タロット占い・結果実例集26-3》

へ、つづく。


読者登録してね