こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

一昨日の続きです↓
「飛ばせない(1)」

フラワーデザイン教室の先生であるMさんと、
元生徒さんの関係をOSHO禅タロットで見ました。

(1)「Mさんが、元生徒さんをどう思っているか?」
→『あふれでる豊かさ』


OSHO禅タロット・贅沢




何もかも手に入れ、
満ち足りて、あぐらをかいているおっさん。

気ままに贅沢しているらしく、
お腹もかなりポッチャリです。
手に持った花を、これから
活けようとしているようにも見えます。

このカードは、ウェイト版の
「ペンタクル・キング」に当たります。
物質世界の最上位に君臨する姿です。

「なんて贅沢な、気ままな奴~」って
感じでしょうか。



(2)「元生徒さんが、Mさんをどう思ってるいるか?」
⇒『開花』

OSHO禅タロット・フラワリング




水に浮かんだ蓮の花の上に
ゆったり座る美しい女性です。
上に出たカードを同じく、
お花に囲まれ、とても幸せそうに見えます。

これは、ウェイト版の
「ペンタクル・クイーン」に当たります。


これを見ると、元生徒さんが、
Mさんに悪い感情を持っているようには見えません。
「女性らしく魅力的な先生だ」と
思っておられるようです。

ただ、キングとクイーンの関係から、
元生徒さんが、Mさんより、
上位にいる事が示されました。


私はMさんにお伝えしました。

「どちらも、お互いを恵まれた幸せな人だと
思っていますね。
相手に悪意があるようには見えませんよ。
ただ、元生徒さんが『上』、
Mさんが『下』という関係になっているようです。」


Mさんは、ニッコリ微笑みながら、こう答えられました。
「そうなんですね。
でも、のり子さん、それは逆ですね。
私が先生で彼女が生徒なので、
私が『上』、彼女が『下』ですね。」

私:
「はい。形の上では、そうですね。
でも、元生徒さんは、勝手に
“自分の方が上だ”と、思っておられるようです。

Mさんの元で勉強するうちに、
お花を活ける技術やセンスが磨かれ、
“自分はMさんを追い越した”と
思われたのかもしれません。
だから、“Mさんの所で学ぶ事はもうない”と感じて、
親先生の教室に乗り換えたんじゃないでしょうか。

実際、お花を生ける実力がどうかは関係なく
元生徒さんは、“そう思っている”ということです。」


それを聞いて、
今までにこやかだったMさんの顔から、
微笑みが消えました。

つづく。


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