こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
先日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集２５－３》
【結果検証】
鑑定後に、Ｋさんからメールを頂きました。
ご本人の許可を得て、紹介させて頂きます。
とても長いメールなので、２回に分けて
掲載致します。
以下、転載↓
私は、長男を不倫で身ごもり、出産しました。
長男を妊娠した時、不倫相手の彼に
『自分の子どもが、こんなこと（不倫）を
知ったら傷つくから、おろして欲しい』
と言われました。
周りにも、もちろん反対されました。
私生児になってしまうお腹の子が
かわいそうだとも言われました。
私も精神的に不安定になり、
体（子宮）が勝手に
胎児をはぎ取ろうとしていたみたいで、
いつ流産してもおかしくない状態になりました。
安定期に入るまで、毎週
入院の用意を持って診察してもらってました。
（母子手帳ももらえなかったんです。）
周りや私の体が、勝手に胎児を殺そうとしていたのに、
お腹の子は必死に私の子宮にしがみついて
『生きたい！産まれたい！』と言っていました。
病院の先生もはじめは諦めていましたが
胎児の強さにびっくりして
『この子はどうしても産まれたいんやね』
とおっしゃってくれました。
初めての妊娠が不倫だし、親にも言えない、
周りは反対していたから
泣き言なんかも言えないし・・・
独りで過ごす夜は、とても不安でした。
お腹が大きくなるとよけい不安で、
怖くてどうしようもない感情が襲ってきました。
そんな私を支えてくれたのは、
お腹の中の子でした。
『この子がいるから大丈夫。
この子がいるから頑張れる。
この子は“産まれたい！！”って願ってる。
私が負けたらあかん』
そう自分に言い続けて産まれてくれた長男。
その後、相手の奥さんとの修羅場があったり、
彼が奥さんのもとに戻ったこともあり
『この子はどんなことがあっても、
私が１人でしっかり育てていく！！』
と、心に強く決めました。
それから3年後、長男が3歳の時に
障害がわかりました。
頭が真っ白になり、
本当にどうしていいのかわからず、
途方にくれました。
当時、母親のように慕っていた人がおりましたが、
長男の障害がわかると
『もう、連絡はしないで』
と一方的に縁を切られました。
母親や兄夫婦に助けを求めましたが、
“長男の障害は、
『私が甘やかせているからだ』”と、
長男をたたいたり怒鳴って、しつけようとしました。
それが許せず、母や兄と縁を切り、
今も音信不通です。
その頃からです。
『私がなんとかしなくちゃ！！！
彼が将来、少しでも困らないよう、
ちゃんと育てなくちゃ！！』
と、思うようになりました。
小学生になると、
異常なくらい厳しく育てるようになり、
ことあるごとに
『障害があるのだから、
普通の子の5倍も10倍も頑張らないと、
普通にはなれないのよ！』
と言って、無理をさせ続けました。
『私さえ諦めなければ、
私がなんとかしてあげれば
この子は１人でも生きていけるはず・・・』
と、思い込んで育てていました。
周りに
『もう少し、気を抜いて
あげてもいいんちゃうの？？』
と言われても、抜き方がわからないし、
“少しでも気を抜くと
今までのことが台無しになる！！”
と、思っていました。
『私がなんとかしなくちゃ・・・
なんとか・・・なんとか・・・』
そう思いながら育て続けた14年。
無理をさせ続けた14年・・・
ところが、今年3月。
のり子さんの占いで
『何もしないでください。
長男さんに“何かをしなくちゃ”って
思うことをやめてください』
と言われました。
『どうにかしようと思って、
どうにかなるわけないんです。
だから、何もしないで』と・・・
本当にびっくりしました。
私の頭の中に、『何もしない』なんて言葉は
存在しなかった。
だから（ええええ・・・・何もしないって、
どうしたらいいの？？だって！だって！）
と心の中で叫びました。
頭は混乱し、プチパニック状態でしたが、
でも （何もしなくて、長男を信じていれば
いい方向にいくのなら、めちゃくちゃ楽やん！
何もしなくていいなら、めちゃ楽ちんになるやん！）
とも思えたので、
とにかくのり子さんを信じることにしました。
のり子さんの
『どうにかしようと思って、
どうにかなるわけないんです。』
というお言葉がすごく腑に落ちたのも
『何もしない』を
実行しようと思った理由のひとつです。
占っていただいたその日から、
長男は変わりました。
転載、ここまで↑
このメールにはまだ続きがあるのですが、
ここまで読んで、私は涙が溢れてきました。
Kさんの不安や孤独感が、
どれだけ深いものだったのかが、伝わって来たからです。
そんな不安の中、たった一人で、
障害のある我が子と向き合ううちに、
Kさんは、
「私が頑張らないと」
「私が何とかしなくちゃ」と、
常に考えるようになってしまったのでしょう。
考えれば考えるほど、視野は狭くなり、
出口が見えなくなります。
『抑圧』のカード、そのままの状態です↓
私は、Kさんがどれだけ苦しかったのか、
頂いたメールを読んで、改めて実感したのです。
翌月、Kさんは、再び鑑定に来られました。
つづく。
先日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集２５－３》
【結果検証】
鑑定後に、Ｋさんからメールを頂きました。
ご本人の許可を得て、紹介させて頂きます。
とても長いメールなので、２回に分けて
掲載致します。
以下、転載↓
私は、長男を不倫で身ごもり、出産しました。
長男を妊娠した時、不倫相手の彼に
『自分の子どもが、こんなこと（不倫）を
知ったら傷つくから、おろして欲しい』
と言われました。
周りにも、もちろん反対されました。
私生児になってしまうお腹の子が
かわいそうだとも言われました。
私も精神的に不安定になり、
体（子宮）が勝手に
胎児をはぎ取ろうとしていたみたいで、
いつ流産してもおかしくない状態になりました。
安定期に入るまで、毎週
入院の用意を持って診察してもらってました。
（母子手帳ももらえなかったんです。）
周りや私の体が、勝手に胎児を殺そうとしていたのに、
お腹の子は必死に私の子宮にしがみついて
『生きたい！産まれたい！』と言っていました。
病院の先生もはじめは諦めていましたが
胎児の強さにびっくりして
『この子はどうしても産まれたいんやね』
とおっしゃってくれました。
初めての妊娠が不倫だし、親にも言えない、
周りは反対していたから
泣き言なんかも言えないし・・・
独りで過ごす夜は、とても不安でした。
お腹が大きくなるとよけい不安で、
怖くてどうしようもない感情が襲ってきました。
そんな私を支えてくれたのは、
お腹の中の子でした。
『この子がいるから大丈夫。
この子がいるから頑張れる。
この子は“産まれたい！！”って願ってる。
私が負けたらあかん』
そう自分に言い続けて産まれてくれた長男。
その後、相手の奥さんとの修羅場があったり、
彼が奥さんのもとに戻ったこともあり
『この子はどんなことがあっても、
私が１人でしっかり育てていく！！』
と、心に強く決めました。
それから3年後、長男が3歳の時に
障害がわかりました。
頭が真っ白になり、
本当にどうしていいのかわからず、
途方にくれました。
当時、母親のように慕っていた人がおりましたが、
長男の障害がわかると
『もう、連絡はしないで』
と一方的に縁を切られました。
母親や兄夫婦に助けを求めましたが、
“長男の障害は、
『私が甘やかせているからだ』”と、
長男をたたいたり怒鳴って、しつけようとしました。
それが許せず、母や兄と縁を切り、
今も音信不通です。
その頃からです。
『私がなんとかしなくちゃ！！！
彼が将来、少しでも困らないよう、
ちゃんと育てなくちゃ！！』
と、思うようになりました。
小学生になると、
異常なくらい厳しく育てるようになり、
ことあるごとに
『障害があるのだから、
普通の子の5倍も10倍も頑張らないと、
普通にはなれないのよ！』
と言って、無理をさせ続けました。
『私さえ諦めなければ、
私がなんとかしてあげれば
この子は１人でも生きていけるはず・・・』
と、思い込んで育てていました。
周りに
『もう少し、気を抜いて
あげてもいいんちゃうの？？』
と言われても、抜き方がわからないし、
“少しでも気を抜くと
今までのことが台無しになる！！”
と、思っていました。
『私がなんとかしなくちゃ・・・
なんとか・・・なんとか・・・』
そう思いながら育て続けた14年。
無理をさせ続けた14年・・・
ところが、今年3月。
のり子さんの占いで
『何もしないでください。
長男さんに“何かをしなくちゃ”って
思うことをやめてください』
と言われました。
『どうにかしようと思って、
どうにかなるわけないんです。
だから、何もしないで』と・・・
本当にびっくりしました。
私の頭の中に、『何もしない』なんて言葉は
存在しなかった。
だから（ええええ・・・・何もしないって、
どうしたらいいの？？だって！だって！）
と心の中で叫びました。
頭は混乱し、プチパニック状態でしたが、
でも （何もしなくて、長男を信じていれば
いい方向にいくのなら、めちゃくちゃ楽やん！
何もしなくていいなら、めちゃ楽ちんになるやん！）
とも思えたので、
とにかくのり子さんを信じることにしました。
のり子さんの
『どうにかしようと思って、
どうにかなるわけないんです。』
というお言葉がすごく腑に落ちたのも
『何もしない』を
実行しようと思った理由のひとつです。
占っていただいたその日から、
長男は変わりました。
転載、ここまで↑
このメールにはまだ続きがあるのですが、
ここまで読んで、私は涙が溢れてきました。
Kさんの不安や孤独感が、
どれだけ深いものだったのかが、伝わって来たからです。
そんな不安の中、たった一人で、
障害のある我が子と向き合ううちに、
Kさんは、
「私が頑張らないと」
「私が何とかしなくちゃ」と、
常に考えるようになってしまったのでしょう。
考えれば考えるほど、視野は狭くなり、
出口が見えなくなります。
『抑圧』のカード、そのままの状態です↓
私は、Kさんがどれだけ苦しかったのか、
頂いたメールを読んで、改めて実感したのです。
翌月、Kさんは、再び鑑定に来られました。
つづく。