こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
「泣いて下さい-最終回」

今日から、OSHO禅タロット・「孤立」
のカードを引かれたお客様の
鑑定実例をご紹介したいと思います。

OSHO禅タロット・孤立




2年前から鑑定に来られているお客様なので、
鑑定も複数回に渡ります。
鑑定内容をすべてを書くことは出来ませんので、
ポイントになるカードと、その結果検証を、
ご本人の許可を得て、書かせて頂きます。



【お客様】
アラフォー・シングル女性Kさん。
整体師さんなのですが、収入が少ないため、
複数の仕事を掛け持ちされています。

【ご相談】
結婚したいのに、なかなか恋愛が出来ません。


≪1≫1回目の鑑定
【結果】
Kさんの恋愛について見たところ、
恋愛が出来ない『原因』に出たカードが
「冒険」でした↓

OSHO禅タロット・冒険






暗闇の中、虹色の光の方に向かって、
踏み出そうとしている小さい女の子。
そこに行けば幸せになると分かっているのに、
怖くて踏み出せないでいます。

これは、Kさんが、まだ『小さい女の子』だという事を
示しています。

『小さな女の子』が恋愛や結婚を
出来るはずがありません。

小さい頃に“満たされた”という思いが足りていないため、
Kさんは、親から離れて暮らしているのに、
まだ親へのコンセントを繋いだままにしておられるようです。

詳しくお話をお聴きすると、Kさんのご両親は別居中でした。
お父さんもお母さんも、
それぞれが随分前から不倫をしていて、離婚しないまま、
別々に暮らすようになったのだとか。

愛し合っていない両親を見て育ったKさん。
本当はお父さんにもお母さんにも、甘えたかったはず。
でも、その状況では、それは許されなかったのでしょう。

その時の『甘えたかった気持ち』が潜在意識の中に
残ったままになって居る事で、Kさんは
『小さい女の子』のまま生きて来られたのです。

私は、Kさんにお伝えしました。
「まずは、忘れてしまった子供の頃の出来事を思い出し、
その時感じた感情を、ご両親に伝えて下さい」と。


【結果検証】
数か月後、Kさんは再び鑑定に来られました。
アドバイスを実行して下さったのです。

Kさんは幼少期の悲しかったことや、
淋しかった気持ちを
お父さん・お母さん、それぞれに伝えられました。

つづく。