こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
前回の記事「甘えて下さい②」に頂いた
皆さんのコメントを読んで、改めて、
「やっぱり、甘えられない人って多いんだ」と
再認識しました。
そんな方たちが、
少しでも甘えられるようになって欲しいので、
今日も書かせていただきます。
私は以前、「どうしても人に甘えられない」
というお客様に、お尋ねした事があります。
「なぜ、甘えられないのですか」と。
すると、そのお客様は
「小さい時から、お母さんに
“自分の事は自分でするように”と
言われてきたからです。
お母さんが忙しく、甘える事が許されませんでした。
兄弟が多くて、皆そうしていたので、
自分で何でもするのが当たり前だと思っていました。」
とおっしゃいました。
ご両親が仕事をされていて、兄弟も多かったため、
そんな風に躾けられてきたのでしょう。
“1人できちんと出来たら”、褒められ、
“出来なかったら”、叱られていたのかもしれません。
つまり、
「何でも自分で出来る」=「愛される」
「人にやってもらう」=「愛されない」
という構図が、子供の頃に、
潜在意識の中に出来上がっているのです。
“甘える”というのは、自分が何の努力もせず、
すべて人に頼ってお任せする、という事ではありません。
相手にその気がないのに、
何かを頼んで押し付けるというのは、
“甘えている”のではなく、“依存している”という事です。
前回記事のコメントに書いて頂いていましたが、
“甘える”というのは、
“他人の感情(好意)を受け取ること”
だと私は考えています。
その甘えられないお客様が、アドバイスカードとして
引かれたのが、コレでした↓
OSHO禅タロット・「受容性」
抵抗せず、両手をあげて、相手の感情を
すべて受け取りなさい、というアドバイスです。
この絵の人物には頭がありませんので、
『何も考えずに受け取る』ということを
示しています。
つまり、相手の感情を受け取る際に、
「こんなものを貰ってええんやろか」とか
「私は、こんなものをもらうに値しない」とか
「本当はそんな事思ってないくせに」とか
「貰ったら、お返しに何かをしなければ」とか
考える必要がないのです。
ただ、頂くだけ。
甘えられない人は、
愛されるために、
良い人(子)・凄い人だと思われるために、
良かれと思って
“甘えず何でも自分で”やってしまいます。
しかしそのせいで、
相手の感情を受容れられない、
つまり、『愛されない事態』を引き起こしている
ことがあるようです。
これでは、いつまで経っても、いくら頑張っても
『本当に欲しいもの』は手に入りません。
つづく。
前回の記事「甘えて下さい②」に頂いた
皆さんのコメントを読んで、改めて、
「やっぱり、甘えられない人って多いんだ」と
再認識しました。
そんな方たちが、
少しでも甘えられるようになって欲しいので、
今日も書かせていただきます。
私は以前、「どうしても人に甘えられない」
というお客様に、お尋ねした事があります。
「なぜ、甘えられないのですか」と。
すると、そのお客様は
「小さい時から、お母さんに
“自分の事は自分でするように”と
言われてきたからです。
お母さんが忙しく、甘える事が許されませんでした。
兄弟が多くて、皆そうしていたので、
自分で何でもするのが当たり前だと思っていました。」
とおっしゃいました。
ご両親が仕事をされていて、兄弟も多かったため、
そんな風に躾けられてきたのでしょう。
“1人できちんと出来たら”、褒められ、
“出来なかったら”、叱られていたのかもしれません。
つまり、
「何でも自分で出来る」=「愛される」
「人にやってもらう」=「愛されない」
という構図が、子供の頃に、
潜在意識の中に出来上がっているのです。
“甘える”というのは、自分が何の努力もせず、
すべて人に頼ってお任せする、という事ではありません。
相手にその気がないのに、
何かを頼んで押し付けるというのは、
“甘えている”のではなく、“依存している”という事です。
前回記事のコメントに書いて頂いていましたが、
“甘える”というのは、
“他人の感情(好意)を受け取ること”
だと私は考えています。
その甘えられないお客様が、アドバイスカードとして
引かれたのが、コレでした↓
OSHO禅タロット・「受容性」
抵抗せず、両手をあげて、相手の感情を
すべて受け取りなさい、というアドバイスです。
この絵の人物には頭がありませんので、
『何も考えずに受け取る』ということを
示しています。
つまり、相手の感情を受け取る際に、
「こんなものを貰ってええんやろか」とか
「私は、こんなものをもらうに値しない」とか
「本当はそんな事思ってないくせに」とか
「貰ったら、お返しに何かをしなければ」とか
考える必要がないのです。
ただ、頂くだけ。
甘えられない人は、
愛されるために、
良い人(子)・凄い人だと思われるために、
良かれと思って
“甘えず何でも自分で”やってしまいます。
しかしそのせいで、
相手の感情を受容れられない、
つまり、『愛されない事態』を引き起こしている
ことがあるようです。
これでは、いつまで経っても、いくら頑張っても
『本当に欲しいもの』は手に入りません。
つづく。