こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集⑳-5》
↑この鑑定の翌日、Wさんからメールを頂きました。
ご本人の許可を得て掲載させて頂きます。


以下、転載↓

昨日はありがとうございました。
とにかく驚きの内容でした。
まだ気持ちが覚めないまま、
いままでの自分の感情を振り返っています。

一ヶ月前の宿題がでたときは、
本当は疑問と不満でいっぱいでした。

“何故そんな事を?”
“今更母をハグして何が得られるの?”
“幼い私が欲しかったものが、
こんなことで戻ってくるというの??“
“こんな事…、きっと何の意味も無いわ!”
くらいの勢いでした。(すみません!)

しかし、前に進みたい気持ちがあったため、
疑問に思いながらも行動にうつしました。

けれども、何回やっても同じ反応、
逃げられてしまいます。
私にはそのリアクションの意味が
よくわかりませんでした。

しかし、のり子さんの
『身体が強張る』という表現を得て、
“それだ!”と納得しました。

虐待は連鎖すると聞いたことがあります。
なのに全く、それに気がつかなかったのです。
これで、様々なことが納得できました。

“母も本当はハグして欲しかっただろうにな…”
“可哀想な人だったんだな”と、
気持ちを寄り添わせることができたことが、
一番大きな収穫であり、
私自身の赦しにもなりました。

もうひとつ、今回の鑑定で得た
大きなものがあります。
それは、『私は悪くなかった』いうことです。

これに気が付いたとき、
心から解放された気持ちになりました。

きっと私は、今までずっと
罪悪感を感じてきたのだと思います。
罪悪感があるままで、
自己肯定感など持てるはずもありませんよね。
幸せになることを否定していた理由が、
やっとわかりました。

不思議なことに、負の感情を吐き出した後、
『自分は愛されていたんだ』
という実感が湧いてきました。

何故急にそんな気持ちになれたのか
わかりませんが、
パンドラの箱の底に
希望が残っていたようなもので、
全て取り出さないと、
わからなかったのかもしれません。

ちょっと大袈裟ですが、私と母を変えられたら、
今世の(自分の)役目が
ひとつ果たせるのかなと思います。

ここまでくるのに、随分時間がかかりました。
これが、終着点ではないと思いますが、
今の気持ちを伝えたくて、メールしました。
本当にありがとうございます。

最後にもう一つ、彼の事。

私と彼は似たもの同士でした。
彼自身も私と同じ、
どこかで親の影から逃れられずに
いたのではないかとおもいます。

私の体験を話すことが、
彼が何が気づくきっかけになればと思います。
但し、その先、彼が何を選択しても、
心から“どうぞ”と言えます。
たとえそれで、結果的に
さよならになってしまうとしても…です。

あんなに執着していたのに…
これも不思議ですね。


転載、以上。


わお


Wさんは、アドバイスを行動に移したことで、
とても大切な事に気が付かれました。
それは、
『私は悪くなかった』そして
『自分は愛されていた』。


自分を信頼することで↓

OSHO禅タロット・信頼





お母さんの感情を
受容れる事ができたのです↓

OSHO禅タロット・受容性




このことが実感出来たのですから、
Wさんの自己肯定感は上がってくるはずです。


ここまでくるのに、1年ちょっとかかりました。
でも、これくらいかかって当然です。

親への『負の感情』を思い出すのは、
とてもしんどい作業です。
スラスラと出て来るものではありません。
それをすべて出し切るには、
誰でも、それくらいの時間がかかると思います。

自分の感情を出し切ること無く、
“そんな大したことをされた訳じゃない”
“親も大変だったんだ”
“親も頑張ってきたんだ”
“そんな親を許さなければ”
“親への怒りを手放せない自分が悪いのだ”

などと自分に言い聞かせて、
無理やり自分を納得させようとしても、
それでは、顕在意識上の理解にしかなりません。
心は納得していないはずです。


Wさんは、毎月、鑑定を受けた後、
タロットによって提示された結果を、
自分の中で解釈し、実行し、納得するという
作業を続けて来られました。

そのことによって、
鑑定結果を鵜呑みにするだけでは
到達できない所まで、
自ら進んで行かれたのだと思います。

そうそう、最近お母さんの態度が
変わってきたそうなのです。
今まで、ちょっとした事でガミガミ怒っていたお母さんが、
とても穏やかになってきたのだとか。

お母さんを変えようとした訳ではないけれど、
Wさんの内面が変わる事で、お母さんにも
変化が現れてきたようです。


そして、Wさんは、近々、
お母さんと旅行に行く計画を
立てておられるとのこと。

親子水入らずで旅行に行く話など、
今まで一度も出たことが無かったそうなのに


そして、その旅行先で、機会があれば
お母さんの子供時代の話を聞き、
もう一度、お母さんを抱きしめてみたいと
おっしゃっていました。


そんなWさんに対して、私は尊敬の念を感じます。

そして、これからWさんが
本当に幸せになれるパートナーと
結ばれる事を願っています。
今のWさんなら、きっと出来るはず


Wさん、幸せになってね



最後までお読み頂いて、ありがとうございました。
そして、Wさん、辛い話を書かせて頂いた事に
感謝しています。


読者登録してね