こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集⑮-3》


待てど暮らせど、フランスからのビザが全然届かない。

焦るY さん


普通は、書類選考と面接をパスした時点から、
2~3週間で届くはずはのに、
2か月経っても、ビザが届かなかったのです。


その間、Yさんは、毎月のタロット勉強会のたびに、
フランスに行けるかどうか、自己鑑定をしました。


印象的だったのは、占うたびに何度も出た
このカードです↓


ウェイト版・愚者



ウェイト版の「フール(愚者)」です。


今いる場所に留まる事に耐えられなくなり、
荷物ひとつで、自由に旅立つ若者です。
一歩踏み出せば、そこは崖っぷち


足元を見ないでこのまま進めば、
崖から落っこちそうですから、
周りからは、“アホ(愚者)”に見えるでしょう


でも、アホでいいんです。
周囲の人に何と思われても、自由に旅立てばいい。

世間の常識やヒエラルキーに縛られない。
それが「フール(愚者)」の世界観です。


このカードが出るたびに、
“Yさんは、必ずフランスに行ける

と、私は確信していました。




そして、もうひとつ、Yさんを躊躇させていたのは、
彼とYさんとの気持ちの温度差です。

フランス人の彼は、Yさんをラバーズだと思っている↓


ステラカード・ラバーズ




でも、Yさんには、そこまでの気持ちがない

そんなんで、一緒に暮らし始めて
いいんだろうか。。。



そこで、Yさんは、これから
彼にどう接していけばいいのかを、
OSHO禅タロットで見ました。



その時出たのが、「豊かさ」でした↓


OSHO禅タロット・あふれ出る豊かさ



とても豊かで、恵まれた状態にあるのに、
そのことに気が付いていない時、
出てくるカードです。

どうやら、Yさんにとっての彼は
“運命の人”と言うより、フランスで
「贅沢をさせてもらう相手」のようです。

Yさんは、彼に甘えて、贅沢をさせてもらえば
いいようです。

これを聞いて、Yさんは妙に納得されていました。
“恋人”という縛りがないと知って、
肩の荷が下りたようでした。



しかし。。。
必要な手続きをすべて済ませ、
面接もパスして、
心の準備も整え、
フランスへの航空券も手配したのに、
出発予定日の1ケ月前になっても、
まだ、ビザは届きません
でした


最終回へ続く。



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