こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


一昨日の続きです↓
「あなたのお母さんには、なれません?①」



夫婦や恋人同士など、
パートナーシップを組んでいる二人には、
男女としての役割の他に、時として、
相手の『親の代わり』としての役割も必要となります。


それは何故か?


パートナーがあなたに甘えるのは、
子供時代に、親に対して甘え足りていない、
“満たされていない思い”があるからです。

その“満たされていない思い”のせいで、
あなたや、あなたのパートナーには、
大人になり切れていない部分があるのです。

自分自身や相手が、子供のままだと、
大人としてのパートナーシップは組めません。
だから、子供のままの部分を育て直すために、
まずは、パートナーの『親の代わり』をするのです。

パートナーを育てながら、
また相手に育ててもらいながら、
“満たされていない思い”を満たし、
まずは大人として、お互いに自立する。

その過程の中で、大人としてのパートナーシップを
組む必要があるのです。



この世に完璧な親などいません。

どんなに愛情深く、一生懸命な親でも、
子供を育てる間に、時々間違いを犯してしまったり、
愛情が過不足になったりします。

たとえば、お母さんがいつも忙しく、
子供がかまって欲しい時に、相手をしてもらえなかったり、
いつも兄弟と比べられて、何か言われたり。


親に悪意はなくても、そうして育った子供は、
どこかに“満たしてもらっていない感”が残ったまま。

その思いを持ったまま、大人になります。

でも、この“満たしてもらっていない感”は
意識の中にはありません。

ハッキリとした虐待を受けて育った方などの場合は、
この“満たしてもらっていない感”の
自覚がある方もいらっしゃいます。

が、大抵の方は、この感覚を、
潜在意識の中に沈めてしまっています。

でも、無意識のうちに無かったことにしている、
この“満たしてもらっていない感”は
本人が気づかないうちに、色々な弊害をもたらします。

続く。


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