こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日の続きです↓
「結婚して下さい⑥」


昨日は、私の、
『恋愛暗黒時代』について書きました。

今思い返せば、
この時代に私がやっていた事は、無茶苦茶でしたね


“どうせ私は幸せになれない”
という信念を証明するために、
恋愛を続けていたようなものですから。

そして、その『暗黒時代』の次にやってきたのは、
全く恋愛の無い『恋愛真空時代』でした。


大変お恥ずかしい話ですが、
36歳~45歳までの10年間、
私は恋愛をしていません。
そう、古い表現ですが、
“彼氏イナイ歴10年”だったのです。

いや、正確には、彼氏を作る気も無かったので、
“彼氏イナイ歴10年”ではなく、
“この先一生、彼氏イナイでしょう”
状態でした
まさに真空。何にもナシ


でもね~、強がりではなく、
全然、淋しくなかったんですよ。

それは、ちょうど、その頃、
独立して、フラワーデザイン教室を
立ち上げたからだと思います。

日本に帰ってから、
いくつかの花屋さんで仕事をしたり、
臨床検査技師に戻って、病院で働いたりしていましたが、
フラワーデザイナー1級の資格を取った事を機に、
好きな仕事で、起業したのです。

毎日、やらないといけない事は、山のようにありました。
当時は、生徒さんがどんどん増えていったし、
お店の活け込みや、ブライダルの仕事も
入って来るようになりました。

でも、好きな事をしているので、
全然、疲れなかったのです。

そして、自分の努力が、自分への報酬として
ダイレクトに返ってくる生活が、
とても刺激的で、楽しかった

いくらでも、働けましたね。

報酬といっても、お金だけのことではありません。
良い仕事をした時に得られる、
お客様からの評価や賞賛は、
私にとって、とても重要な報酬でした。

そうです。
私は、人として生きるのに
必要なエネルギーの供給源(コンセント)を、
“パートナー”ではなく、“仕事”に繋いでいたのです。

そこからエネルギーをもらって生きていたので、
辞めると、文字通り、
“生き甲斐が無くなって”しまいます。
逆に、仕事すればするほど、活き活き出来るというわけ。

仕事以外にも、
コンテストに挑戦して入賞したり、
フラワー装飾の競技会に出たり、
フラワーアレンジの展示会をやったり。

人から賞賛や評価を頂いて、
満足して、生きていました。
それはそれで、幸せだったのです


なので、恋愛する必要性を
全く感じていませんでした。
これっぽちも。。。


“結婚して子供を育てる人生もあれば、
好きな事して、仕事して、
一人で生きる人生もある。”

“どういう生き方をするかを選ぶのは自分自身。
どう生きたって、自分の自由やん


って、思っていました。


そして、結婚している同年代の友人達からは、
「独身で羨ましい。私も一人に戻りたい。」
という言葉を、いつも聞いていました。

「絶対、結婚なんかしたらアカンよ。」
というアドバイスまで、聞かされました。


そういう環境の中で暮らすうちに、
“『結婚したら不幸になる』
という私の信念は正しい。
私は結婚するべきではない。”と、
更に、強く思い込んでしまったのです。


もし、タロットに出会っていなければ、
きっと私は、一生独身だったでしょう。
そして、パートナーを持つ必要性に、
気づく事もなかったと思います。


続く。


読者登録してね