こんにちは、守田のり子です。


ただ今、お花の活けこみの仕事を終えて、
戻って来ました。
お花屋さんの店内ディスプレイですが、
こんな感じ↓

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11月に入ったら、もうクリスマスなんですよね。

早いわぁ~




さて、遅くなりましが、
前回からの続きを書きます。↓
「『早く結婚しなさい!』の意味」


私が若い頃、そう、バブル時代は、
“女はクリスマスケーキ”と言われていました。

24まではよく売れるけど、
25になったら、売れ残り

24歳になった私に、
「早く結婚しなさい!」という母。
一向に聞く耳を持たない私。

いわゆる“結婚適齢期”というものが
終われば、母も諦めてくれるやろう

と思いつつ、
毎日をやり過ごしていました



実は、当時の彼氏にも
「早く結婚しよう」と言われていたのですが、
「30歳までは結婚しない!」と
突っぱねていました。


だって、やりたい事が
まだまだいっぱいあるやん


当時の私は、
仕事も一所懸命やってましたが、
アフターファイブ(死語?)は、
テニスに英会話、料理教室、エレクトーン、
もちろんお花のお稽古も。


つまり、“毎日、予定がない日がない

という状態を作り出していたのです。


その頃の私は、充実した生活に大満足

のはずでした。

でも今にして思えば、
母とのコンセントが抜けていなかったため、
単に結婚から逃げていたのだと、
ようやく分かった次第です。



その後、当時の彼氏にも振られ、
28歳になった私は、
臨床検査技師の仕事を辞めて、
カナダへ逃亡しました


日本で、毎日同じ生活をするのが
嫌で嫌でしょうがなくなっていたのです


”ワーキングホリデー”という
素晴らしい制度を使って、
海外で働きながら、遊ぶ生活。
毎日刺激的で、最高に楽しかったです




母からしたら、
安定した公務員を辞めて、
一人海外にいっちゃった娘

それに当時、私は
“もう日本には帰らない”と宣言していました。

母はどうやら、ここらへんで私を諦めて、
コンセントを抜いたようです。



30歳の誕生日をカナダで迎えて、
帰国した私は、とっくに適齢期を過ぎていた

はずでした。

でも、その頃になって、ちまたで言われ出したのは、
「女は大晦日」でした


31までは大丈夫。
そこ過ぎたら売れ残り


あらら、24で終わったはずの
適齢期が追いかけてきてるじゃん



『負け犬』って言葉も流行ったなぁ。
“未婚で子なしの35才以上の女性”は
『負け犬』って。

おいおい、
私のどこが既婚者に負けてるねん

ってムカついて思ってたなぁ~。



そしてその後も、
“アラサー” “アラフォー”
という言葉が、定着してきています。

今や、40代で婚活するのも、当たり前の時代。
よく考えたら、自分の年齢に合わせて、
“適齢期”がどんどん上がってきてるよ。


そのうち、50代・60代でも
婚活ブームが来るんやろか




要するに、
結婚という呪縛からは
“世間的には” 一生解放されないのだと、
最近分かってきました。



結婚するのも、しないのも
個人の自由やと、私は本気で思います。

“養育者探し”のための婚活なら、
しない方がマシかもしれません。

親代わりの養育者を探すより、
一人で生きていく力を身につけた方が、
よほど充実した毎日でしょう。


でも、結婚したくない理由が、
私のように、“親とのコンセント”なんだったら、
思い切って外してみるのも
価値ある事だと思います。


それは“自分自身”と向き合う行為。
親の庇護の元では、
一生向き合わずに済むのかもしれません。


なぜなら、親は
“一方的に与えてくれる”からです。
でも、一人前の大人になれば、
“与え、与えられる”ようになります。


それ以外に、本当に欲しいものを、
与えてもらう方法はありません。


つまり、一方的に受取る存在ではなくなり、
自分も何かを与えなければいけなくなります。
社会に、家族に、パートナーに。


そして、必然的に
“自分には、何が与えられるのか?”
“私は何ができるのか?”
“私は何がしたいのか?何が好きなのか?”

そして、
“私は、何かを受取る価値がある人間なのか?”
という問いかけに直面するのです。

はい。まるで思春期ですね。


それが“親離れ”
つまり、“親からコンセントを抜く”
ということだと思います


でも、やってみると
必ず成長できるはずです。

“今更そんなこと…

という方、もう一度タイトルをみて下さい。
結婚適齢期は終わりませんよ~(笑)



やりたいけど、方法が分からないよ~

という方。

はい、予約予約

【2011年12月タロット鑑定日・追記】


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