前回、母に対するボケ対策として、
私が始めた事を書きました↓
うちの母は、言いたい事があるはずやのに、
無意識に我慢している。
吐き出していない。
という確信が、私にはありました。
何回も、同じ話を繰り返す母。
こののままでは、きっと将来ボケてしまう。。。
という不安を私は感じたのです。
そして、
尊敬している、大好きな母に対して感じ始めた、
“うとましい”という気持ち。
そんな母に、優しく出来ない自分に対する苛立ち。
そのループから抜け出したいと思い、
母に本心を語ってもらうよう、
私は行動を始めました。
これは、タロット鑑定の経験を通して分かった事ですが、
子供からの『マイナスな想い』を一方的に親に伝えると、
言われた親の方は、
・「自分が非難されている」
・「自分の子育てを否定された」
と感じるようです。
そうならないために、私が最初に実行した事。
それは母に手紙を書くことでした。
本当は、直接伝えるのがベストなんだけど、
当時の私には出来なかった(一一")
それで、次善の策として手紙を書くことにしたのです。
それでも、直接渡すのが恥ずかしくて、
母が留守の隙を狙って、実家に置いて来ました。
その内容は。。。
普段、母に対して自分がやらかしているキツイ仕打ち。
怒鳴ったり、話を聞き流したり、
について、まず謝りました。
本当は、そんな事はしたくないのだけれど、
自分で自分を止められないのだと説明しました。
それから、
「本当は、お母さんの事が大好きだよ」という事と、
「生んでくれてありがとう」
という言葉。
こんな内容で、便箋2枚くらいの手紙を書きました。
実は、これが出来たのも、
ダーリンと結婚したおかげです。
結婚するまでの私は、
一生懸命仕事をして、成果をあげて、
人から尊敬される事でしか、
自分の価値を保てませんでした。
でも、ダーリンは
・何もしていない時の私、
・出来ていない時の私でも、
敬意を持って、大切に扱ってくれます。
「そのままの私で存在して良いのだ」
と感じさせてくれたダーリン。
正直、結婚するまで、私は、
・生まれてきて良かった
・生んでもらって良かった
と心から思えた事が、一度も無かったのです。
まず、手紙を書くことで、
私は、母に対する感謝と信頼を示しました。
その上で、母の本音を聞き出す事に挑戦しました。
今まで、我が家ではタブーになっていた話題を、
ぶつけてみたんです。
それは、おばあちゃんの事とお父さんの事です。
それまでの私は、
「この話をしたら、きっと母を傷つける」と
勝手に思い込んでいて、怖かったのです。
でも、やってみたら、
どちらも予想外の結果がやってきました。
まずは、おばあちゃんについて。
私 :
「私は、おばあちゃんの事が大嫌いやった。
孫の私でさえ、おばあちゃんから、
かなりの悪影響を受けて来たと思うねん。
子供であるお母さんは、直接被害を受けてるから、
相当大変やったやろ。
おばあちゃんを恨んでた?」
母 :
「そうでもなかったよ。
気の毒な人やと思ってたよ。」
私 :
「ええ?」