こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


最近の私のブログテーマは、

「自分の“弱点”と向き合う」事です。


そのためには、まずはパートナーに
「甘え」て、

己の弱点を晒すことろから、と書きました。

(「種明かしと結婚の意味」以降の記事参照
http://ameblo.jp/flower-tarot/entry-11008900417.html
 )


私が自分の弱点と向き合う時、なくてはならない人。


それは、もちろんパートナーであるダーリンなのですが、

もう一組、重要な人たちがおられます。


それは、私のブログに時々登場する、

熊谷たかお&みお 夫妻です。
http://sky.ap.teacup.com/tusimayamaneko/



お二人は、オジナルの箱庭セラピーや

カードリーディングなどをされていますが、

私たち夫婦の心理学の師匠でもあります。


最初は、複数名で

心理学講座を開いてもらっていたのですが、

今では、熊谷夫妻と私たち夫婦の4名だけとなり、

貴重なセッションの場となっています。


お互いが、お互いのカウンセラー役となっている感じ。

どちらの夫婦も同じ課題を持ち、

同じゴールを目指しているので、

分かり合える部分や、気づきがすごく多いのです。



自分の弱点と向き合う時、

自分が壊れてしまわないよう、

自分の周りに、

サポートしてくれる人たちに居てもらうのも、

非常に有効な手段だと思います。


毎回、このテーマで書いている記事は、

熊谷夫妻から学んだ事と、

ダーリンから教えてもらった事と、

そして自分の実体験です。




本題から逸れました。


さて、信頼できるパートナーに甘えさせてもらって、

弱点が出来た年齢までさかのぼり、

もう一度、自分を育て直す。

「統合」には、その過程が必要になってきます。


この時、無防備な子供に戻ってしまうので、

パートナーに心おきなく甘える、そして、
甘えさせてあげるという関係が不可欠です。


ここで間違えてはいけないのが、

「甘えさせる」「甘やかす」の違いです。

「甘え」と「甘やかし」は、まったく別物。


混同してしまうと、“やらかしてしまう事”

があるので要注意です叫び


それが何なのかは、後ほど書きますね。



「甘やかす」という言葉は、英語で「spoil」

つまり、
“相手を駄目にする” という意味です。


じゃあ、「甘える」は分かります?
分かった方は凄いですよ
ひらめき電球


だって、そんな単語はないんだもん。


慣用句や熟語で表すことはできても、

「甘え」を一語で表す単語がないそうです。
つまり、西洋人の思想には、

「甘える」という概念が無いのだとか。



それでは、「甘え」って何でしょう?

ダーリンいわく、それは「必要充分」な関係。
欲っしたものが、そのまま与えられる関係です。


じゃあ、「甘やかし」は?

それは、
「過剰で不足」な関係だそうです。


分かりやすい例をあげますね。


仕事に出かけなければいけないお母さん。

忙しくて、子供と一緒に食事をする時間がありません。


そんな時、具のないおにぎりをささっと握って
「ごめんね。これ食べておいて」と言って出かけます。
子供は、
「ええ~、こんなもん。。。」と言いながら、
お母さんが作ってくれたおにぎりを食べます。

これが「甘えさせる」行為であり、

必要とするもの(=食事と、母からの愛情)

が与えられています。


同じ状況で、


「ごめんね。1000円置いて行くから、

好きなもの買って食べておいて。」

と言って出かけるお母さん。


子供のご飯に1000円は多すぎるでしょう。

そこには、お母さんの罪悪感分も

含まれているはずです。


でも、子供はお金が欲しい訳ではありません。
お母さんの愛情を感じたいのです。


1000円が5000円になっても、

この渇きは満たされません。


つまり、
過剰(お金)で不足(愛)な関係。
これが、「甘やかす」行為です。


どちらも、子供を飢えさせている訳ではありませんから、
「甘やかし」も問題ないように思われます。

しかし、子供の不足感=渇望”は、

いずれ、その子の弱点となっていくでしょう。

しかも、いくらお金があっても満たされないから、
本当は何が欲しいのか分からないまま、
さらにお金を欲しがるかもしれません。


では、パートナーを「甘え」させるのではなく、

「甘やかす」とどうなるか?


お分かりですよね
!?


そう、

「ダメンズ(ダメ子?)」の出来上がりです。

私の言う「ダメンズ(ダメ子)」とは、

「パートナーを幸せに出来ない人」という意味です。



「付き合う男が、みなダメンズで、

自分は男運が悪い 汗」と嘆いておられる女性。


実は、自らが

「ダメンズ養成器」

になっているパターンがほとんどです。


以前は、

“ダメンズを製造しているマシーン”という意味で

「ダメンズ養成」と命名していましたが、

よう考えたら、“間違った器”になってるから、

「養成」の方が、しっくりくるかと思い、今回から変更です。



「相手のために」と言いながら、


「相手に嫌われないために」、
「自分の評価が下がらないために」、

という
“自分の本心”をうまく隠し、

相手を甘やかしていくのです。


それは、実は自分の弱点から来る行為かも知れません。

くれぐれも、

甘えさえても、甘やかさないで下さいね。

それが自分の幸せにつながると思います。


「自分は男運(女運)が悪い!」

と思っているあなた。

タロットご予約をどうぞ。



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