こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日、
親とコンセントがささったままでは、
最適なパートナーと結ばれない、
という話を書きました。
(コンセントって何?という方は、コチラ

「非常に書きにくいこと」
http://ameblo.jp/flower-tarot/entry-11010575331.html


今日は、そのコンセントの抜き方です。

人それぞれ、方法は違います。
どのやり方が最適かは、
私には判断がつきません。
タロット、つまりご本人の潜在意識に
聞かないと分からないです。

今日は、うまくいった鑑定実例をあげさせて頂きます。
ただし、いつでも誰でも、この方法で、
スムーズにコンセントが抜ける訳ではありませんので、
ご注意ください。



【ご相談】

アラフォー女子のAさん。

そろそろ、結婚したいと思っています。
でも、今、お付き合いしている彼に、
今は結婚する気がないと言われたんです。
かといって、お互い好きなので、
別れる訳でもない。

「彼と、このまま付き合い続けて、
結婚する気になるまで待った方がいいのか?
新たに結婚相手を探した方がいいのか?
どちらでしょうか。」




【結果】
① 『Aさんの現状』

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マルセイユ版のⅩⅤ 「悪魔」


あ~あせる
悪魔に繋がれてる。
でも、Aさん、そこから逃げる気がないのね。
アカンアカンと思いながら、
そこで留まっているのが、快適なんやね。

これは、ご両親(時に母親)に、
しっかりコンセントが繋がったままの状態だと、
すぐにピンと来ましたひらめき電球

結婚できない原因は、コレです。

彼を待とうが、新しい人を探そうが、
今の状態のままでは、結婚できません。


「では、どうしたらいいのでしょう?」


② 『Aさんの本音』

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OSHO禅タロットの「二枚舌」=ソード7

お母さんに見せている顔は、
にっこり微笑んだ、優しいええ顔。
でも、心の中には、
ドス黒い憎しみや恨み、嫌悪感が隠れています。

Aさんも、自覚があるはずです。



③ 『お母さんに対する対応策』

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OSHO禅タロットの「自分の内へ入る事」=カップ4

周りのゴチャゴチャうるさい声を
シャットアウトして、
自分のハートが、
何を望んでいるのかを感じてみる。

周りの声は、
お母さんの声でもあり、
自分の顕在意識の声でもあります。

いずれにせよ、
ネガティブな事しか言ってこないので、
今は耳を貸す必要がないです。


④ 『③が実行できたら、結果どうなるか?』

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OSHO禅タロットの「熟す」=ペンタクル9

本当の意味での成熟。
つまり、大人になるって事。
頑張らなくても、もうすぐその時期がやってくるよ。


⑤ 『お母さんの本音』

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OSHO禅タロットの「投影」=カップ7

お互いに、ちょっと良い顔で向き合う二人。
母子共に、自分の本音を曝け出していないようです。

お母さんは、おそらく、
ご主人にも、自分の真の姿をみせていない。

本当の自分を見せたら、
嫌われるんじゃないかと恐いのですね。

お母さんも、
本当の意味での大人になっていないのです。


⑥ 『総括』

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OSHO禅タロットの「無垢」=太陽

子供の頃の、ピュアな気持ちに戻れる。
そこから、自分も周りも、
ハッピーになっていくイメージ。

Aさんは、この後、
自分とぴったりの"ハーモニー”を奏でる
パートナーが出現するカードを、引かれました。



私 :

「まずは、自分のハートが何を感じて、
何を望んでいるのか聞いてみて下さい。

この時、お母さんの意向は無視するのです。
悲しみや怒りも、すべて出して下さい。

整理が出来たら、そのままお母さんに伝えて下さい。
本心を伝えることで、コンセントが抜けます。

もうとっくに、その時期が来ていますから、
ひとりの大人になって下さい。
その後に、本当のパートナーと結ばれます。」


Aさん :
「そんな事したら、お母さんが可哀想。
それは、お母さんを見捨てるようなもんです。
辛くてできません。

それに、お母さんには、
今まで自分の気持ちを、何回も伝えて来ました。
でも、いつも怒り出して、受け入れてもらえないんです。
そんな事、何回やっても同じです。」


私 :
「そうなんですね。
一生その状態で良いなら、今のままでもいいですよ。
その代わり、結婚は難しいでしょう。
親が健在の間はいいですが、
いつかお母さんが亡くなった時、
あなたは一人で大丈夫ですか?」


Aさん :
号泣。
無言。



【結果検証】

Aさんから頂いた報告の一部を、そのまま引用します。


以下、転載。




自覚ありませんでしたが、
パンチ効いてたようです。
帰り道、おお泣きしながら、歩きました。
今もちょっぴり涙です。

こんなに苦しかったんですね。
親をすてるような罪悪感。
今の家にいる計り知れぬ心地よさ。

コンセントを抜こうと想像するだけで、
胸が張り裂けそうになる。

無理に抜くんではなく、
自然に抜けるように意識していきます。
それは喜びなんだよって。
親を捨てるわけでもないし。

親から、また親への愛を
ないがしろにするんじゃない。
むしろ育ててもらったからこそ、
一人前の人間に育ったんだよって。
感謝と赦しを客観的にもつ。

癒着してるところをはがして、
自立した一人の人間として、
それぞれの親に
今とは違う感謝と愛をそそげるようになりたい。

昨日夜中にかけて、母にすっかり話ました。
母は、おなじことを私に伝えたかったと、
まったくヒステリーをおこさずに
受け入れてくれました。
今までならプライドが傷つくとかいって、
まともに受け入れなど、してくれなかったのに。

驚きました。
お母さん、わたし恨んでるよって、
そこまで言ったのに。


母源病だよって。
母のおこないが子供にいやおうなしに伝わる。
そんな言葉が昔からあるって、
お母さんも知ってたよって。

父との問題は、自分で解決するから大丈夫だとまで。

あっというまに、ずいぶん進みました。
あっけなく。

もちろん癒着は、まだまだこれから、
はがすんだろうとおもうのですが。

のり子さんのタロットの話を、友達にしたら、
その子も自分の家族を振り返り、
わたしに初めて家族の問題を話し、涙ぐんでました。

彼にも全部話しました。
私たちは、子供なんだよって。
彼はだまって、
微笑みながら母の件もきいてくれました。

母のこと、事実いままでは、
何を言っても通じなかったんですよ。
話しても泣きながらとかだったし。

母が自分の様子を受け入れ、
わたしを受け入れた時の穏やかな顔。
ミラクルです。

すっかり心が軽くなりました。
素晴らしい経験ありがとうございます。

驚く変化がこの1日で起き、
しつこいようですがメールを差し上げました。
お許しくださいませ。






以上です。



ここまで早く行動できる方は、珍しいです。
お母さんにも受容れ体勢が整っていたからこそ、
可能な行為でした。


Aさん、よく頑張ったねヽ(^。^)ノ


Aさんは、
その時の様子を、ブログに書かれていますので、
興味ある方は、読んでみて下さい。
(ご本人より、ブログ紹介の承諾を頂いています)

「母子の問題」
http://ameblo.jp/gamaria/entry-11008920580.html


コンセントの抜き方は、人それぞれ。
ケースバイケースで、もっと難しい方もおられます。


また、承諾を頂けたら、
色んなケースをご紹介したいと思います。