どうも、モジョリアーニです。

 

独身で、アラフォー、40代くらいの世代、あるいはそれ以上、そして女性。

私と同じ境遇の他の人の人生をたくさん見てみたくて、そういう人の動画を見ながら過ごしています。

 

 

だけど、人の数だけ人生がある。

私と全く同じような人はいないなと、すこし諦めのような気持ちもあり、でもやはりとても勉強になるなと感じて、こまめに見ています。

 

で、失業してる人とか、仕事がうまく行かなくて転職を繰り返す人というのは、「働くことは」とか「仕事する精神」とか、ついには「生き方」みたいなことまで考えて、自己分析とか自己改善に行かざるを得ない。

 

ダイエットがうまく行かず、すぐ太ってしまうような体質の人も、タンパク質とか脂質とかを計算しだして、「言葉は行動となり、行動は習慣となり……」などと言い出したりもする。

 

私は恋愛が欲しくてたまらなかったし、婚活も上手くいかなかった。

だから婚活系の動画を山ほど見て自分を粉々に砕いていじめ抜いた。

結婚できるマインドとは、男性に愛される女性の特徴とは……という動画を病的に見ていた。

 

だけど、仕事がうまく行っている人は、偉そうなこと言っていても大体何も考えていない事が多いし、考え抜いているつもりでも、うまく行っていない人の苦しみを理解するには至らないし、自分が同じ状況に置かれたとしたらどうにもできないことも多いんではないだろうか。

 

ダイエットしかり。

結婚しかり。

 

難なく手に入れた人は、声高にマインドを語るべきではないなと感じた。

 

私の職場でも、アルバイトの方が「●●さん達はどうやって正社員になられたんですか?」とお昼休みに聞いていたことがあった。うちはアルバイトからの社員登用はしていないが、できればなりたい、という感じを受けた。そもそも「正社員」という事を意識していないしそんな言葉使わないから、私達は戸惑った。

 

そして聞かれた方は困るのだ。

私達は大体なりゆきでこの会社に入っている。

強い志を持った人などおらず、新卒入社は大体「なりゆき」「受かったから」というし(私がそう)、年齢が行ってから転職してくる人はだいたい「金に困って入って来た」という。

 

私達は、自分が焦がれても手に入らない物を手に入れている人を、自分より優れた人、別次元の人だと仰ぎ見る傾向にある。

 

このブログを通じて、私は自分も他人がうらやむようなものを持っている、という事に初めて気づかされた。いや、気づかせてもらった。

だから私は今生きていられる。自殺を思いとどまることが出来て、今は「死ななくて良かった」とまで思えている。

 

えっと……たまに忘れそうになるけど、

・資産(2500万円くらい)

・大手正社員

・太らない、痩せてはいないが顔と手足のバランスのおかげで痩せて見える

・実家が太い(でも今も太いとは実感できていないが……)

・健康な体

 

あと、えーと……

 

うん、あまり思いつかない。

 

だけどこれらの要素だって、手に入れたくてどうしても手に入れられない人からすれば羨む物なのだろう。そして私も、今更これらを失ったら平気ではいられない。

 

手に入るものは、努力しなくても手に入る。

何も考えなくともそこに最初から「在る」くらいに。

もちろん努力の末に何かを手にしている人も多い事だろう。

だけど、全ての人がそうなわけではない。

 

なので私はつい、結婚や恋愛や出産が出来ている人は自分より上位の存在だと考えてしまいがちだが、その考えは違うという事に気付いている。気づいているが、やはりその考えは浮かんではくる。来るけど、違うと分かっているからすぐ打ち消す。これを繰り返して、今は自分の存在を「ごみ」だと思わなくなった。

 

手に入りにくいものを手に入れる時は、当然努力が必要だ。

努力の末何かを手にした人は素晴らしい。

だけど、手に入っている人が自分とは別次元の人種だと思って卑屈になることもないなと思えるようになった。

 

 

そして、「自分以外全部動物さん」思考へwwww