前回の続きです。
愚痴ばかりの弟が嫌だと言いながら
私自身が弟の愚痴ばかり書いてるのもどうかと思いますが
心の内を吐き出さないとやってられません

金曜日に急きょ退院したH。
主治医から今後の説明を受けました。
退院後は入院前と同じように生活できるが
自分のしていることがふと分からなくなる時があるかもしれないので
火の扱いなど行動は慎重に。
大きな制限として
てんかんだと判明したからには車の運転禁止。
失神したり急に意識を失う場合もあるのでね

それは法律で決まってることなので
破ったら罰せられる。
治療を始めてから2年間
毎日欠かさず薬を飲み続け
一度も発作を起こしてないという証明ができたら
許可される。
いつから仕事に復帰できるか
どの程度の作業ならできるかは
会社側に判断してもらうことになる。
数ヶ月おきに検査をして
状態が良くなければ改めて手術を考える。
とりあえず次の検査は3月だけど
それまでに異変が起これば即再入院。
だいたいそんな感じだったかな。
こちらの話はまともに聞き入れず
俺は病気じゃない
自分で何だってできると言い張っていたヤツだし
主治医の部屋を出てから
私はHにずっとシカトされ続けてたので
(これらは病気の影響ではなく本人の性格です)
退院時の荷物を持つのも手伝わず
別れ際に声をかけることもせず
父にだけ挨拶をして自分の家に帰りました。
今後の治療方針を聞くだけだと思って行ったので
1時間もかからずに終わるはずだったのが
『何がなんでも今日退院する!』という
Hのわがままのせいで
会計や薬の処方に時間がかかり
病院を出た時には
すでに3時間以上も経っていました。
自宅から病院までは車で1時間。
バスで行くのも大変だろうからと
わざわざ仕事の都合をつけて私を病院へ送ってくれた旦那は
その間ずーっと駐車場で待ちぼうけ。
小3の娘にはすぐに帰って来るからと言ってあったのに
下校時間までに帰ることができなくなり
結局家で1人待たせることになってしまった。
留守番くらいできるようになったとは言え申し訳ない。
Hはそういう所でも人に迷惑をかけてるとか考えないヤツです。
父の話だと
Hは帰宅してからも
ずーーーっと病院や医師の悪口ばかり
延々と言ってたんだとか。
私が毎日聞いていたのと同じ愚痴を
今度は父と上の弟に言い続けていたそうな。
医療保険の請求書すら
書き方もわからずにグズグズ言ったり。
相変わらず
なぜ俺を病人扱いするのか
なぜ薬なんか飲まなきゃいけないのかと
文句を言ったり。
よくもまあ同じような愚痴を
飽きもせずに語れるもんだと
感心すらしてしまうけど
この土日で少し気持ちが落ち着いたようだとも
言っていました。
私も今になって思えば
Hの性根をよく知りもせず
あれやこれやと首を突っ込み
よけいなお節介をし過ぎたなぁと。
母がいない分
私ができる限りのことをしなければと
気負い過ぎていたのかも。
父や本人に頼まれたことだけを
淡々とやっていれば良かった。
心配して毎日電話なんかしたのが間違いだった。
こちらから発言なんかせずに
黙って流れに任せておけば良かった。
もう後悔ばかり。
『邪魔なら死んでやろうか』という言葉には
本当にカチンときた。
邪魔で死んで欲しいヤツなら
電話したりあれこれ手助けしたりしない。
早く仕事に復帰しないと生活できない
そればかり考えて焦ってしまうと言ってたからこそ
せめて医療費だけでも安く済むように
数ヶ月休んでもお金に困らないようにって
自分で掛けた保険のことすらも知らないHの代わりに
なるべく早く保険が降りるよう
医療費を抑えられるよう手続きをしたのに。
押しつけるつもりはないけど
その気持ちが少しも伝わってなかったのかと
急に怒りが噴き出しました。
さらに
『おねえ(私)は何もわかってないくせに
色々うるせーんだよ』と
上の弟に話してたらしい。
そりゃわからんよ。
同じ病気になったこともないのに
簡単にわかるはずないよ。
でも察することくらいはできるし
1番辛いのはHだって思ったから
せめて愚痴くらい聞いてあげて
なんとか気持ちをラクにしてあげたいと
宥めたり励ましたりしたのも仇になってたと知って
すごい悲しくなった
ほーんと
何やってたんだろ私。
もし病気に気づかずに運転を続けて
途中で意識を失ったりして
誰かを事故に巻き込んで死なせてしまったりしたら
その人の人生を奪うことになるし
家族の人生も変えてしまうことになるよね
そんなことになる前に病気がわかって良かったじゃん。
そう私が言ったことがあって
その時Hは
そうやって事故に遭って死ぬ人は
そういう運命なんだから仕方ねーんだよ
鼻で笑いながらそう言った。
神経を疑った。
入院生活のストレスでヤケになって
一時的にそんなことを言ってるだけだと思いたかった。
けれどHはずっと前から
人の不幸については全て運命なんだと言ってる
そう上の弟から聞いた。
根っからそういう考え方か。
可愛がってる姪たちが事故に遭ったりしても
同じことが言えるのかな。
運命運命ってさ…
人の身に起こることが全て運命だって言うなら
病気になったことも
入院生活でストレスが溜まったことも
生活が一変したことも
いちいち周りに愚痴をばらまかずに
自分はそういう運命なんだと
黙って受け入れたらいい。
人のことは運命の一言で片付けるくせに
自分のこととなると少しも受け入れられず
いつまでもグズグズうだうだ言って
情けないしみっともない。
今回のことで
Hの本性が全て見えた気がした。
結婚して家を出るまで
Hと同じ屋根の下で暮らした妹はとっくに知ってた。
早くに家を出た私が知らなかっただけ。
だから妹はHの病気を知っても
たいして気に掛けていなかったんだなと
妙に納得した。
こんな弟を持ってしまったことも運命なのかな。
それならそうと割り切って
もう深く関わり合わずに生きていくのもまた
そういう運命だということにしよう。