無力感 | ☀︎雲の向こうはいつも青空☀︎

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2014年に母がスキルス性胃がんで他界したのをきっかけに、翌2015年から始めたブログ。あれから年月が経ち、今は日常のことをぼちぼち綴っています。


ゴールデンウィーク明けの再入院が決まって
母が自宅で過ごせるのは残すところ3日間でした

母はほとんど固形物を食べられなくなり
食べても嘔吐するようになりました

四六時中ムカムカするようで
胃液だけ吐いたりして
見てる方も辛くて

でも背中をさすってあげることくらいしかできない


連休中に
旦那が母に会いに来てくれて
母の食べやすいものを作ってくれて
みんなでお昼を食べた後
妹夫婦も来て
気分転換に少し散歩に出たけど

帰りの坂道
母はもうふらふらで
私が支えないと歩けなくて

母は
道端の花をちぎりながら

「悔しいなぁ…毎日散歩した道なのに」って

私は
「大丈夫、ちゃんと歩けてるんだから。ゆっくりでも歩けてるんだから大丈夫だよ」って

何度も「大丈夫」を繰り返して
私自身にも言い聞かせてました


活動的でいつも動き回っていた母だから
思うように歩けない悔しさがすごく伝わってきて
私も悔しくて悔しくて


それでもなんとか家まで辿りついて
母をソファーに座らせたとたん

母は
「なんでこんな短期間で体力なくなるんだろう…入院したらますます歩けなくなる…」

そう言いながら泣き出して

私も我慢できなくて
その時一緒にいた妹と3人で
泣きました

母のがんが発覚してから
母の前で泣いたのはそれが初めてでした


夜は居間で寝ていた母の隣に
私達の布団を敷いて
母と私と娘で
川の字になって寝ました

父も一緒に居間で寝ました


夜中に母は何度も呻いたり
泣きながら手をバタバタさせて


私は慌てて飛び起きて
母を落ち着かせようとさすったりしたけど

そのうち堪えきれなくて

父が母についてくれている間

外に出て泣きました


あんなに苦しんでるのに

悔しくて辛くてどうしようもない母に

私は何もしてあげられない


なんで母が
ずっと苦労ばかり背負ってきた母が
こんな思いをしなきゃいけないのか

なんで私達は
何もしてあげることができないのか

悔しくて情けなくて

もう全身が無力感でいっぱいで
やりきれませんでした