昨日、昼一から、2回目のレコーディングを行った
なんと、プロデューサーは、別のMIX作業で、徹夜明けだった。
それなのに、いつもとなんら変わらぬ様子で、優しく丁寧なディレクションをしてくれた。
すごいなぁと思います。
昨日も、2曲の仮ギターと、仮歌を録音した
そして、その後、
解体して作り直して来た新曲 『 Wings 』を聴いてもらえますか?と言うと、
「あ、僕、この前、どんな風に言いましたっけ?」 と指示した内容を忘れていた。
なんせ、プロデューサーは現在抱えている曲数が膨大なので、
一度聴いた新曲のことを忘れるぐらい当然で、そんなことは問題ではない。
その後だ。
私が、前回の、歌詞やコードなどが書かれた資料を取りだしながら、
「サビが短いから、ウンヌン~~、と言われた曲です~」 とゴニョゴニョ言いながら、
その資料を渡そうとしたら、
「あ、もう、それは、いいです。新鮮な気持ちで聴いた方が、曲のことが分かると思うので。」 と言った。
自分の出した指示通りに、言うことを聞いてやって来たかどうかなど、問題視していないのだ。
わたしは、それに感動して、じわっと熱くなりながら、
録音してきた新曲を流し、プロデューサーの反応を見ていた。
私が一番静かになった瞬間だ。
耳を澄ますと、
かすかに小さな声で、
何か言っている。
「うん、流れが自然になってますね。コード進行も構成も大丈夫。え、このサビ・・・」 と言いながら、
鍵盤に手が伸びた。
そして、私に、「メロディーを貰ってもいいですか?」 要は、歌って下さいということだが、
そう言って、何度も、歌わされた。
いろんなコードを探りながら、さらにイメージを膨らませているのだ。
曲のことは忘れてなんかいなかった。
その時に自分が何を言ったか、ということが、どうでもよかっただけなのだ。
いつも、曲が良い悪いなどは全く言わないし、クールなプロデューサーからすると、十分な反応に感じられた。
小さくガッツポーズをしているshinが見えた。
私はただ、静かに静かにしていた。
「次回は、新曲の2曲を、レコーディングしましょう。」
と言って、帰りは、うさぎのマーブルを抱っこして、笑って送りだしてくれた(*^o^*)
音楽を心から愛して、いいものを生み出し、人を喜ばすことしか考えていない。
そんな人と一緒に制作活動を出来ていることが、本当に幸せで、感謝しています
早くお届け出来る日が来るのを楽しみにしています