還暦過ぎて人生の広さを知るのだ! | 「アトリエ花音」楽筆と生活の中に見つける小さな幸せ

「アトリエ花音」楽筆と生活の中に見つける小さな幸せ

大阪府高槻市
「アトリエ 花音」です。
メンタルアートトレーニングとしての楽筆教室を開催しています。

ココロ、カラダ、スピリット、まんまるな自分を表現していくことで、癒されていく毎日を過ごしています。

一緒に創造性を広げていきましょう。

25年程前、

私は幼児教育の勉強をして、

小さな子どもの先生になった。


1〜5歳の幼児たちが、

一つずつ自分でできるようになるのを、

少しお手伝いしてあげて、

いつも背後に立って見守った。


ゆっくり成長する子の潜在能力を信じて励ましたり、

みんなと馴染めない子の手を繋いだり、


そんな風に、愛情かけて育ててきた子どもたち。


50代後半でその職を辞めて、

今はパートで若い人たちと働いている。


まるでやったことのない新しい仕事だ。

仕事の仲間は、あの頃幼児だった子たちが、

今はこれくらいの年齢になっているだろう、

そんな年頃の人たちだ。


還暦過ぎて五年、

私の脳はゆっくりペースになり、

新しいデータを更新したと思ったらただちに削除されるし、耳は機械音に反応せず、目はかすんでくる。


言われたことがすぐ出来ない。


スピードに付いていけない。


記憶力がなく何度も聞いてしまう。


自分でも呆れるほどだから、

若い人たちにとっては、

「おいおい、おばちゃん!」て感じなんだろう。


私が気長に待って、一つずつ教えてあげた幼児たちは、私を同じようには育ててはくれない。あの、爆発的な成長期がやってこないのだから当然だ。


喜びがない。


あ、あのご恩を忘れたのか、おぬしたち!

と心で叫んでもしかたない。


還暦って、一巡して生まれ変わる年らしい。

赤ちゃんになって、新しい人生を始める。


しかし、今度の赤ちゃんは、

一度目の赤ちゃんとはちと違う。


緩やかに衰えていく姿が

若者たちの目に映っているだけだ。



本当にこの60年は忘れてしまうのが良いのだ!

そしてまっさらに生まれてしまうのが良いのだ!


過去にしがみついてはいけない。


人生の先輩なんかじゃない。


確実に衰えていく脳を抱え、

教えてくださいと、スピーディーで柔らかい脳の

若者たちに、頭を下げるのだ。


後ろから見守る若者たちに、

ゆっくりと許されていくのだ。


今度はポンコツになることで、

若者たちの成長を応援していく、

そんなことらしい。







12/10

岸和田のLuanaマルシェに出店します。


還暦前から始めたココロの勉強。

セルフセラピーのパワーを、ワークショップで

感じてくださいね。


意識の世界では、

大人が赤ちゃんに戻ってしまうことはありません。


やめられないねラブラブ










■楽筆教室
高槻りあさSTUDIO
毎月第4金曜日 10:15〜11:45
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