旅から帰ってきました。
昨日まで、
あんなに遠くにいたことが、
なんだか不思議です。
今日、ふと目を閉じると、
今回の旅の景色が
次々と甦ってきます。
宗像の空。
海を渡ったこと。
大島に降り立ったこと。
そして、中津宮。
太宰府天満宮。
道真公。稲荷神。
よく一人で、
あそこまで辿り着いたなぁと思います。
知らない土地で電車を乗り継いで、
船に乗って、またその先へ向かって。
ひとつひとつは、
ただ目の前のことをしていただけなのに、
帰ってきた今、
あらためて振り返ると、
ずいぶん遠くまで行ってきたんだなぁ、と。
目を閉じると、
あの場所の空気や、
静けさや、
光や、
そのとき自分が感じていたものまで、
一緒に戻ってくるようです。
今回の旅は、
楽しかった、よかった、
という言葉だけでは
どうにも足りません。
言葉にならないくらい、
満たされている。
そして、
それだけではないような気がしています。
何か、
とてつもなく素晴らしいものを、
授かって帰ってきたような。
それが何なのかは、
まだ、わかりません。
言葉にしようとすると、
途端に違うものになってしまう。
だから今は、わからないままでいい。
ただ、自分の奥深いところに、
確かに何かがある。
そんな感覚だけがあります。
旅をしている最中は、
次の電車や船の時間を見たり、
歩いたり、祈ったり、
また移動したり。
目の前のことでいっぱいでした。
家に帰ってきて、
いつもの場所に身を置いて、
ようやく旅が
自分の中へ入ってきたような気がします。
今回の旅で何を感じたのか。
それぞれの場所で何があったのか。
それはまた、
明日から少しずつ書いていこうと思います。
今日はまだ、
言葉にして整理してしまいたくない。
目を閉じれば甦る景色と、
まだ名前のない、この感覚を。
もう少しだけ、
そのまま味わっていたいと思います。
ああ。本当に、
中身の濃い旅だったなぁ。
