いつも通る路にある大きな琵琶の木の実。
日に日に橙色が濃くなってきます。
数日前、通り過ぎようとしたら、
「良かったらどうぞ。」とその琵琶をくださいました。
少し年を重ねた葉や種にある効用。
琵琶の実が熟れるちょっと前に来るカラスの悪戯の様子。
などなど、ご夫妻がお話ししてくださいます。
約80年の琵琶の木なんだそうです。
数日置いておいて、今日いただいたらとっても甘くて。
うぶ毛みたいなものが柔らかに生えている皮に触れ
その実を口に含むとふわっと香りが広がります。
懐かしい幼少期に過ごした実家の庭の琵琶の木。
今は亡き父の思い出と共に幼少の頃の思い出が過ります。
