明日からワールドシリーズ開幕。 | Mr.ROYALの徒然日記 PartⅡ

Mr.ROYALの徒然日記 PartⅡ

ブログタイトルそのまま、「徒然なるままに」書きたいことを書いていこうと思っております。

 

 

 

 2021年のワールドシリーズはーブスヒューストン・アストロズvsアトランタ・ブレーブスの対戦カードが決まりました。

 

 管理人の事前予想では、アメリカン・リーグはリーグ最高勝率のタンパベイ・レイズとアストロズの二択、一方のナショナル・リーグは西地区で壮絶な首位争いを繰り広げていたサンフランシスコ・ジャイアンツロサンゼルス・ドジャースの勝者と予想していたので、正直ブレーブスがワールドシリーズに出場するとは全く予想していませんでした。

 

 2017年のワールドシリーズを制したものの、その後チームぐるみのサイン盗みが発覚し、今や全米屈指のヒール扱いになってしまったアストロズですが、

 

 …打線は相変わらず超強力。

 

 「恐怖の1番打者」ジョージ・スプリンガーがFAでトロント・ブルージェイズと契約して多少破壊力は弱まるかと思いきや、その穴は若きホープであるカイル・タッカーがあっさり埋めてしまった。

 

 そして投手陣もエースのジャスティン・バーランダーがトミー・ジョン手術の影響でシーズン全休ながらもザック・グリンキー、フランバー・バルデス、ランス・マッカラーズJr.らが踏ん張り、圧倒的な強さで地区優勝→プレーオフ勝ち上がり→ワールドシリーズに進出。マッカラーズJr.が故障のためロースターから外れるのは誤算と言えば誤算ですが、それでも残った投手でやりくりしそうな予感。

 

 一方のブレーブスは全くの無印ながらもミルウォーキー・ブリュワーズ、ロサンゼルス・ドジャースを相次いで撃破。1999年以来のワールドシリーズ進出を決めました。

 

 1990年代中盤以降グレッグ・マダックス、トム・グラビン、ジョン・スモルツの殿堂入り3人の大投手が君臨していた時代からプレーオフの常連となりながらも不思議とワールドシリーズには縁がなかったブレーブス。最後にワールドチャンピオンになったのは1995年。ここ数年もここぞという場面での勝負弱さが出てプレーオフ敗退が続いていましたが、

 

 今年はむしろ劣勢をことごとく跳ね返してきた。

 

 シーズン勝利数こそプレーオフ進出最小の88勝ながらも、ブリュワーズとの第4戦では絶対的クローザーであるジョシュ・ヘイダーから主砲のフレディ・フリーマンが決勝アーチを放ち、ドジャース戦ではロベルト・アクーニャJr.の故障による戦線離脱の穴埋めのためにシーズン途中で獲得したエディ・ロサリオ、ジョク・ピーダーソン。アダム・デュバルといったあたりが大活躍。ドジャース先発陣のスクランブル登板による自滅の部分はあるにせよ優勝候補大本命のドジャースを蹴散らしたのは決してまぐれではない。むしろチーム全体としての勢いはブレーブスの方があるかもしれません。

 

 下馬評では圧倒的にアストロズ有利が伝えられる今シリーズですが、

 

ブレーブスとしても1999年のワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースにスイープを食らった屈辱から22年。なんとしてもその時の屈辱を晴らしたいところ。

 

 個人的には第1戦の先発であるベテランのチャーリー・モートンがアストロズ打線を抑えられるかどうかでシリーズの情勢が決まってしまいそうな予感がしているのですが、果たしてその予想はいかに。

 

 MLB2021シーズンの最後を締めくくるワールドシリーズ。

 

 軍配は果たしてどちらに?