話は前回のブログの続き。
前回のブログで管理人は
「1週間で500球の球数制限ルールには何の意味もない。」と言いました。
それではどうやったら解決するのか?
今回はその解決方法について考えてみる、というのが趣旨です。
とはいえこのケースにおける解決法には
特効薬などない。
というのが基本的なスタンスであります。
ここから先は管理人自身が考えた解決法、というよりはすでに巷に出回っている内容になるかと思いますが、それぞれの方法について考えていこうと考えております。
①1人の投手が1試合で投げられる球数を制限する
WBCやU-18 ワールドカップといった国際大会では当たり前に導入されているルールであり、特に成長期の投手には厳格に適用するのが世界的なトレンドであります。MLBでも先発投手は
「中4日で100球程度」
が目安となっており、
「エースは先発完投するのが当たり前」
という認識は今や過去のものとなっています。
とはいえ現在の日本の高校野球でこの方法を導入するには
- 大会スケジュールの緩和
- ベンチ入りメンバーの人数増(特に投手増)
- 規定投球数を投げた投手の連投禁止(登板間隔を開ける)
をセットとして考えないと逆効果にしかなりません。
この中で一番即効性がありそうなのは大会スケジュールの緩和なのでしょうが、
…確実に文部科学省が「学生の本分は勉強」「教育の一環」という大義名分を持ち出してダメ出しすること必至。さらにセンバツが毎日新聞、夏の選手権大会が朝日新聞主催の「興行」という性格を持っている以上、お互いのメンツもあってスケジュールの緩和、というのは最初から頭にない。となると連投禁止ルールを入れるのならベンチ入りメンバーを増やすという安易な方法を選択するような気がしてなりません。
②7イニング制の導入
サッカーやラグビー、バレーボールやテニスといった他の球技では一般的に高校生の大会では試合時間を短縮しているケースがほとんど。
例を挙げるなら、
サッカー:45分ハーフ→s40分ハーフ
バレーボール、テニス:5セットマッチ(3セット先取で勝利)⇒3セットマッチ(2セット選手で勝利)といった感じ。
だったら野球も通常9イニング⇒7イニングにしたらどうか、という意見も当然ある。実際、去年の夏に各都道府県の高野連による独自大会が開催された際に7イニング制を導入した都道府県が結構ありました。
だからこっちの方が実行しやすい、という側面はあるかと思いますが、
こちらもこちらで「回数が短いならエースに完投させる」という監督が増えそうで、1試合当たりの球数は減ったとしてもトータルではさほど変わらない気がします。
この他にもいろんな解決法はあるかとは思うのですが、最初にも言いましたがこのテの問題には特効薬などありません。
管理人個人としては国際大会ルールにのっとった球数制限+大会スケジュールの緩和を同時に進めていくのが一番いい方法なのだとは思うのですが、同時に
「甲子園至上主義」
「エースとの心中の美学」
「感動ポルノの強制」
といった高校野球関係舎及び高校野球ファンの根底に流れている発想をどうにかしない限り解決は難しいように思うんですよね。本当。