MLBから帰ってきた、と言うだけで大金をドブに捨てる摩訶不思議。 | Mr.ROYALの徒然日記 PartⅡ

Mr.ROYALの徒然日記 PartⅡ

ブログタイトルそのまま、「徒然なるままに」書きたいことを書いていこうと思っております。

NEW ERA(ニューエラ) MLBレプリカキャップ(ニューヨーク・メッツ) The Leag...
¥2,480
楽天


 福岡ソフトバンク・ホークスに入団が決まった松坂大輔3年12億円+出来高



 オリックス・バファローズに入団が決まった中島裕之3年総額12億円



 仮にこの2人が来シーズンもアメリカに残っていたとしたら、まずこんな大金を払う球団はどこにもない。



 松坂についてはひょっとしたら先発投手を欲しがる球団からメジャー契約の話はあるかもしれませんが、せいぜい40人枠入り前提のマイナー契約がいいところ。松坂の場合は多少メジャーでの経験もあり、今年はニューヨーク・メッツザック・ウィーラー、ヘンリー・メヒア、今年のナ・リーグ新人王に輝いたジェイコブ・デグロムと言った若手の台頭によってリリーフ中心の起用だったとはいえ、ローテーションの谷間では先発のマウンドにも立ち、一時期はクローザーとしてチームの勝利に貢献した(のちにクローザーにはメヒアが定着。)。だから日本にやってくる現役メジャーリーガーを獲得する金満球団ならばこの金額を出すことは考えられなくもないのですが、それでもどう考えてもこの金額は高すぎる。



 しかし、中島はオークランド・アスレチックスに入団以来2年間メジャー昇格はなし。しかも今年は3Aでも通用せず、2Aが主戦場だったマイナーリーガーにしか過ぎない。渡米前から指摘され続けていた拙守と守備範囲の狭さは一向に改善されず、2A落ちしたその試合で1試合4失策を記録。以降は本職であるショートではなく空いているポジションをたらいまわしにされる始末。さらに打撃面でも日本での勝負強さは影を潜め、成績も特筆すべきものを残せなかったことからメジャーどころかマイナー契約の提示すら危うい立場。松坂で高すぎる、と思うぐらいなのですから中島にこの金額はどう考えても異常。代理人の「吸血鬼」スコット・ボラスにいいようにやられたとしか言いようがない。(そういえば松坂の代理人もボラスだったような?改めて確認してみたらボラスとの契約は2013年に解除され、SFX社と代理人契約を結んでいた。)



 確かに、アメリカに渡った日本人メジャーリーガーたちがアメリカでの経験を日本に持ち帰ってくる、と言う選択肢はありだとは思います。しかし、いくらメジャー帰りとはいっても今日本に戻ってきている選手、と言うのはアメリカで通用しなかった選手ばかり。新外国人選手を獲得するのと同じ、と考えたとしても条件提示が現時点での評価と見合わないのが現実。明治以降、いや、それ以前から日本人の舶来品崇拝の意識には根強いものがありますが、まさかこんな場面にまでその意識が顔をのぞかせているとは。特に球団のオーナーにそういう傾向が強い場合、アメリカから帰国するメジャーリーガー、と言うのは戦力強化のための万能薬に見えるのでしょうか?だとすれば常軌を逸した獲得合戦(特に中島に関する)に納得はいくのですが、多少なりとも事情を知っている人間にとっては非常に滑稽でしかない。これで大金をはたいて獲得した彼らが活躍できなかったら彼らをスケープゴートにする腹積もりなのでしょうが、こういうケースでは本来では球団の編成部門が最終的な責任を問われる。ただ、日本の球団フロントはど素人ばかり。だから結果としてこういうケースが後を絶たないのでしょうね。



 それにしてもソフトバンクもオリックスも金に飽かせた補強を続けておりますが、本当に戦力面での補強になっているかどうかは疑問。



 特にオリックスは中島の他にFAで小谷野栄一、DHのウィリー・モー・ペーニャを解雇して代役としてトニ・ブランコ、先発ローテーション補強目的でブライアン・バリントンと日本球界で実績を残してきた選手ばかりを獲得したのはいいのですが、



 …小谷野と中島をいったいどのポジションで起用する気なのでしょうか?



 ただでさえ今年のキャンプイン前にユニエスキー・ベタンコートと言うどうしようもないポンコツを獲得して失笑を買ったばかりだというのに、どうやら来年も同じような失態を繰り広げそうな展開。舶来品をありがたがったばかりに必要以上の大金を巻き上げられる醜態はいつになったら止まるのか。ボラスやSFX社が内心で日本の球界のバカさ加減に対してほくそ笑んでいる姿を想像しつつ、この章終わり。