本来であれば今週は舞台観劇はお休みの予定だったのですが、
…こういう時に限って大人しくしていることがもったいない、と感じてしまう。
当初は「Kiss Me You~がんばったシンプー達へ~」を再び観に行くことを考えたのですが、
…正直なところ、中目黒まで足を運ぶのは気が進まない。
それ以前の問題として会場であるキンケロ・シアターのキャパ自体が狭く、当日券を取れるかどうかがわからない。
そんな中、当日公演中であったことを思い出したのがENGの舞台「THRee'S」 。
会場の笹塚ファクトリーもキンケロ・シアター同様キャパが狭く、前売り券がほぼ完売状態。まあ、企画演劇集団ボクラ団義の主力メンバーが客演として出演していますので、ボク団ファンが大挙して押し寄せた可能性は大。
そんな訳で当日券をより取りやすい方にかけ、当日は笹塚まで足を運ぶことにしました。
今回の舞台「THRee'S」のモチーフは「三国志」。時期的には黄巾の乱から董卓暗殺のあたりまでになるでしょうか。三国志の中でも序盤も序盤の時代であります。
今回の脚本を書いたのはボク団主宰の久保田さん。そのせいか上演時間も休憩なしの2時間45分とやっぱり長い(笑)。
キャストの半分が何の役をやるのか伏せられた状態という「耳があるなら蒼に聞け~龍馬と十四人の志士~」のパターンと類似しており、開演直前の入場のためパンフレットを事前に買えず、結果的にボク団の舞台を観るパターンで臨むことになったのですが、
…もう少し早い時期に観ればよかった、とちょっと後悔。
本当にこの久保田唱と言う人、とんでもない本を書く。
まさか三国志にタイムトリップの要素を持ち込み、登場人物を誰もが予想もしない形で同一人物として登場させ、しかもそれが不自然にならないようにストーリーを作り上げるなんてことは普通の人間にはまずできない。
今回参加したボク団メンバーもそれぞれに持ち味を発揮していましたし、ヒロインである貂蝉役として登場したきーぼーも今やすっかりヒロインの顔。もはやボク団のメンバーと言ってもいいぐらい(笑)。
そんな中でもやっぱり中村さんのおじいちゃん&ストーリーテラーのポジションは安定感抜群。終演後の舞台挨拶で29歳、ということを強調していたのですが、観客は誰も信じちゃいない(笑)。ボク団の看板役者である沖野さんが現在29歳、と言ってもその独特の威圧感と貫禄のために信じてもらえないのと同様、あそこまでおじいちゃん役がしっくりくる29歳もそうはいない(笑)。きーぼーなんか年は1歳しか変わらないのに中村さんを「ボク団のおじいちゃん」と呼んでいる(笑)。
このボクラ団義と言う劇団、沖野さん、竹石さん、大神さん、今回出演していない平山さんといった主力メンバーばかりでなく、中村さんに代表される脇を固めるメンバーも強い。全員がほぼ同年代、というのは強みなのか弱みなのかは今の時点では何とも言えませんが、現時点で最も勢いのある劇団であることは間違いないでしょう。
「耳があるなら蒼に聞け」が終わってから劇団員それぞれの外部出演が11月まで続き、久保田さんも本公演だけではなく客演公演の脚本を書くなどなかなか劇団全体が忙しい時期を送っていますが、12月の本公演まではそれぞれの客演舞台にもお邪魔することになりそうな予感。(春原さん出演の劇団6番シードの本公演「メイツ!」は放っておいても最低5、6回は観ることになるでしょう。)
これからの季節は体力とカネが飛んでいきそうな予感はしているのですが、必要以上に負担をかけずに観劇ライフを楽しもうと思います。