・・・SDN48の千秋楽公演が終わりました。
3/31に「メンバー全員卒業」と言う名のもと、グループが解散することは半年前からわかってはおりましたが、この日が来ることはもっと先のこと、と思っておりました。
そして、以前から千秋楽公演が終わってから、このタイトルでブログを書こうと決めてはいたのですが、それが現実のものになる日も…。
私が秋葉原にあるAKB劇場に初めて足を運んだのは忘れもしない去年の5/14。まさみんの生誕祭の日でした。
もともとAKB48、と言うグループについては多少の知識は持っており、秋葉原に公演専用劇場があること自体は知っていましたが、最初のうちは特にAKBファンと言う訳ではなかった私にとっては一生足を運ぶこともない、無縁の場所だと思っておりました。
そんな私ですが、ひょんなきっかけからSDN48と言う姉妹グループの存在を知り、何の気なしにYoutubeで流れていたデビュー曲「GAGAGA」のPVを見ているうちにSDN48に関心を持ち始め、気がついた時にはSDN48関連の映像をYoutubeで探しては見る、と言う状態になっておりました。今では若干DD気味である私ではありますが、不動のイチ推しであるまみたんの存在を知り、真っ先にハマったのもちょうどこの時期だったのですが、この段階では劇場公演に行こう、と言う発想はまだありませんでした。
そんな私が劇場公演に行こう、と思い立ったのは皮肉にも去年の3/11、東日本大震災が発生してからでした。ちょうど仕事中に震度5強の揺れを経験し、首都圏の交通網が寸断され、その後半月程不自由な生活を余儀なくされました。その時に私の頭の中をよぎったのが、
「いつか東京にも東日本大震災のような巨大災害が来る。」
「そうなったら、おそらく自分は生きてはいない。」
「いつ死ぬかわからないのなら、自分がやりたい、と思ったことをやろう。」と言うものでした。そしてその段階で、自分がやりたいことってなんだろう、と自問自答していくうちにたどり着いたのが、
「SDN48の劇場公演を観に行きたい。」でした。
とはいえ、当時は劇場公演の申し込みルールさえ知らない状態でしたから、まずはチケットを申し込むことから始めなくてはいけない状態でした。インターネットでSDN48の公式HPを探し、申し込みルールを確認し、自分のスケジュールと公演スケジュールがうまくかみ合う日を選んでネットで申し込む。1番最初に申し込んだのは4/2の震災後の再開一発目の公演でしたが、さすがにこの日は応募が殺到したようで、あっさり落選。しかし、一度申し込んで落選するぐらいなら、最初から申し込みはしません。むしろ1度落選したからこそ、逆に公演に行きたい気持ちが強くなり、また応募する。その甲斐あって、当選メールが自分のPCに届いた時には思わずガッツポーズ。公演当日は夜まで仕事はあったのですが、それでも18:00には終わる。公演開始は20:30。もうこの日は朝から気持ちは秋葉原に行っておりました。
そして、劇場ルールのイロハもわからないまま劇場名物の入場抽選に臨み、まさかの1順目入場確定。この時は喜ぶよりも先に何が起こったのかわからず、キョトンとした状態で劇場内部に入ったのは今では懐かしい思い出であります。
この時の公演で最前列に座り、まみたんを観に来たはずがいつの間にかちゃきのパフォーマンスに取りつかれたことで完璧にSDN48と言うグループにハマってしまった私は、その後もスケジュールとにらめっこしながら劇場公演への応募を続けることになります。しかも、最初は1期生公演のみの応募だったのが、そのうち2期生公演にも申し込みを始め、当選メールが来るたびに劇場に足を運び…。最初のうちは地蔵に近い状態で、MIXの存在自体も知らなかったのが、気がつけば自分もMIXを打つようになって、また一段とのめりこむ。7月以降は1期生公演に応募してもまるで当たらなくなった反面、3期生が加入してからは2期、3期公演に応募すれば毎回当たる、と言う幸運にも恵まれ、1か月に1度は必ずAKB劇場足を運ぶような状態になっておりました。
とはいえ、AKB劇場、と言うところはライブハウスもしくは劇場、と言う視点から見ると、本来は最低の場所なんですよね。AKB劇場には名物となっている2本の柱があるのですが、ステージの手前に柱がそびえたち、席によっては柱が邪魔をしてステージが見えない場所があります。そもそも、ステージの手前に障害物があると言うこと自体本来は問題なのですが、運営は劇場の持つ最大の弱点を、ある手段をもって最大の利点に変えました。
それがAKB劇場名物である「入場抽選」と言うシステム。前売り券、と言うシステムがなく、またチケット自体に座席指定もない。当選メールでチケットの購入権利を手に入れ、権利を手に入れた本人のみが当日の公演チケットとの引き換えが可能。さらに当日の席順は抽選によって決定する。劇場に早く行けばいい席を確保できる訳ではなく、すべては運次第、と言うシステム。しかし、そのシステムのおかげで柱に邪魔されることなく劇場公演を観ることができる座席で観たい、と言う気持ちをかきたてることになり、結果として劇場公演へ応募を繰り返す。私も最初に行った公演で1順目入場をしたこと、そして本格的にSDN48にハマってしまったことにより、1度見ただけでは飽き足らなくなったんですね。そして、劇場通いを繰り返していくうちに、私と同じような立場にいるファンとの会話も楽しめるようになり、先日行われた握手会では劇場でお互いに顔見知りだったことがわかって、話が盛り上がったこともありました。
そんな訳で、私にとってAKB劇場とは、頭の中をからっぽにして、自分を裸にできる場所だったように思うのです。スケジュールの関係で応募できるのはせいぜい月に1、2回が限界でしたし、いつでも入れるときに入れた訳ではないのですが、それでも劇場公演に当選して、劇場に入れる時は少年に戻ったようにワクワクしました。ステージそのものも楽しめたのですが、同時に入場抽選の時の方が緊張したことも忘れることはできません。
でも、そんな私のAKB劇場通いも、昨日、1期生公演が千秋楽を迎えたことで幕を閉じることになります。
本来、AKB劇場はAKB48の公演のための専用劇場なのですが、 AKB公演に行く気がない私にとっては、
「SDN48の公演を観に行く場所」であり、そのSDN48が解散してしまえば、
「もはや行く理由がない。」
だから、1期生千秋楽公演でロビー規制が入った時点で、私にとってはもはや足を踏み入れる場所ではなくなりました。最後に1度、できれば1期生公演を観たかったのですが、3月になって土日にイベントが集中し、平日公演が主流になったことによって私が劇場公演に応募すること自体が不可能になりました。結局、今年の1月に入った2期、3期生公演が最後の劇場公演となり、劇場自体も先月末のかずちぃ、まちぱいのW生誕祭をロビ観したのが最後になってしまいましたが、それでも1か月に1度のペースで公演には行けましたので、これ以上の贅沢は望めないでしょう。
それでも神様はラストチャンスを残してくれたようで、3/31にNHKホールで行われるラスコンのチケットを私のもとに届けてくれました。今日、発券手続きをすませてチケットを手にすることになりましたが、残念ながら今回は3階席。まあ、当たっただけで儲けものでしたから、そこまで贅沢は言えませんね。そんな訳でラスコンについては最後のSDN公演として沸いてくるつもりではありますが、同時にAKB劇場にもこの場を借りてお別れを告げようと思います。
さよなら、AKB劇場。そして、短い間だったけど、ありがとう。