Jim O'rouke / Eirika
ジムオルーク(注1)初のヴォーカル作品とあって、
リリースから10年たって手にしたこのアルバムも
すり切れるほど聴いたレコードの中の一枚
Eureka(注2)という言葉の意味を知ったのは
当時シェアハウスしていたニュージーランドの
友達がふと口にした時、彼は身振り手振りで
解らない僕にその意味を教えてくれた。
ジャケットからは想像もつかないほどの
美しい弦の響きと幽美なピアノの調べ。
アメリカの巨匠バート・バカラック(注3)
「Something Big」のカバーは原曲を上回る
ほどの豊かさと優しさをほこり
まるで20世紀のポップミュージックを
1つのアルバムにぎゅっと詰め込んだような
珠玉の作品。
ジャケット画は日本漫画界の鬼才
友沢ミミヨによる.(注4)
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(注1)JIM O'ROURKE / ジム・オルーク
1969年シカゴ生まれ。ガスターデルソルや
Loose Furに参加。その一方で小杉武久と共に
マーク・カニンガム舞踏団の音楽を担当、
Tony Conradなどの作曲家との仕事で
現代音楽とポストロックの橋渡しをする。
1999年から2005年にかけてSonic Youthの
メンバーおよび音楽監督として活動している。
(注2)「Eureka」とは
「私は見つけた」「分かったぞ」
「解けた」の意味。
アルキメデスが彼の原理を発見した際、
思わず叫んだとされる言葉「見つけた」
という意味の古代ギリシア語。
ジムはこのアルバムで初めて
ボーカルに挑戦し、成功をおさめる。
指揮者。
1962年から70年代にかけて、作詞家の
Hal Davidとのコンビで多くのヒット曲を作曲した。
2006年の時点において、米国で70曲のTop 40、
英国で52曲のトップ40の実績がある。
(wikipedia参照)
(注4)友沢ミミヨ
1999年から2004年までフランスに在住。
ジム・オルークのアルバム『ユリイカ』(1999年)
『インシグニフィカンス』(2001年)の
ジャケットイラストを担当
2001年、ポンピドゥー・センターより
絵本「viens chez moi!!!」を出版。
(wikipedia 参照)
