南太平洋にある逃亡者の島 | せぐ吉の読書ブログ

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「南太平洋にある逃亡者の島」



参考文献は、吉田一郎さんで「国マニア」(ちくま文庫)


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南太平洋、ビトケアン島。人口は約50人。


最寄りの有人島まで約400キロ。外部との交通手段は三か月に一回の貨物船。



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1789年、イギリス海軍の船、バウンティ号で反乱がおきる。


反乱をおこした水兵は、(途中でタヒチの男女を乗せ)絶海の孤島であるビトケアン島まで逃れる。



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当初は、反乱水兵9人、タヒチ人男性6人、タヒチ人女性12人という構成でスタートした。


島での生活は過酷であり、また多くの揉め事があった。


18年後、アメリカの捕鯨船により発見された時には、成人男性1人、女性10人、子供23人という構成になっていた。



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この発見はイギリスでもニュースになり、反乱水兵であったジョン・アダムスは国王より恩赦を受け、反乱罪を赦される。



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近年では、ニュージーランドとの同化が進んでいる。