こんにちは。
岡山には、岡山城がありますが、その手前の広々とした敷地に日本庭園があります。
岡山に帰省するたびに、訪れており、
私にとっては、いくらリピートしても飽きない憩いの場でもあります。
昨日4年ぶりに母と行ってきました。
こちらで職員をされているイタリア人建築家の方がいるのですが、話をしたところ、
今年は訪来客のなんと50%が外国人だそうです!
私たちが行ったときも、ポーランド人の団体客やオーストリア人などヨーロッパ人もたくさんいました。
こう言ってはなんですが、
この田舎町岡山でこんなに外国人をたくさん見るのは初めてです!!
岡山もやっと国際的に!!?
これも円安のお陰でしょうか。。
下の画像は、入り口からザーッと見渡した感じですが、
ここから見えていない場所もたくさんあります。
今回の訪問は、4年ぶり。
入ったばかりなのに、お腹が空いたと母。笑
抹茶アイス、美味しい〜
いつ来ても癒されます。。
今日は、この場所に移築された武家屋敷にも足を延ばしてみました。
庭園の中にあった、当時池田藩主が憩いの場として利用されていた、庭園が一望出来る建物は、戦災で焼失してしまいました。
そしてその場所に、昭和24年
山口県岩国市の吉川邸がそのままこちらに移築されました。
その名は「鶴鳴館」。
「亀 」と書かれたこの床の間に座った武家の殿様が見た屋敷の奥行きがこれ。
身近な家臣から下っ端の家来がズラリと奥まで座っていたのでしょうか。。
そして、その隣りには、
自らも能を舞っていた池田綱政が 1707年に作らせた能舞台。
こちらも戦災で焼失してしまいますが、昭和33年に復元されました。
客席の間「栄唱の間」の軒から観望出来る裏山。
写真では分かりにくいですが、巨大な石があります。
高さは人の2、3倍はあります。
これを切って運び、再び合わせたようです。
よく見るとほぼ水平に伸びている木。
木を支える根っこの力を思うと生命力が伝わってきます。
海外から多くの観光客の興味を引くこの日本庭園。
機会があったら是非お立ち寄りください。
余談ですが、
実はこの大広間の座敷は、県民にレンタルしているそうです。
何かのイベントで室内楽の演奏もされたとか。
こんな環境で、
チェンバロの演奏をしてみたら、どんなだろう、、
と一人音色を想像してしまいました。