先日、数十年ぶりに歌舞伎を観て、あっ!もっと気軽に楽しんでいいんだ照れと気が付きました

今までのイメージは、皆さんキレイなお召し物を身に付けて、お洒落をしてお出掛けになる特別な場所って感じでした

私はさすがにジーンズでは行きませんが、キレイ目でラフな格好で伺いましたヨ

 

私が好きなのは七之助さん

亡き勘三郎さんの時代から一家に密着したテレビ番組が放送されていて、勘九郎さんや七之助さんのやんちゃなお小僧時代から見ているので、近所のおばちゃん感覚なんです(笑)

それがまぁ、立派な役者さんになられて… 笑い泣き

おばちゃんは嬉しいよw

 

先日は舞踊劇を観たので、次は芝居物を観たいなぁと思い観劇したのは「天守物語」

泉鏡花さんが手がけた戯曲で、坂東玉三郎さん@人間国宝が45年間演じてきた富姫を、七之助さんが継承された演目です

すごいですよね

もはや玉三郎さんの『役』と言っても過言ではないのに、玉三郎さん手ずからお稽古をつけていただける…

七之助さんが玉三郎さんに後継者と認められた証ではないでしょうか

 

そして今回は、妹の亀姫役をその玉三郎さんが演じられる

なんて素晴らしい配役でしょう飛び出すハート

チケット取るのが大変でした💦

 

今回も一幕見席の4階だったので1階の入り口付近は見えませんでしたが、見える範囲は満席でした

前半は時に笑いもあり、軽やかに観ていることが出来ましたが、後半になって富姫が生まれて初めての恋をする頃から切なさが伝わってきます

お二人の美しさだけではなく、優雅な立ち居振る舞いやセリフの抑揚など、うっとりしていたら1時間45分があっと言う間でした

玉三郎さんは古希を超えていらっしゃるのに、歪みや澱みが全く感じられなくて、さすがの堂々としていながらお姫様の愛らしさが見て取れて…

まぁ、私ごとき歌舞伎初心者が語るまでもない、スゴイ方でした

 

1月にはシネマ歌舞伎が上映されます

予告編を見ると、とても楽しい演目のようです

2月には勘三郎さんの十三回忌追善公演があります

ちょっといい席で観ちゃおうかな、出入り口に近い通路側が取れたらですけどね

なぜかと言いますと、観たい演目が午前の部で2演目あるからです

午後の部でも観たい演目があるので、こちらは一幕見席がいいなかぁ

 

【お席の説明】

通常は昼の部として2~3演目、夜の部として2~3演目だったり、今回のように第一部で2演目、第二部で2演目、第三部で2演目など、チケットを取るとその「部」単位で観劇することが出来ます

1等席、2等席、3階A席、3階B席、1階桟敷席と設定されていて、公演の2週間ぐらい前から前売りが始まります

私が見た一幕見席と言うのは、1つの演目だけを4階席(2列のみで100席前後)で観ることが出来る特別なチケットで、前日のお昼からネット予約または、当日窓口販売です

尚、観劇料金は公演ごとに異なります

ご参考までニコニコ