うらうらと穏やかな晴天の下、ふろ~れんす的恒例行事になりました『七福神巡り』に行ってきました

今年で5年目ですが、抗がん剤治療中は行けなかったので4回目になります

今回選んだのは、品川区から大田区にかけての【東海七福神】

東海七福神巡りを調べると、なぜか京急線の北品川駅から品川神社に向かうコースを紹介しているものが多く見受けられますが、一つ先の「新馬場」駅の目の前です

ホームから見えてるので、横断歩道を渡るだけ

ちなみに沿道に人がたくさん並んでいるのは何故かといいますと、箱根駅伝のコースなんです

熱心な方たちが大学名の入ったのぼりなどを持ちながら、結構な人がいましたよ

正面の急な階段を上ると人が止まってるので、「危ないなぁ!上がった所で止まってるなんて」と思ったら、そこまで長蛇の列なのでした

箱根駅伝の応援のついでに来てる人も多かったようです

 

こちらの品川神社に祀られているのは大黒様です

お堂の入り口の金具なんですが、♡型なんですよ

神社の装飾でハートって何気に多くないですか?

 

そして、一番上の写真の階段の左上に人が数名いるのが分かりますか?

こちらには標高15メートルの富士塚があります

山開きの時とか期間限定でしか登れない富士塚もあるようですが、こちらはいつでも登山出来るようです

ちゃんと「二合目」「五合目」などの道標もありまして、私も無事に登山をしてきました

見晴らしが良いかっていいますと、正面に京急の駅舎があったり、あとはビルばっかりなので、風情を求めてはいけません

 

境内には東海七福神巡りの記念碑がありました

結構気が付いている人がいないのが残念でした

 

そしてなんと、参拝を終えて正面階段を下りてきたら、横断歩道の前に警備員さんが立ってるんですよ

「何?」と思っていたら、テレビの中継車が走り、その後を青山学院大学の選手が走り抜けて行きました

優勝したんですよね?

あらま、すごいシーンに遭遇しちゃったわ! ラッキー!

信号が変わった時に道路を横断出来たので、2位の選手とはかなり離れていたようでした

 

商店街をテクテク歩き布袋様を祀っている養願寺(ようがんじ)に向かいます

この養願寺に向かうまでの道が↓こんな感じで、雰囲気がありました

 

 

こちらが養願寺さん

七福神巡りの際は、基本的に七福神様の御朱印をいただくのですが、養願寺のご本尊様は虚空蔵菩薩様

私の干支の守り神様なので、虚空蔵菩薩様の御朱印と両方いただいてきました

 

養願寺の向こう正面には寿老人をお祀りしている一心寺(いっしんじ)が見えます

たぶん一分で行けます

こじんまりとした境内ですが、なんだかほっこりするお寺さんでした

ほっこりしすぎて写真を撮るのを失念しました

 

ここからは旧東海道をひたすら歩きます

5分も歩くと恵比須様を祀っている荏原神社に到着です

神社の前には朱塗りの立派な橋が架かっていました

私が参拝を終えた時には、長蛇の列になっていたので、タイミングが良かったとしかいえない

そのくらい長かった…

 

ここまでの四ヶ所は割とトントンとあるのですが、次からはちょっと距離があります

旧東海道をテクテク歩いていけばいいんですが、ちょっと不安になった時にお巡りさん発見

「(品川寺)しながわじさんはもう過ぎてしまいましたでしょうか?」

「いえいえ、(品川寺)ほんせんじさんならすぐその先ですよ。ニコニコ もう間もなく見えてきますからね」

なんと「ほんせんじ」さんとお読みするんですネ

恥ずかしいてへぺろ

 

こちら品川寺さんの大梵鐘は幕末に海外に持ち去られ、1930年(昭和5年)にジュネーブで発見されて戻ってきたそうで「洋行帰りの梵鐘」と呼ばれているそうです

そして、それを記念してかどうか?ちょっと手前の道路は「ジュネーブ平和通り」と呼ばれています

 

そしてこの大梵鐘を囲むように七福神が祀られています

「金生(かのう)七福神」と呼ばれているそうです

思いもかけず一日に2つの七福神巡りをしちゃったわ

幸いも倍になるかしら…ってところが煩悩の塊(笑)

 

次の天祖・諏訪神社(福禄寿様)までは20分ほど歩きます

京急の駅だと3つ分です

こちらでは獅子舞をしていました

獅子に頭を噛んでもらうと厄除けになるみたいなのでぜひやって欲しかったのですが、一人で列に並んでいたので離れるわけにいかず、横目で羨ましそうに眺めてしまいました

そしてそして、こちらのお社の金具にも💛マーク発見

洋の東西を問わず、ハートって縁起物なんでしょうかね?

 

最後の弁財天様を祀っている磐井(いわい)神社へも20分ほどかかります

旧東海道の商店街を歩いてきましたが、大森海岸駅のちょっと手前で国道1号線を渡ります

ここがさっきまで箱根駅伝の選手達が、自校の名誉をかけてひたすら走っていた道なんですね

歩道が幅広くて、とても歩きやすかったです

が、ここの手前の交差点付近は「鈴ヶ森刑場跡」にほど近いんです

興味のある方はご自身でお調べください

 

ガイドブックには約4km 1時間20分ほどと書いてありましたが、御朱印をいただいたり、境内をウロウロしたりして、結局3時間半は超えていました

それでも4時前には完歩したので、寒い思いをしないで済みました

 

今年一年、私に関わる方々が、穏やかで幸せな日々を送れますように