Coron さん
コメントへの返信どうもありがとうございました🙇 




〈以下ひとりごと的疑問〉
機会がありましたら気が向いたときに関連する内容を記事にして頂けますと嬉しいです♪

80代の義母が認知症気味で一応アルツハイマー型の診断は出ています。
要支援2。

同居家族からのメール:
> 物忘れ外来行ってきました。
> 今回はMRIと記憶検査もして頂きました。
> 結果は脳の萎縮度合いも昨年とほぼ変わらず
> また記憶能力は若干落ちていますが
> 薬を服用していない人のデータと比較すると
> 薬が合っているようで、緩やか度合いと思われますとの事
> しかしながら、最近急に怒る度合いが多い
> 沸点のアプローチ加減が⬆なので、様子を見て次回漢方のお薬の処方を、て頂くかもといったところです。

私の返信です:
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「怒りっぽくなる」易怒性はアリセプト(ドネペジル)の良くある副作用ですよね。
効いている(作用)ぶん同時に、そちらにも作用しているのかも?

抑肝散がフィットすると良いのですが…
薬が増え→肝臓の負担が増えて
余計に怒りっぽくなる、という可能性もありですよね(試してみないことには分かりませんが)
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Dr.(精神科医)は「漢方」としか仰ってないようですが『抑肝散』を前提に返信しました。
それくらい認知症の周辺症状に漢方薬といえば、まず第一に抑肝散の処方が多いですよね… 



〈私の疑問〉
・易怒性がアリセプトの副作用なのか認知症のBPSDなのか、は区別がつきにくいと思います。
どちらであるか判別せずに抑肝散を上乗せ処方することは適切でしょうか?

・義母は他院で降圧剤も処方されているはずです(種類は不明)
降圧剤+アリセプト(または他の認知症薬)に抑肝散を上乗せする場合の注意点は?

・高齢者は一般的に肝腎機能が低下しているという前提から “虚証的” であると思いますが
若年性の認知症や明らかに実証的な高齢者に対して抑肝散を第一選択にすることは適切でしょうか?

・抑肝散は元来「小児カンの虫」に対する処方であり「母子同服」により効果が高まるとされますが
認知症患者の同居家族においても同服の効果が期待できるでしょうか?

・漢方の主な処方は古典に基づくものと加減法(江戸時代に日本人の体質に合わせ漢方医が工夫したもの)がありますね。
抑肝散の加法として胃腸虚弱な者に『抑肝散加陳皮半夏』が良く使われますが
構成生薬が増えることにより注意すべき飲食物や香辛料等はありますか?(例えばCYP3A4を阻害するグレープフルーツが柑橘類である陳皮と競合したり、はあるのでしょうか?)

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例によって思いつくまま、です。
適当にスルーお願いいたします💦