BLS:Basic Life Support(一次救命処置)とは、心肺停止状態の人に対して行う救命処置です。



私は非医療従事者ですが、昨年BLS講習を受講する機会がありました。有効期限内ですが、今後も忘れないために定期的な受講の必要性を感じます。


いざとなると講習通りに動けないかもしれませんが、速やかに適切なBLSを行うことで、後遺症なく救命できる場合があると知り、勇気を出して行動したいと思っています。



処置や講習内容は割愛しますが、何点か書き残します。


大声で助けを求めて、周りの人と協力して行う

 安全確保(特に道路の場合)

 119番通報

 AED *1 を持ってきてもらう

 胸骨圧迫を交代で行う


胸骨圧迫のリズム 諸説あり

 アンパンマンマーチ(100〜120回/分)


善意による救命活動に関わる行為は罪に問われないとされている(民法第698条・刑法第37条)



日本では非医療従事者でもAEDが使えます。

医療従事者・教育・スポーツ関係者以外の人にもBLS教育が浸透することを願っています。



ご参考まで

総務省消防庁:一般市民向け応急手当WEB講習:普通救命講習編

一般の人には救助を行わないという選択肢もありますが、119番通報などできる範囲のことをすれば、何もしないより救命率は上がります。

AEDの設置場所の確認を行うなど、多くの方に関心を持っていただけると個人的に嬉しいです。


ちなみに、AEDは購入やレンタルもできます。法人・個人問わず購入に資格は必要ありません。我が家は自宅マンションにAEDが設置されています。



*1 AED(Automated External Defibrillator)

自動体外式除細動器と呼ばれる高度管理医療機器です。除細動とは、心臓がけいれん(細動)した状態を取り除くことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行います。救命時に必要な操作などを音声や光で案内するため、AEDを使えば一般の人でも救命活動を行えます。