2026年7月9日
厚生労働省の先進医療技術審査部会は、国立がん研究センター中央病院が先進医療Bで実施した「メトホルミン経口投与及びテモゾロミド経口投与の併用療法」の有効性について、従来の医療技術より「やや有効」と評価した。安全性については「あまり問題なし」とした。先進医療会議に報告する。
厚生労働省:第190回先進医療技術審査部会 資料:先進医療B 総括報告書に関する評価表(告示旧29)
この技術では、初発膠芽腫に対する国内標準治療であるテモゾロミド維持療法にメトホルミンを追加し、再発までの期間が延長するかを調査した。主要評価項目には12ヶ月無増悪生存割合などを設定した。
評価委員は、12ヶ月無増悪生存割合について、事前に設定した期待値にほぼ近い結果が得られたことなどを踏まえ「有効性は示唆された」と指摘。試験に関連した重篤な有害事象や死亡例がなかったことから、一定の安全性についても認めた。