2024年6月25日

国立がん研究センター、神奈川県立がんセンター、リンクメッド株式会社、量子科学技術研究開発機構は、

再発・難治性悪性脳腫瘍に対する日本発の新規放射性治療薬64Cu-ATSMの安全性・有効性を確認し、承認申請にむけて、悪性神経膠腫に対する第3相比較試験の開始を発表しました。

※詳細はプレスリリースをご確認ください。


再発・難治性悪性脳腫瘍に対する日本発の新規放射性治療薬64Cu-ATSMの安全性・有効性を確認 承認申請にむけて、悪性神経膠腫に対する第III相比較試験を開始(PDF:861KB)


jRCT 臨床研究等提出・公開システム:jRCT2031240090:NCCH2301試験:再発悪性神経膠腫に対する治療用放射性薬剤64Cu-ATSMの有効性を検証するランダム化比較医師主導治験(STEP-64)



国立がん研究センター:プレスリリース:再発・難治性悪性脳腫瘍に対する日本発の新規放射性治療薬64Cu-ATSMの安全性・有効性を確認 承認申請にむけて、悪性神経膠腫に対する第III相比較試験を開始


量子科学技術研究開発機構:プレスリリース:再発・難治性悪性脳腫瘍に対する日本発の新規放射性治療薬64Cu-Atsmの安全性・有効性を確認〜承認申請にむけて、悪性神経膠腫に対する第3相比較試験を開始〜


オンコロ:日本発の新規放射性治療薬64Cu-ATSM、悪性神経膠腫に対する承認を目指す 国立がん研究センターら

64Cu-ATSMは、低酸素環境下の腫瘍細胞に高集積し、高い治療効果が期待できる放射性治療薬として、国立がん研究センターと量子科学技術研究開発機構により共同開発された日本発の治療薬。放射性核種64Cuは、既存の放射性治療薬で放出されるベータ線の他に、がん細胞DNAを効果的に損傷できる特殊な電子(オージェ電子)を放出できる。さらに64Cuが放出するポジトロンの性質を利用して、陽電子放射断層撮影診断(PET)装置での検出も可能であるため、PETで腫瘍への集積を見ながら治療をすることも可能。