2024年5月21日

日本メジフィジックス株式会社は、5月22日付で、PET検査用放射性医薬品・悪性腫瘍診断薬「アキュミン®︎静注」 が薬価基準に収載されることを発表しました。7月2日の発売を見込んでいます。

※2021年3月に製造販売承認を取得済。日本脳神経外科学会から早期承認の要望書が提出されていました。


日本メジフィジックス株式会社:ニュースリリース:PET検査用放射性医薬品「アキュミン®︎静注」 薬価基準収載



「一般名:フルシクロビン(18F)注射液

「製品名:アキュミン®静注」


効能・効果:

初発の悪性神経膠腫を疑う患者における腫瘍の可視化。ただし、磁気共鳴コンピューター断層撮影検査による腫瘍摘出計画時における腫瘍摘出範囲の決定の補助に用いる。


薬価:

185MBq1瓶 344867



放射性フッ素で標識されたフルシクロビンを有効成分とするPETトレーサー。同剤はアミノ酸トランスポーターを介して細胞内に取り込まれる。腫瘍細胞などでは正常細胞よりもアミノ酸代謝が亢進していることからアミノ酸がより多く取り込まれることを利用して、同剤を用いたPET検査により腫瘍の可視化が可能となる。