私の大学の先輩で、元NHK局アナ、「趣味の園芸」で１１年キャスターを務め、現在ラジオ深夜便アンカーの須磨佳津江アナウンサー。才色兼備で素敵な方なんです！
公私ともにずっと仲良くさせて頂いております！
世界らん展で、読売新聞さんとのご縁をつないで下さったのも元はといえば、須磨さん。
須磨さんが世界らん展のNHK中継レポーターを２０年務めたからでもあります！
今や、園芸ガーデニング界の重鎮の１人！
ラジオ深夜便内で、須磨さんが企画・制作を手がける
「花が好き! 自然が好き! 」は、市井の花好きや園芸研究家など、さまざまなゲストがその思いを語る人気コーナー。
そこから、花にまつわる話から日本文化や人間ドラマなど、11本を厳選し、一冊にまとめた本が出版されました！
２月末まで怒濤のように忙しかったので読みたくてもなかなか読めませんでしたが、玉高対談の後、一気に読んでしまいました！
電車の中で、富良野のラベンダーの冨田さんのお話しを読んでいて、感動で思わず涙が出てしまいました。。あの美しいラベンダー畑も彼の頑張りがなかったら今なかったかもしれないのだから！ラベンダーの頃に絶対に行きたくなりました！
そして、アメリカに渡ってらんの生産で大成功を収めたアンディー松井さん・・考え方も行動も人間として学ぶ所多かったですし。
↑江尻さんもあの３回目のらん展受賞の後急逝した時はびっくりしましたが・・この本で彼のらんにかけた半生が読めて良かった・・江尻さんが運営する須和田農園さんにはらん展前に１，２回お電話して息子さんのどちらかとお話ししたことがあります・・
登場する皆さん、植物との関わり方はもちろんですが、人との関わり方、ご縁がそれぞれの偉業をなしとげる大きなステップになっていて・・本当に感動！個人で仕事するサロネーゼにも共通点が多々あり、その生き方からたくさんのことを学びました！
皆様もご存知！サロネーゼという立ち場は、四季折々の行事（日本、欧米）については、知識を深めないとならないので、掘り下げることも多いのですが、日本人ほど季節に敏感で毎月何かしらの行事のある民族はないと思っています。
須磨さんのご本に登場する湯浅さんがおっしゃる通り「大切なのは、行事が個人的なものではなく、家族、隣人、村・・と皆で楽しむもの・・」！
私もサロネーゼ入門に同じこと書いていますが・・サロネーゼの世界は、季節の行事における「おもてなし」がベースにあり・・その延長にある世界ですからね！！
いろいろな意味で勉強になり、面白かった本ですので、皆様にもご紹介させて頂きました！
ラジオ深夜便 花が好き! 自然が好き! (ステラMOOK)/NHKサービスセンター
￥860
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