本日はこれまでアップしてきた「刀剣乱舞 コスプレして弾いてみた」シリーズの、最後の作品(になる予定)を投稿して参りました。
刀剣乱舞のゲーム中使用曲の中でも神曲として話題になりました、『聚楽第』のボス戦BGM曲です!
今年の2月、足利にて大規模な山火事があったことを皆さんは覚えておられますでしょうか?
足利は2017年4月のブログ『足利旅行に行ってきました!』でも書かせていただいた通り、かつてフリーサイズのみんなで旅行に訪れたことのある大切な土地です。
そして私が推している山姥切国広と、その本歌(写し元となった刀剣)である長義にゆかりのある「足利御岳神社」があります。
2月の山火事では、この大切な神社が焼けてしまうという悲劇が起こりました。
SNSで神社の全焼のニュースを目にし、そして何日も鎮火しない現場の映像を見るたびに、旅先で出会ったスタッフの方々や、刀剣のことを大切に思ってくださっている皆さんのことを思い出し、とにかく心が痛みました。
人的被害がなかったことが救いではありましたが……それでも失われた価値ある財産は戻ってきません![]()
刀剣乱舞のファンとして、自分に何かできることはないかと考えたときに、以前から大好きでいつかは演奏したいと思っていた『聚楽第』のボス曲が頭をよぎりました。
そうして本歌と写しが2台のエレクトーンで演奏できるように、エレクトーンアレンジを作ることに決めたのです。
残念ながらコロナウィルスの影響もあって、本歌さんと一緒に撮影することはできなくなってしまいました![]()
それでも本歌さんの演奏を流しながら合わせて演奏することにより、二振りで演奏しているんだ! ということを意識しながら撮影を行っていました。
動画にも監査官さんのセリフを入れることにより、遠隔から指示をもらって戦っているみたいなイメージに仕上げてみました![]()

今回は原作のゲームのアレンジをベースにしつつ、「舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ」で流れた特別バージョンを組み合わせた構成にしました。
聚楽第は初めての特命調査ということもあり、当時リアルタイムでプレイしていた時は敵の実力も未知数だったので、とにかく編成に悩んだ結果、レベルMAXのゴリゴリ部隊で挑んだことを思い出します(笑)![]()
イントロの金物がぶつかり合う音は、ファンの間では「山姥切国広が打たれた時の音ではないか」と言われています。
その様子を再現するために鍛刀の映像を取り入れたり、山姥切国広に扮する自分自身もまた、鍵盤を叩くような表現を取り入れたりしてみました。さらに最後のサビには、山姥切国広の近侍曲のメロディも重ねています。
パート分けは本歌さんの映像がないため少々わかりにくいかもしれませんが、コンセプトとしては本歌パート(右耳)は「規則的でスマートに」、写しパート(左耳)は「体力勝負!!筋肉!!!
」というイメージで分けてみました(笑)
本歌は特命調査の中でいえば「監査官」の立場なので、情に流されずに正しい評価を下す必要があるという理由から、ストリングスの刻みフレーズを多用しています。
いっぽうの写しは、聚楽第の攻略方法がファンの間で「反復横跳び」と呼ばれていることからもわかります通り(笑)、とにかく斬って斬って斬りまくれ!という脳筋っぽいところがあるので、左手がつりそうになるほどハードな奏法をすることにより、どんどん自分を追い込んでいくようなイメージで作ってみました![]()
笛のアドリブも多く、本歌に比べて感情的で人間らしい奏法が多く含まれています。
なお、テーマのメロディは写しと本歌が交互に演奏できるようにしました。いわば二振りの物語を表す曲でもあるので、どちらかが主役になってしまうようなアレンジは避けたいと思ったためです![]()
特命調査で旅する世界は「放棄された世界(正史に影響が出ないように閉ざされた世界)」=「山姥切国広が打たれなかった世界」ではないかと言われています。
聚楽第は花も咲かず人もおらず空気もよどんでいて、歴史が捻じ曲げられてしまった後だということがわかる演出になっており、他の特命調査と比較しても、歴史改変の度合いが最も深刻な世界なのではないかとも考えられます。
そのため映像では「人気のない世界を一人きりで旅する山姥切国広」というイメージでシーン撮影を行いました。

今回の撮影スタジオは『ひらやま治兵衛』様! 明治中期に宮大工さんに建てられたという本格的な古民家です![]()
お写真で拝見した板の間が、まるで道場のようだと思ったため、『青天を衝け』にも『聚楽第』にもぴったりだと思い利用させていただきました。
見どころは市の天然記念物に指定されている『安久山の大スダジイ』です。動画でも最初のサビが終わった後に使わせていただいておりますが、樹齢1000年を超えると言われている歴史を感じさせる素晴らしい大木でした![]()
他にも田畑を一望できる丘や竹林など、映えるスポットをたくさん紹介していただき、演奏の合間にちらっとカットを取り入れています(とっても小さなアマガエルがたくさんいました!ミニチュアサイズで可愛かった……!)

そしてなんといっても極めつけは2日前に来たばかりという白い猫ちゃん!![]()
あんまりにも真剣に演奏を聞いてくれたので、勝手ながら動画にも出演してもらうことにしました。
何カットか登場してもらっていますので、ぜひ様々なシーンで猫ちゃんを探してみてください!![]()
舞台『刀剣乱舞』では、「正史」の周りに、かつて刀剣男士たちが敗れた「放棄された世界」が無数に存在しており、それらが少しずつ干渉したり共鳴し合うことによって、いつかは「正史」を脅かす脅威になるのではないかという可能性が示唆されていましたね。
二振りの山姥切をめぐる「どちらが山姥を斬ったのか」問題は、まさにこの「諸説」と深く関わるところにあり、非常に根深い物語を秘めている刀たちなのだなぁと思っています。
本日は『剣奉納プロジェクト はじまりのうた はじまりの剣』が放送された日でもありますが、さらに嬉しいビッグニュースが舞い込んできましたね!
そうです!来年2月~『足利ゆかりの名宝展』において、山姥切国広が再び展示されることになったのです!!![]()
一生に一度しか見られないと思っていたので、まさかこんなに嬉しいことはありません……!!
本当に嬉しい! また審神者の前に出てきてくれてありがとうまんばちゃん!!![]()
まだまだ不安定な世の中、何が起こるかわかりませんが、明るいニュースは心の支えになるものです。
どうか足利の地、そして私たちの生活に、一日でも早く安寧が訪れますように![]()











