厨房床改修工事② | フロアエージェント 又吉雄二のブログ

厨房床改修工事②

さあ、


昨日の続きで



虎ノ門の厨房床改修工事です。



昨日も書きましたが



まず工期がありません。



短期決戦です。



初日から飛ばしていきます。



工事を行う動線や



道路など現場内の


あらゆる場所に


養生を施したあと、



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養生


ハツリ工事を行うため



道路から地下へホースを



引き込みます。

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歩行者との接触がないように



ガードマンさんの的確な



合図でうまくやっております。



道路から地下へ



エアーとガスのホースを段取りしながら



地下では職人がすぐに



ハツリが行えるよう



スタンバイします。




まず

腐食(ふしょく)した床を



ハツリ取ります。


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糖分で腐食した床



建物の躯体床コンクリートの



強度が出ている部分まで



ハツリ取ります。



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ハツリ



それと同時に


腐食したコンクリートに



鉄板がボルトで深く埋め込んであるので



それも同時に撤去します。



また、地下階段しか使えず



手上げになるので



手であげられるサイズに



小さくカットします。


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鉄板のカットとハツリの



同時作業。



せまい中で注意しながら



慎重に行います。



一歩間違えば危険です。



そしてハツリと鉄板の撤去作業の



後ろから、少し時間をずらし、



追っかけで下地の清掃を行います。



これにはかなりの時間をかけます。



床は下地が命。



下地の状態が甘いと



浮いたり、割れたり、



品質上、大変よくありません。



どんなによい材料を使おうと



下地が悪ければ



ブタに真珠です。



使い物になりません。



僕はそう思います。



今回の
重要品質ポイントは



下地の状態を徹底して管理することです。



ただ下地だけを掃除するのではなく、



その下地の上に



カビの生えてる壁まで



根こそぎゴミを取り除きます。



なぜならほんの少しのゴミも



入れてはいけないからです。
(養生ではだめです。)


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カビの生えてる壁



壁のごみを落とした後、




下地をきれいに清掃し、



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重点的に下地の状態を



一つ一つ確認しながら



何度も水洗いし



手で触りながら床のコンディションを



チェックします。



細かなごみも許しません。





そして・・



水の洗いの次は



乾燥です。



今度は強制乾燥・・



ウレタン系塗床は



床に水がしみていると



絶対にダメです。



非常にナーバスな材料です。



ガスバーナーで強制的に



乾燥させます。



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強制乾燥




中途半端な乾燥では



うまくいきません。



このように・・



品質のよい床を作るには



ひとつひとつ手順があります。



料理でもいっしょですよね。



どんなに良い食材を使っても



作る手順を間違えば



臭いがしたり、焦げたり、



苦くなったり、甘くなったりと



うまくいかなくなりますよね。



床工事も同じことですよ。



工期短縮でも最高のクオリティーを



維持しながら素晴らしい床ができますよ。



ええ。



良い品質は丁寧なプロセス(過程、工程)



の積み重ねでできてゆくものです。



そのプロセスの段階で



少しの妥協があってはなりません。




ひとつひとつ・・


丁寧な計画と・・・



丁寧な作業と・・・



丁寧な確認の繰り返しで



必ず良い床は生まれます。



このトライアングルが



非常に大切です。



この和菓子工場で働く・・



この床を使用する・・



和菓子職人さん達に・・



喜んでもらえるよう、



気持ちよく使ってもらえるよう、



必ず最高の床を作る・・・



・・そういう想いで職人一同、



本気で取り組んでおります。



そこには少しの妥協もありません。



まあ
この日は夜の9時に



終了しました。



次回へつづく。