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フロリダ(タンパベイエリア)より

アメリカフロリダ州タンパベイエリアでの生活記です。

9月のころから10月の予定がどんどん入ってきて、あれよあれよといううちに今月は週末も毎週予定がびっしり~。非社交的な私達にしてはかなり珍しいけど、よく数え直してみたら仕事関係のものが半分でした。


でも昨夜は久しぶりに夫と二人でお楽しみイベントに。ブッシュガーデンズの夜間イベント、Howl-o-Screamに行って来ました。これはハロウィーンに合わせて毎年9月下旬から10月末まで行われ、パーク内に数軒の大人向けゾンビ屋敷が設営され、数箇所のシアターでも大人向けの題材のショーが行われる、というもの。


足掛け約10年、毎年秋になると行ってみたいねえ、と話していた夫と私ですが、今年はブッシュガーデンズの年間パスポートを持っていたために割引チケットのダイレクトメールが届き、夫に持ちかけたところトントン拍子で話が進みました。普通のパークチケットとは違って入場日が指定され、払い戻しはないとのことで予約にはちょっと勇気が要りました。仕事や体調不良などで行けなくなる可能性は常にあるし、他人に譲るにしても年間パスポートを持ってる人以外はダメらしいので、コンサートやスポーツのチケットみたいに簡単に譲渡先が見付かるとは思えず。


無事に当日を迎え、わんわんは朝と午後の二回!オフリードで走り回れる所に連れて行ってエネルギーを発散させ、夜の留守番に備えてもらいました。


ビュッフェ形式のディナーショーのチケットを買うと、夜8時半まで各ゾンビ屋敷に優先入場できるということなので入場券の他にそれを追加していたのですが、このショーが予想外にアダルト目。政治系のジョークも多く盛り込まれて、普段のブッシュガーデンズの健全なファミリー向けショーとは大違い。私達にとってはなかなか楽しめる内容でした。


ディナーショーが終わってゾンビ屋敷廻りを開始すると、どこも結構な列ができてました。普通のライドとは違って待ち時間の表示がないので入場までどれくらいかかるのかわかりませんでしたが、私達は優先入場の恩恵を十分受けることができました。まあ、午前2時の閉園までずっといるつもりで、友人達と一緒にお酒を片手に待ち時間を過ごすのならばそんなに苦ではないでしょうけど、昨夜は雨も降ってましたからねえ。


6軒あるゾンビ屋敷を全て廻ったのですが、1番目と2番目が怖かった・・・これはその時は私はまだゾンビ屋敷の仕組みに慣れてなかったし、ハイキングなんかでは絶対に前を歩いて自分のペースで動きたがるくせに夫が私の後ろについていたせいもある。私は基本的に他人とはある程度距離を置きたいので、屋敷内に無数にある暖簾状の間仕切りが、前の人が通過後完全に閉まってから進んでいたのですが、これってゾンビ役のキャストにとっては絶好のチャンスみたいで。一歩先が見えない状態で進んできた私は死角から出てきたゾンビに絶叫し、そのすぐ後ろについて歩いている夫はその一部始終を見て私を冷やかすという。


3軒目では夫を先に歩かせたんですが、チキンなことに前の人のすぐ後ろをついて歩いてるし。前が男女のカップルだと、大体は男性が先で女性が後。キャストは往々にして男性が通り過ぎた後に女性を狙うので、そのすぐ後ろを歩いている夫をターゲットにして再度スタンバイする時間はないんです。


何十ドルも払ってるんだから、スリルを楽しむためにも前の人との間を空けるように、と言っても少しするとズンズン進んで前の人のすぐ後ろにいる夫グー。まあ、これは他の人にも言えるようで、私が前で夫が後ろだった時は、夫の後ろに小柄な母と息子(小学生くらいで、対象年齢より低いんじゃないかと思ったけど)のペアが隠れるように歩いてたし。


このHowl-o-Screamのキャストは毎年公募されるそうですが、ゾンビ姿で人を驚かすなんて、ある意味究極の人間ウォッチング。ゴス系や心理学専攻の学生なんかに人気がありそうなバイトだな、なんて。でもふと思ったけど、ゾンビの真似事って、受け取り方によっては心身に障害のある人を真似ているようにも見えるわけで、あまりpolitically correctじゃないよね。大人向けイベントとは言え、それ関係の苦情が寄せられたりするのかな、とも思ったり。


それはさておき、ゾンビ役のキャストはかなり念入りに教育されているらしく、驚かす時もお客に接触するのはNGだそうで、耳元で急に大声で叫ばれても、その息はフレッシュラブラブ本物のゾンビならかなりの口臭があると思われるけど。雨で路面が滑りやすくなったら、入園口付近以外には殆ど居なくなったし。


ちなみに、今回私達は買いませんでしたが、オプションで追加できるAloneというアトラクションがありました。事前予約により、専用のゾンビ屋敷に(他のお客とは離れて)単独で入るものらしいです。1予約で4人まで、ということなので、4人一緒に行動できるのか、それともグループ内で更にバラバラにされるのか、そのあたりはわかりませんが、そのうちやってみたいような気もします。ビデオとか撮られてたらなかなか面白いかも。

北に住んでいた時は頭の中に


レイバーデイ(勤労感謝の日みたいな祝日)=夏休み最後の週末


という図式が出来上がっていた私。


フロリダやその他南部の州では逆に新学年が始まってから一息つく連休のようで、私もそれにやっと慣れてきた感じです。


今年も去年と同じ友人グループてビーチでバーベキューという話が出ていたのですが、雷雨の確率が高く、海も荒れているということで友人宅での開催に。合計4家族、皆さんお料理上手で、持ち寄られた各種の前菜に舌鼓を打ちながら、ホストがメインコースを準備している間に・・・


ホスト宅の7歳男児が流血右矢印ER病院送り汗


私はその時は丁度プールサイドで小学生の女の子2人と一緒にもうすぐ1歳になる赤ちゃんと遊んでいたのですが、プールの中にいた男児3人のうち、前述の7歳児とその友人の9歳児が(スターウォーズの)ライトセーバーを模した樹脂製の刀のようなものでお互いをつつき合うような遊びを始めてまして。


危ないから止めなさいって言おうかなと思ったけど、その遊びに夢中なこの二人が、親でも先生でもない私の言うことをすぐに聞くわけがない。はっきり言って、このエキサイトした男児達をすぐに言葉で制止できるのは彼らの父親らのみ。プールの様子は大きな窓越しにキッチンやリビングにいる親達からも良く見えていたので、彼らが介入して来ないってことは許容範囲内なんだろう、なんて思いつつ。


私も男のきょうだいがいたからこの辺は良く判るんですが、これくらいの年齢の、このタイプの男の子は大体、


男友達のいる前で、そこらのおばちゃんにちょっと口で注意されたくらいでそれに素直に従ったら、男が廃れる


って思ってますから。実際、この手の思考回路は中高生の男の子にもありがちだし、時にはそれを大人になっても引きずっている男性もいますね


彼らの母親達も躾はしっかりしてるけど、彼女らが一回止めなさいって口で言ったくらいではダメに5万バーツ。タイムアウトなどの絶対的なペナルティーが提示されてやっと、今の遊びを続行する価値があるかどうかを考えるって感じ。


遊びに夢中で興奮状態でも「誰かが怪我するかも知れない」という抽象的かつ必ず発生するとは限らないペナルティーを考慮できるようになるには、実際に自分が痛い思いをしたり、友人に怪我をさせて苦い思いをしたり、という経験を積むしかないんだよね、このタイプの男の子は。


その7歳児が突然ワアッと泣き出したので何かと思ってそちらを見ると、鼻の辺りから出血中。プールの中にいて、顔も体も濡れているから余計に薄まった血があちこちに流れてドラマチック。


しかもこの子は血に弱いみたいで、2年位前に駐車場でつまづいて転んだ時もそうだったけど、痛みが発生した当初は泣いてないのに、傷口から出血しているのに気付いてから泣き出すパターン(転んだ時は、あれで血が出てなかったら大して騒がずに自分で起き上がってまた走り出してたはず)。


日本でもそうだったけど、小学生にとって鼻血ってのはそんなに珍しい出来事ではないようで、私と一緒にいた小学生女子二人(怪我した・させた男児二人の姉たち)はすぐに「タオルで押さえて」なんてテキパキ指示出してるし。


一応大人として、屋内の大人達にその子が怪我をしたと伝えたところ、子供の扱いに慣れている(ボーイ・ガールスカウトのリーダーとか)のお母さんが2人と、先月までホスト宅のナニーだった若い女性が出て来てくれて、うまくなだめながら応急処置をしてくれたので後は彼女らにお任せ。ちなみに怪我した子の母親(今回のホステス)は近くのスーパーに行っていて留守だったんですが、父親は料理に集中していてその時点ではノータッチ。


怪我をさせた方の9歳男児はもう真っ青ガーン。何度も相手に謝って、プールの隅でシュンとしてました。ちょっと可哀想だったけど、これで学習してもらいたいものです。


その子が「○○、大丈夫かなあ」なんて聞いてきたので、


「○○のお父さん(医師)はずっと料理してて全然○○の様子とか気にしてないし、病院に行く必要があるとは思えないよ」


って慰め半分に答えた私。そしたら怪我した子の姉(9歳)が


「うちのお父さんはただ単にこういうことには関与しないんだよ。この前○○がERに行った時(注)も、傷の様子さえ全然見てなかったし。うちではこういう事に対応するのはお母さんだけなの。」


だって。本当の事言っちゃだめじゃん、慰めてるのに。


注:2ヶ月位前の週末の夜、家の中で家具から家具へとジャンプして遊んでいて着地に失敗し、口の中(歯茎と上唇の間)を2センチくらい裂いた。


じきに止血できたようなのでそれで一件落着と思っていた私。ホステス役の友人(赤ちゃんと怪我した子を含む4児の母)が帰宅した様子で、ちょうと赤ちゃんもぐずり出し、母乳が欲しいのかお母さんが恋しいのか判らないけど、とりあえず顔を見せに行こうと思ったら夫が


「彼女は今○○をERに連れて行く準備に忙しいよ」って???


鼻血じゃなくて、鼻孔の下の皮膚が切れて出血してたんだって。止血したけど、切れた皮膚がフラップ状になっていて、場所柄、飲食や会話で顔の筋肉を動かす度に傷が開いちゃうから、1~2針縫わないとダメらしい。


彼女にもう一人のお母さんが付き添って計3人がパーティーから抜けてERへ。インサイダー情報により、近日中に廃止されるERに行ったお陰で待ち時間も短く、1時間半くらいで戻って来れました。縫合ではなく、接着剤で済んだみたいです。


その場にいた大人達は数年来の仲の良い家族同士で、当事者の男児2人の気質も良く知っているし、皆さんまともな健康保険にも入ってます。それぞれの親が男児達に怪我のいきさつを聞き出しても、双方の話は完全に一致し、二人とも乱暴な遊びを続行したことを反省している、ということで一件落着。


このアクシデントの後にも「○○はERのお得意様だねえ。2回行ったら3回目はタダとかいう割引はないの?」なんて冗談が飛び交って和やかでしたが、これがお互い良く知らない家族間の話だったら揉めるんだろな~。加害者の親には、無保険でERに行った治療費全額と慰謝料とか請求されて。下手したらテレビで宣伝してるようなpersonal injuryの弁護士事務所を通して請求書が送られてくる悪寒。


いやー、良識ある友人達を持つって大切ですね、と思ったレイバーデイでした。


とうとううちの郡の公立学校の新学期が始まりました。予想はしていたものの、街中朝のラッシュが酷かった・・・


私の出勤時は近くの小学校はまだ登校時間前でしたが、夫はそれにはまって、サブディビジョンから出るだけで25分かかったとか(平常時は<5分)。しかし次の難関は中学校と高校。そこを通過しないとインターステートに出られないのですが、もう既に渋滞してる様子が見えましたガーンもしかしたらインターステートに上がるランプのあたりでも事故が発生しているのかも知れないということで反対方向の下道で行くことに。


うちを買うにあたって、この立地条件は結構重要だったんです。夫にとって、インターステートが閉鎖されても他の幹線道路を使ってあまり変わらない所要時間で通勤できるということが。私の方向には貨物列車の踏切が複数あり、朝の通勤時間帯でも運が悪いと20分くらい閉まったりするので、一概に下道を使えば渋滞を回避できるとは言い切れないのがつらいところ。でも踏切はいつかは開きますから、インターステート上でいつ解消するかわからない渋滞に巻き込まれるよりは気分的にマシです。


この日も、下道の踏切に引っ掛からないことを祈りつつ進んだのですが、途中で前方にスクールバスバスが停車中。同方向に進む3車線(私の車線を含む)は全て完全停止です。ところがいくら待っても発車しないんです、このバス。小さい子が学校に行きたくないと乗車口で揉めてるのか、それとも車椅子などのベルト固定に不慣れな運転手が悪戦苦闘しているのか、良く判りませんが、ずーっと停まってるんです。故障だったら周りの車が進めるよう乗降口を閉めてストップサインをたたむと思うんですが、それもしていない様子。


後ろを見ると、ゆるいカーブが長く続く地形だったこともあり、どんどん渋滞が伸びていく様子が良く判りました。多分全長2~3マイルくらい?


そのうち、反対方向から来て脇道に左折しようとするスクールバスも2台出現。しかしこのあたりはフロリディアンflorida(しかも自称4~5世代目とか、多いんです)、渋滞時には自分が30センチでも先に進むのが最重要で、交差点をブロックしてもお構いなしというのがデフォルト。この2台のスクールバスも、前述のバスが発車し、車が動き出してから3車線全てで先に左折させてくれる善意のドライバー達が現れるまで立ち往生してました。


問題のスクールバスが去った後、停車場所には2組くらいの親子が残ってまして、彼らが問題だったのかな、と。何らかの理由で運転手に断られたとか、あるいは親がバスの停車地や時刻を間違えていて、本来と違うバスに乗せようとしたとか、そういう問題は確かにありそうですね、新学期初日。


でも15分間も幹線道路上のスクールバスを足止めするのは止めて欲しい。問題があるなら学校に電話して~。


お陰で、8時半からの会議の前に一仕事終わらせるつもりだったのに、オフィスに荷物を置いてコーヒーを取りに行った位で時間切れでしたよ、もう。


職場でもその朝は子供の登校ネタの話が結構あったのですが、共稼ぎで忙しくてもスクールバスを使わず、直接子供を学校に送迎する人が多いことに気付きました。


どのみち学校が通勤途中にあるから、とか、子供が小さいとバス停まで一緒に歩いてスクールバスに子供が乗り込むまで待たなきゃいけないけれど、そうしている時間がないとかいうのが多くの理由でしたが、奥さんが子供の頃スクールバスで嫌な思いをしてそれがトラウマドクロになっているため、自分達の子供は絶対にスクールバスに乗せないことになっている、という人もいたりして。


うちの近くの小学校は基本的に殆どがサブディビジョン内の生徒で、スクールバスは学区の端(サブディビジョン外)に住む生徒のみが対象のようですが、サブディビジョン内に住むのに徒歩で送迎したくない保護者の数がすごいです。どの家も遠くてもせいぜい(小学生のペースでも)徒歩10~15分で、歩道も整備されているのに、下校時間の1時間前くらいから親が車で乗り付けてピックアップの列を形成してますから。もちろんフロリダですから、どの車もアイドリングしてエアコンつけっぱなし。大雨の時や、乳児を抱えている人などは確かに車が便利ですけれど、陽気の良い冬の日でも様子はあまり変わらないし、少なくとも長時間待っている車の中に乳幼児や要介護の家族が同乗しているのは見たことがないです。


子供のペースで歩いても往復30分以下の距離なのに、その倍にあたる1時間のあいだ「高い(って皆文句言ってますよね、燃費の大型悪いSUVを運転しながら)」ガソリンを無駄にしながら車の中に閉じこもって子供の下校を待つっていうメンタリティーが私には理解できないです。まあ、ただ単に親にとって「今」一番ラクだからなんでしょうけど。


学校側も子供には「健康と環境のためにもっと歩きましょうラブラブ」とか言えるけど、親にそれを言ったら「余計なお世話だ」とか、「公立学校は自分達の税金を使っておきながらそういうリベラルな思想ばかりを子供たちに押し付ける、けしからん」とか文句轟々でしょうしね、この辺では。