フロリダ(タンパベイエリア)より -28ページ目

フロリダ(タンパベイエリア)より

アメリカフロリダ州タンパベイエリアでの生活記です。

今日は久しぶりに朝から大雨雨でした。先週一週間は、近くでは結構な降水があっても、自宅付近は殆どなし、というパターンが続いて、ここ2週間以内に庭に植えた草木の水やりに気をつけていました。でもガレージの脇に植えたblack eyed susanは枯れてしまったショック!砂地でほぼ一日中日当たりの場所だったから?

フロリダは暦上6月から雨季で、このあたりも普通ならば乾季(冬季)恒例の上水道の使用制限が解かれるのですが、今年は未だに制限アリ。しかも今週末、管轄の水道局のウェブサイトを確認したところ、6月の頭から更に厳しくなっていました。

夫と私が覚えている限り、以前と同じなのは
・上水道が水源の場合、地中設置型のスプリンクラーでの芝生の散水は週1回(番地の末尾番号により月~金に振り分け)、しかも深夜0時~午前4時のみ

・家庭での洗車は禁止(コイン洗車場やGS併設の洗車機を使えということ)

そして今回気付いたのが、芝以外の水やりの制限。ホースやジョウロでの水やりには制限はないと思っていたのですが、現在はスプリンクラーと同じく週1回(番地の末尾番号により月~金に振り分け)、午前6~8時あるいは午後6~10時のみ、とのこと。

一応、植えたばかりの草木については60日間の特例があるようで、
・最初の15日間は曜日に関係なく水やりOK(でも午前6~8時あるいは午後6~10時のみ
・16~45日目は週3回(番地の末尾番号により火・木・土あるいは水・金・日に振り分け)
・46~60日目は週2回(火・土あるいは水・日)
とのこと。

パトロールによる取り締まりや違反者の報告用のホットラインなどもあるようですが、うちのあたりの人々は結構適当な時間にスプリンクラーをかけていたりします汗また、このあたりの家は芝生の面積も知れたものだし、プールのある家もないしということで、あまり取り締まりはされていないのではないかと。水道のメーターを読みに来る水道局員は違反チケットを切れると思うのですが、実際にご近所で摘発された人の話は聞いたことがありません。

ていうか深夜0~4時って、普通の生活パターンの家ならタイマー操作にしないといけないですよね。でも雨の降り具合によって手動操作にしている家も多いと思うので(雨が降っている最中や直後に散水なんてムダですし)、せめて朝8時くらいまでは許して欲しいところですが。

以前、ローカルTVで郡レベルで上水道使用量のワースト10とかの個人宅について報道していたのですが、どこも(多分プール付きの)大きな家で周りの家と比べて異様に青々とフサフサとした芝生(旱魃に弱いが美観の良いSt. Augustine種と思われ)で、ああなるほど、という感じでした。まあ、家を売りに出していたりする場合は美観が命ですから、罰金(確か200ドル程度)など安いものなのでしょう。刑事罰にはならないようですし。

で、なぜ今年はいつまでも制限が解かれないのか、その理由の一つがタンパベイエリアの主要な貯水池であるC.W. "Bill" Young Regional Reservoirの水漏れあせる

日本でも最近大蘇ダムの問題がありましたが、それと同じで(降水量は十分でも)目標まで水が溜まらないそうで。総工費1.47億ドル、2005年供用開始の貯水池ですが、修理には最低でも1.25億ドルかかり、修理に必要な2年間は全く堪水不可(底面を修理するのですから仕方ないですね)。

欠陥工事ということで当初の設計・施工業者を水道局が訴えているそうですが、そちらの決着を待たずに結局は別の業者に修理を発注する予定だそうで。そのためにはもちろん水道料金の値上げアップ確か今年に入って既に25%上がったはず。まあ、ガソリンと同じく、他の先進国と比べるとそれでもまだ安いのですが。

しかし本当に、タンパ近辺の公共工事はのろい上に欠陥工事が多過ぎむかっ

雪が降らないから夏の間に終わらせなければならないとかいう危機感がないのか、不法労働者が豊富で人件費が安いからダラダラやっても工費がかさまないのか、あるいは土建屋の雇用の継続のためにわざとゆっくりやっているのか、よくわかりませんが、とにかくのろい!

以前住んでいた時にはダウンタウンの高速道路I-275とI-4の分岐・合流地点、およびその前後にある数々のランプが混在していて、行き先によっては渋滞の中、短距離の間に縫うようにレーンを変更しないと正しいレーンに入れず、車の流れがが入り乱れていたため「スパゲッティ・ジャンクション」と呼ばれていました。もちろん事故も多発してましたし。

それからかれこれ10年。I-4への分岐点の工事は終わったようですが、ダウンタウンのランプの工事は未だに続いたまま。渋滞や事故の頻度も相変わらず。ニュースの交通情報ではしばしば、「スパゲッティ・ジャンクション」改め「マルファンクション・ジャンクション」と呼ばれている始末。

I-4の分岐点から空港までの間は日中は恒常的に渋滞していて、私は必要のない場合は徹底的に避けています。早朝や夜ならばうちから空港までは25分で着くのに、渋滞に突っ込むと平気で1時間半以上かかりますから。

それと、これは本当に信じられないのですが、I-275を南下するとピネラス郡(半島部分)から本土に戻る途中にあるサンシャイン・スカイウェイ・ブリッジ 。観光客にも人気の有料道路ですが、現在の橋(2代目)を南北端からそれぞれ施工していき、中間で繋ぎ合わせる時点になって、南北端間のズレが判明叫び つうか普通、お互いの橋が見えるようになったら二端がきちんと同じ軌道上にあることを日々測量して再確認しながら工事するもんじゃないの?

結局、一度は完成した部分を取り壊して軌道修正したらしいですが。税金の無駄ですね~。最近も1年以上かけてサスペンション・ケーブルの塗装を手直ししていたけれど、コンクリートの疲労亀裂で危なくなっていると報道された橋脚の方は工事をしている気配はナイ汗ミネアポリスのI-35Wブリッジのようなことにならないといいのですが。

その他にも、某テーマパーク内の複数箇所の水飲み場の冷水機が、上水道ではなく中水道のパイプに繋がれていたのに数ヶ月間誰も気付かなかったとかガーン、ローカルでしか報道されない話もぼちぼちありますので皆さんお気をつけて。
前回 、ご近所にある貸家がレッドネックの巣窟となり、引越し後多量の粗大ゴミが家の前に散乱している、という話を書きましたが、先日空軍勤務で引越し作業中の左隣さんと夫が話してわかったこと:

レッドネック達は強制退去処分を受けていたDASH!

大家さんなり管理会社なりが退去するように言っても出て行かないので、レッドネック達がいない間にプロの追い出し屋(借金の取り立て屋のようなもの)が大家さんの許可を得て中に入り、彼らの所有物全てを家の外に放り出し、ドアロックを交換したらしいです。レッドネック達は後からこっそり戻ってきて、所有物の一部は持っていったようですが。

しかもその家、このように借家人を強制退去させる必要が出たのが今回で2回連続。1回目も酷かったらしく、その話を近所の人から聞いた左隣さんは現在の家を賃貸にするという考えを捨て、ショートセール(住宅ローンを借りている銀行との交渉の上、ローン残額よりも安い金額で家を売りに出すこと)でめでたく買い手がついたそうです。小さい子供2人のいる家族だということなので、多分実際にお隣に住むのでしょうし、一安心です。

右隣もやっと借り手がついたらしく、先日引っ越してきた様子。
所有者からは7月から借家人が入ると聞いていたけれど、7月の頭になっても誰も入らないから話が流れたのかなと思ってました。私が庭の手入れをしている時に男性二人が家から出てきたので(その時は実際に引っ越してきたのか、物件を見ているだけなのかわからなかった)、こちらからハイと言ったら軽く会釈された程度だったので(隣人になるなら普通挨拶くらいすると思うんだけど)、てっきり見学者だと思ってたら---住んでるみたいです。まあ長靴姿で庭仕事中だったので、隣人ではなく庭師だと思われたのかも知れないけど。そういえば最近SUVやピックアップトラックが何度かその家の前に停まってたけど、てっきり見学者や家の補修などの業者のものだと思い込んでいて、引越しだとは気付かなかった汗

というのも
左隣さんの引越しがあまりにも壮大でしたからねえ。荷室だけでもこのあたりの家の奥行きと同程度の長さの巨大トラック2台ですよ、奥さん。
やっぱり子供が4人もいると色々モノがあるんでしょうね。そういううちもどんどんガラクタが溜まってますがあせる今の家に私が引っ越してきた時でさえ、引越しを手伝った夫に「あの小さい1BRのアパートにこんなにモノがあったなんて・・・」と絶句してましたからね。大き目のトラックを選んだつもりが、最終的にはもうギチギチでしたから。

できれば少なくともあと2~3年は引越しはしたくないなあ。
地元の小中高が夏休みに入って早1ヶ月。近所でも引越しが相次いでいます。

うちの区画はループ状の道路の両側に家が立ち並ぶタイプなのですが、サブディビジョンのメインの道路からループに入ってすぐの2軒が最近新たに空きました。どちらも賃貸だったのですが、一軒は小さいお子さんのいる至って普通の若いカップル。1年位住んだかな?庭もきれい宝石ブルーにしてたまにバーベキューなんかもしていました。ここは順調に退去していったらしく、引越しが終わる前から不動産会社の"For rent"の看板が立っていました。

問題がその向かいの、やはり賃貸の家。暮らしぶりは・・・いわゆるレッドネック巣窟ドクロ

うちの区画は3あるいは4ベッドルーム(BR)プラス2バスルームの家しかありません。マスターベッドルーム以外はダブルベッドを入れたら小さいタンスか本棚くらいしか入らない狭さです。

普通ならばこのレベルの家に住むのは夫婦プラス子供0~4人、あるいは若いカップルならば1部屋を寝室、1部屋を書斎あるいは物置客間
として使い、残りの1~2部屋に1~2人のルームメイトを入れる、という感じでしょうか。

それなのに、夜は常にドライブウェイに2~3台路上や芝生に更に2,3台車が停まっていて(どれもボロボロ)、多分大人だけでも最低で5~6人住んでいる雰囲気。たまにガレージが開いていたのですが、その中にも一台分の駐車スペースはあったし。そして家の周りにおもちゃも放置されていたので、少なくとも一人は子供がいたはず。

路上駐車についてはどこかから注意を受けたらしく(消防車などが通れなくなる)、その後は歩道の脇の芝生の上に駐車(これも本当はHOAの規則違反なんですが、その家の敷地内なのでとりあえず他人の迷惑にはならない)。

で、彼らは最近とうとう引っ越したのですが、普通のゴミとして収集されない大型家具類などが歩道に散乱しています。量は日本の住宅地にある粗大ゴミ収集所くらいあせる

どれも壊れている、あるいはドロドロに汚れていて再利用などできる状態ではありません。もしかすると家主から追い出され、嫌がらせにそうしたのかも知れませんが、あれではデポジット(敷金)が戻ってくるとは思えません。多分家の中もひどいんだろうなガーン。家のドアにHOAの警告状らしきものが張られていますが、それも放置されたまま。

このあたりは不動産ブームアップの際に投資目的で買われた家がかなりあって、それを賃貸に出している家主が結構います。うちの左隣もそのパターンですが、家主はこの近くに住んでいるので空家状態の間の芝刈りや借家人の入れ替わりの際の補修などは自分達でやっているようです。しかし他の街や州(西海岸や中西部、ニューイングランドなどの人もいる)に住みながら芝刈りや補修などには業者を雇うことによりリモコン状態で賃貸をしている家主もいるようです。上記の「巣窟ドクロ」もそのような家かと思われます。普通だったらすぐに家主か不動産管理会社の人が発見して、さっさと片付けて次の借り手のためにキレイにしますからね。

これらの賃貸物件、景気が良かったころはニーズが十分そこそこあったようですが、昨今の不景気の中、うちのサブディビジョンは借り手のつかない家が溢れています。左隣の家も例にもれず、過去には3回借り手に最後の2~3ヶ月の家賃を踏み倒された上に夜逃げされ、もちろん家の中はボロボロ(一回はシェパード系の大型犬2匹「完全な室内犬=散歩一切ナシビックリマークとして飼われていた)。家主によるとゴミ処理と補修(床材を全部交換、壁も塗り替え)の費用で完全赤字だそうです。

去年の秋まで住んでいた一家はまともだったけれど、彼らが引っ越した後にはなかなか借り手が見つからず、売りに出したいけれど買い手もいないしねえ、という家主。しばらくの間は"For rent"のサインを立てていたものの、その後は自分で借り手を見つけるのを諦めたのか、女性の不動産屋さんが時折お客を連れて家の中を見せに来る程度。まあその方が借り手のクレジットヒストリーなんかもきちんと調べられて良いのでしょうね。仲介料はかかるけれど、家をボロボロにして夜逃げされるよりはマシでしょうし。そうやって市場が上向きアップになるのを待ってるいるのでしょう。

しかし前述の(元)「巣窟ドクロ」、うちのループの入り口にあるんですよね。ということは、このループ上で今売りに出されている、あるいは借り手募集中の家を見学に来る人々は全員それを目にするということであせる

うちは夫の現在の仕事が続く限りはここにしばらく住み続けるつもりですからまあいいのですが、可哀想なのがうちの右隣さんのような家族。

この一家、お父さんは空軍飛行機勤務でお母さんは専業主婦。幼児~小学校高学年相当の子供が4人。なかなかきちんとした一家で、裏庭と玄関にスクリーンルームを作ったり、硬水を軟水化する機材を入れたり、しばらく住み続けるつもりでそれなりの投資をしてきたようですが、去年の冬に転属の話が出て、今年の春には西部の州への引越しが決定。4年前の買値を大幅に割った額でしか売れないことを承知で売りに出すことにしたらしく、2ヶ月位前からずっと不動産屋の看板が立ってます。子供達の夏休み中に引越しということで、今日で大きな家具などは搬出するそうですが、まだ売れる見込みはないらしく、こういう時に限って「巣窟ドクロ」みたいな家がループの入り口に出現して、気の毒としか言えません。

右隣さん一家のためにも、私達のためにも、早いうちに良い買い手(あわよくば右隣さん一家みたいにきちんとしていて実際にそこに住んでくれる家族)がついてもらいたいものです。