フロリダ(タンパベイエリア)より -27ページ目

フロリダ(タンパベイエリア)より

アメリカフロリダ州タンパベイエリアでの生活記です。

昨日の話なんですが、朝10時頃パソコン上で仕事をしていた所、画面が急に一段階暗くなったのです。

パソコンの不調???叫び

とドキッとしたのですが、システムトレイを見ると電源がACアダプターからバッテリーに切り替わっています。同時にインターネットも使えなくなり、停電だと気がつきました。とりあえず開いていた文書を全て保存して、パソコンの電源は落としました。

このあたりはひどい雷雨などの時には数秒~数分間の停電はよくあるのですが、昨日のその時間帯は良いお天気で、悪天候による停電とは思えませんでした。5分位待っても復旧しないので、ガザゴソと夫の書類ボックス*から電力会社の請求書を掘り出し、停電の報告をする番号に電話

*夫は支払い後の請求書をいつまでもファイルせずにダイニングテーブルに放置する癖があるので、2日程度待っても片付けない場合はその箱に放り込み、食事をするスペースを確保しているのです。

全て自動応答で処理されるのですが、この停電は既に電力会社側で把握しており、午後2時45分までに復旧の見込み、とのこと。

このフロリダの炎天下、4時間以上も停電ですか?

うちは自家発電機もないし、エアコンが止まっているのでこれから室内の温度が上がるのは必至。

まず気になるのが夫の飼っている熱帯魚。水槽の水温も上がるだろうし、フィルターのポンプも止まって水流がないから、酸欠になったら嫌だなあ、と。

とりあえず家の中の温度を上げないようにしなければ、ということで家中のブラインドとカーテンを閉めました。でも、本当にこれ以上は何も出来ることはない、という感じ。まあ、これがいい機会だと思って、パソコンのバッテリーが続くうちに仕事を進めようと思ってパソコンを再起動すると

AC電源に差し込まれていないのでドックに接続しての使用はできません。
ドックから外して再起動して下さい。

とのメッセージ。文書を推敲しながら付随の図表のコピペや編集をしていたのですが、

1小さいキーボードとトラックパッドを使ってやるなんて能率悪いし
2姿勢も悪くなって首や肩が痛くなりそうだし(だから普段はドックに接続して画面が目の高さに来るようにしているんです)
3かと言って普段使っているワイヤレスのUSBマウスやキーボードを接続したらバッテリーの減りも早いだろうし
4ちょっとした調べ物があってもネットが使えないし、プリンターも使えない
5水はまずい水道水をそのまま飲まなければいけないし(冷蔵庫の水フィルターは使えない)、冷蔵庫は開けられず、電子レンジも使えない。ガスコンロは多分マッチで点火?

そんな理由を付けて、気晴らしを兼ねて復旧まで外出しようと思ったのですが、

ガレージドアが開けられない汗

電動開閉機に非常用の赤いロープがついていて、それを引っ張ると手動でも開けられる、はずなんですが、いくらロープを引っ張っても

8mmくらいしかドアを持ち上げることができない
ショック!

手持ちのロープを結んで引っ張りやすいように延長して、渾身のチカラを込めても、やっぱりそれ以上は無理。以前住んでたアパートのガレージドアは手動で、アルミではなく年季の入った木製だったのに、片手で楽々開け閉めしてたんだけどなあ。

でも確か夫は自力で開けたことがあるんだよね、何かトリックがあるのかも、と思い、一応停電だし、緊急事態だし、と仕事中の夫に電話してみたところ

「その通り、赤いロープを引っ張ったら開くんだけど、
ドアが完全に上がって水平になる状態の前で手を離すと

ドアが物凄い勢いで落ちてくる
から、
挟まれないように気をつけて


ドアが完全に上がった状態、って、ガレージの床から2m以上あるっちゅうの。

でも実際8mmしか開けられないから挟まれる心配さえないんだけど、と言ったら

「アルミ製でドアパネルは軽いんだけど、
ハリケーン対策で鋼鉄の補強ビームが4本付いてるからねえ、
君には無理かも知れないねえ」

ガーンドクロ

この家を買うにあたり、毎年ハリケーンが襲来する土地柄、夫は特に防災面にこだわっていたんですよね。実際、海岸に近い家に賃貸で住んでいた時はハリケーンの当たり年で3回も避難しなければならなかったし、その貸家の大家さんみたいに(賃貸物件の他に)夏の家、冬の家、その他の別荘、と何軒も持っているわけではなく、うちの場合、この家が唯一の家であるわけで。

だから50年確率だか100年確率だかの洪水域から外れ、タンパ湾を縦横断する橋が全て通行止めになっても孤立しない地に、最新のハリケーンコード(防災基準)に準拠して建てられた家を買い、私が引っ越してきてすぐにハリケーン用シャッターも用意したのに(既に窓の大きさに合わせた合板は用意していたのですが、夫の留守中に私が一人でそれらを打ちつけるのは無理なので)、

停電時に夫がいなければ家から出られない

なんて、物凄い落とし穴でしたよ、本当に。

いや、徒歩や自転車でサブディビジョン内の散策には出られますけれど、その外に出るには車が必須。ここらでタクシーなんて見たことないし、呼んでもきっと来るまでに1時間とかかかるんじゃないかなあ。ひどい急病や怪我だったら救急車が来てくれるけれど、災害時の避難となったら自分しか頼れないしねえ。昨年度は大体において私の方が夫より早く出勤だったから良かったものの、今年度は逆になる日も多そうだから、

「停電でガレージが開かないので出勤できませ~ん」

なんていうアフォな電話をしなくてもいいように何とかしないと。

ちなみに、夫が帰ってきてからどうやって開けるのか実演してもらったのですが、赤いロープは最初にちょっと引っ張って開閉機とドアの開閉メカニズムの連結を外すのに使うだけで、その後はロープを引っ張るのではなくドア本体を持ち上げてましたあせるちゃんとそう説明しておいて欲しかったなあ。

確かにその方法でいくと、私にも1.8m位の所までは持ち上げられるのですが、それ以上は無理で、結局ドアが落ちてくるので車は出せません。つっかえ棒みたいなモノを用意すれば何とかなりそうですが。

最寄のホームセンターで相談してみたところ、今はバックアップバッテリー付きの開閉機があるそうで、値段も工事費を入れても数百ドル。手が届かないものではないのですが、フロリダの高温下ではバッテリーの寿命が心配なんですよね。うちのガレージはエアコンなしだから、暑い日の日中は摂氏40度近くになるし。バッテリー部分は消耗品なので初期不良以外では保証がなく、メーカーのウェブページを見ても

バッテリーは通常2年程度の寿命ですが、高温では短くなります

としか書いていません。どれくらい短くなるのか知りたいんですが。

1年毎とかに交換ってのも手間とコストが馬鹿にならない気がするし、肝心な時にバッテリー切れだったら意味がないし、それに今の開閉機はまだ5年も使ってなくて、何の問題もないのに交換するのも無駄な気がする。

ということで、近いうちに安定性の良いつっかえ棒を調達する予定。備えあれば憂いなしってことで。
今週末は夫が再度風邪で調子が良くなかったダウンので、二人とも基本的に家の中や周りのことをちょこちょこしていました。

本当は夫の職場の友人達とタイ料理とか、行きつけのナーサリー(子供じゃなくて草木の販売の方)でマンゴーフェスティバルとか、出掛ける予定はあったんですが、タイ料理の方は特に双子の赤ちゃんを連れてくるカップル(しかも共働き)がいたので、風邪をうつしたら大変だってことで自粛。赤ちゃんにちょっとでも症状が出ると保育所で預かってくれないからね~。私も無症状だけど感染してウイルスを撒き散らしているのかも知れないし。

マンゴーフェスティバルは日曜の午後に一人で行こうかと思っていたら、結構な量の雨が降ってきて、テレビのお天気チャンネルのレーダー画面を見たらナーサリーの方も完全に雨雲の下になっていたのでこれもヤメ。

夫はベッドで寝ているのに飽きるとリビングのソファでテレビを見て、それもつまらないとなるとガレージに出て製作途中の棚の塗装をしたり。私の方は洗濯、夫のズボンの裾上げと補修。アウトレットでB級品として格安で買ったら、カーゴポケットと内ポケットの縫製の順番を間違えたらしく、内ポケットの半分がヘンな風に縫い閉じられていて使用不可だったのです。布地も縫製も店で手に取ってチェックした分には全く悪いところが見つからず、なぜB級品なのか不思議だったんだけれど、これで納得。

そして私は先週手に入れたrain barrel の塗装にもチャレンジ。リンク先の写真と同じような真っ青な樽なので、庭の景観に合わせるためには塗装が必要。HOA から注意を受けるのも嫌だしね。

しかしDIY天国?アメリカ、色々と便利なものがあるもので、屋外用のプラスチック製家具向けのスプレーペイントなるものが存在し、それを使えばサンドペーパーで表面を荒らした上に下地塗装をするなどの手間も全く要らないとのこと。Home Depotでそれを見つけ(さすがに色の種類は少なかったですが)、無難に白に近いクリーム色を選んで作業開始。

実は私、スプレー缶を使っての塗装は生まれて初めてクラッカー日本では落書き防止のためとかで、身分証明書とか提示しないと買えなかったりしませんでした?それともそれってうちの地元だけだった?

結論から言いますと、いくら下地準備が要らないと言っても、白で青をカバーするのにはやはりかなりの量の塗料が要りますね。スプレー1本で25 sq. ft.カバーするという表示で、樽の表面はせいぜい15 sq. ft..だから1本で足りるはずだったんですが、結局1本半くらい使いました。それでもやっぱりムラになっていて、刷毛で塗るのとはやっぱり違う。まあでもそこがアーティスティックに見えなくもない?

このrain barrelは55ガロンの容量なのですが、1000 sq. ft.の家で屋根全体に雨樋が設置されている場合、たった1インチの降水で625ガロンビックリマーク溜まるそうです。うちは残念ながら家本体には雨樋がなく、裏庭のスクリーンルームの屋根(これは雨樋あり)からしか雨水を集められないのですが、それでも日々の草木の水やりにはかなり役立つのではないかと密かに期待してます。

コンクリートのタイルで土台を作り、雨樋に繋げる工程は夫の仕事なのでにひひ(もうちゃんとhoney do listに載ってますから)、彼の体調が良くなり次第運用開始かなはてなマーク

今日は午前中、車で30分位の所にある盲導犬わんわん養成所に行って来ました。
以前、ここのオープンハウスに参加した際に、訓練中の犬の敷地内での散歩や、子犬の遊び相手(どちらも色々な人に慣らすため)をする機会があると聞き、ずっと行って見ようと思っていたのが今回実現しました。

散歩と遊び相手のボランティアは9時から11時まで出来るようなのですが、私が着いたのは10時過ぎ。建物の前にはボランティアらしき人々の車がギッシリ停まっていて、ありゃ、遅かったかショック!、という感じ。近付いていくと母子連れがかなりいて、ああ、夏休みだものね、と再確認。こりゃ、多分子犬の方は特に子供連れでいっぱいだろうなと思ったので散歩の方に直行。時間があれば、子犬右矢印散歩という順番で掛け持ちもできるとは聞いていましたが、今日はそんなに時間がなかったし。

初めてのボランティアということで書類に個人情報を書いて署名し、それを持ってケンネルの入り口に行くと、やはり既に犬は全頭散歩に出た、とのことダウン。でも散歩の代わりにブラッシングをさせて貰えるニコニコということなので、ブラッシングの必要な犬を連れて来てくれるのを待っていたところ、

「この子はまだ散歩したがってたから」

黒ラブ女の子を連れてきてくれましたドキドキ多分2~3歳だと思います。

もう既に一度散歩をしているということなので、短めの散歩で、という事以外には何の注意事項もなく(私が初めてのボランティアだということは書類を手渡したのでわかっていると思うのですが)、お散歩しっぽフリフリに出発ビックリマーク

たまに友人、知人、親類などの犬を散歩することはあるのですが、この子はさすが盲導犬候補生、非常にお行儀が良いグッド!

他のボランティアの見よう見まねで敷地内の歩道を歩き出したのですが、きちんと歩道をまっすぐ歩きます。しかも必ず車道側。普通の犬だと、舗装された歩道ではなく脇の芝生の上を歩きたがったり、色々な場所の匂いをかぎたがったりするじゃないですか?私はそういうのを観察するのも好きなんですが、この子は一切そういうのはナシ。

たまに、他の散歩中の犬とすれ違う時に擦り寄って行こうとしたりするけれど、相手の犬についているボランティアの人達はみなリードを引いてさっさと通り過ぎるようにさせているし、実際普段の訓練ではそのように習っているのでしょうから、それを崩すようなことはしちゃいけないってことでしょうね。そういう癖がついちゃうと盲導犬としては役に立たなくなってしまうわけですし。それでも小指一本使うかどうか位の力でごく軽くリードを引いて「さあ行こう」と声をかけるとすぐにちゃんと歩き出しますから偉いものです。

凄いねえ、偉いねえ、と褒めてあげようとして気付いたこと:

この子の名前、聞いていなかったよ汗

仕方ないので"Good girl!"で通してました。ごめんね、名前で呼んであげられなくてあせる

15分くらい敷地内の遊歩道を歩いたら、ちょっと疲れてきたのか歩みが(少しだけだけど)遅くなって、気温も上がってきていたので訓練棟に戻ることに。それでも最後まできちんと普通のペースで歩いているのは偉い。家を出る時はもう物凄くエキサイトして、人を引きずって走っちゃうような勢いなのに、ちょっと歩くと帰り道はダラダラしてこっちが殆ど引っ張らないといけないような犬もいるのに(それもそれでペットとしては可愛いけどね)。

ケンネルに引渡しに行くと、最初とは違う係の女性がいて、犬の名前を聞かれたんですが、もちろん答えられません。

「女の子だと言われただけで、名前は言われなかったんです」

と話したのですが、その女性はちょっと困った顔をして他の人を探しにケンネル内へ。飼い犬みたいに首輪とかにネームタグがついているものと思い込んでいた私もちょっとびっくり。正体不明の犬が発生してしまった?でもこういう施設ならマイクロチップの読み取り機とかあるんじゃないの?いや非営利組織だから意外とそういう毎日必要とされないものにはお金かけられないかも、と思ったり。

そうこうしているうちに最初に対応してくれた女性が出て来て、その人もやっぱりこの子の名前を覚えていなかった様子。やっぱり私が聞き逃したんじゃないわ。結局のところは「デナリ」ちゃんだったらしいですが。

多分この二人の女性もボランティアなんですが、どうやら二番目の女性の方が経験豊富または格上らしく、ちょっと一番目の女性を責めてる感じ。私のリードの持ち方についても、犬を引き渡す時に持ち手の輪になっている部分をいつもどおり手に通していたら、二番目の女性から

「犬が急に引っ張った時などに手首を骨折することがあるので、輪の部分は手に通さず、握るだけにして下さい」

と言われました。これも多分本来なら一番目の人が最初に説明すべきことだったのでしょう。ボランティアするにあたって「事故があった時には自己責任で処理します」という文書に署名はしたけれど、確かにそういう事故は発生しないに越したことはないわけで。

でもねえ、普段は私はやっぱり輪は手に通す派ですよ。グレイハウンドとかローデシアンリッジバックとか、ラブより大きい犬でも。だって犬がそんなに急にリードを引っ張るってことは、きっと犬はかなりパニックってるんだろうし、そういう状態で起き得る様々な悪いアクシデントドクロを想定すると、私の手首の骨折なんて安いもの。他人様に怪我でもさせた日には叫びですわ。

でもやっぱりわんわんはイイ!癒されますね。飼いたいなあ。